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遠山郷ゆったりくるま旅 (拡大地図を表示)
 このくるま旅の記録は、オートキャンパー誌の日本列島くるり旅日記に投稿して、2018年10月号に掲載された記事に、文章や写真などを追加して作成したものです。

 さて、今回は「遠山郷ゆったりくるま旅」。
環境省の「平成の名水百選」に選定されている遠山郷の龍淵寺に湧き出る観音霊水を頂くためにくるま旅に出た。2012年に初めて遠山郷を訪問して観音霊水を知り、その味の良さとミネラル成分量の多さが気に入って常飲するようになった。

 遠山郷を訪問するのは18回目。何度も行っていると代わり映えのないくるま旅になってしまうので、できるだけテーマを設けている。今回はテーマを「ゆったり旅」として、南信州を楽しんできた。時間も気分もゆったりと旅していると、行く先々で人との触れ合いが増え、人の温かさを感じる機会も多くなり、思い出に深く残るくるま旅になった。
 
□2018.4.22(日)□  【初めて入るかじかの湯】
 昼食のおにぎりと夕食の惣菜を用意して、自宅を10時45分に出発。いつものように夫婦二人旅。まずは妻の学生時代の親友宅に向かう。利用する国道155号から少し入ったところにあるので、たまに寄り道をして親交を温めている。昼頃に到着したので、親友ご夫婦と一緒に昼食を摂りながら談笑。私たちの昼食は迷惑を掛けないように持って来たおにぎり。話は尽きないけれど1時間くらいで親友宅を後にする。
白樺高原キャンプ場
白樺高原キャンプ場
 国道155号に戻り北上。道の駅・どんぐりの里いなぶで休憩。このくるま旅の最終日にはここで車中泊した。

 この先、根羽村から長野県道46号に入る。売木峠を越えて白樺高原キャンプ場の前を通過し国道418号へ。国道418号と国道151号がT字路で交わる手前にある道の駅・信州新野千石平で休憩。

 かじかの湯へ向かう。国道151号を北上。門原川に架かる大きなアーチ橋・門原大橋を渡ると案内看板がある。案内に従い左折して3分くらいか。16時に阿南温泉・かじかの湯に到着。温泉博士を利用しての入浴。内湯は県内最大規模を誇っている。広くはないが露天風呂もある。ゆったり旅なので1時間半くらいのんびりと過ごす。
かじかの湯
かじかの湯
 国道151号に戻り北上する。16分で道の駅・信濃路下條に到着。ここで車中泊だ。お城のような建物が特徴的で「そばの城」と呼ばれている。ここには夜間でも利用できる畳敷きの休憩室があるので、自転車やバイクで旅する人には都合が良さそう。

 夕食は持ってきた焼きそばとめかじきの照り焼きなど。電子レンジでチンして食べる。私たちのくるま旅では電子レンジは必需品。料理は冷たいものより暖かい方が美味しいからね。
 
道の駅・信濃路下條
道の駅・信濃路下條
□2018.4.23(月)□  【絶品桜まんじゅう】
 炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。周辺を朝の散歩。9時にそばの城が開いたので店内へ。「お安くなってますよ」と男性スタッフ。40円引きになった野沢菜昆布漬けが冷蔵ショーケースの中に置かれている。「これ要冷蔵なの」と妻が聞くと、冷蔵装置が壊れてしまったので陳列棚として使用しているとのこと。つまり常温保存。
午羊会の観光バス
午羊会の観光バス
店内をひと回りしてから一個購入して外へ出た。すると先ほどの男性スタッフが観光バスを出迎えるために到着を待っていた。来客看板には「**丑羊会」と書かれている。どのようなグループなんだろう。丑寅会とか馬羊会なら、干支つながりで同期の会なんだろうけれど。すぐに観光バスが到着。降りてきたお客さんはみなさん熟年の方々。一人が男性スタッフと話をしている。来客看板の名称が違っているようだ。本当は「**午羊会」。やっぱりね。「プリントが間違っている」と男性スタッフ。プリント作成時の読み間違えと誤変換かな。午(うま)を牛と読んで入力、変換したら丑と出てきてそのまま確定したのかな。
 そばの城の隣に地場産品を販売する「うまいもの館」がある。そちらの店もひと回り。野沢菜昆布漬けをもう一つ追加購入しようと元の店に戻った。すると先ほどの男性スタッフが私たちを手招きしている。「多めに作ってあるのでどうぞ」とお椀に入ったそばを勧めてくれた。観光バスのお客さんへの試食サービスで用意したものだ。美味しくいただきました。
 9時40分に出発。国道151号を南下。つまり、昨日の道を戻る方向。門原大橋を渡り4kmくらい。早稲田の交差点から長野県道244号から県道1号へ。その先、国道418号。1時間で道の駅・遠山郷に到着。そのまま前を通過して3分で目的の龍淵寺に到着する。 長野県道1号・羽衣崎橋
長野県道1号
羽衣崎橋
平岡ダム湖・羽衣崎橋より
平岡ダム湖
羽衣崎橋より
観音霊水・水汲み場
観音霊水・水汲み場
  短歌 by EMI
  龍淵寺 山の湧き水 体にしみる いつもの笑顔 和尚さんと

 さっそく観音霊水を給水。給水が終わった頃に多くの人たちと和尚さんが駐車場の方に出て来られた。和尚さんはマイクロバスで帰られる人たちを見送ってから私たちのところへ。話し好きの和尚さん。いつものように色々な話をさせてもらった。

 その中で饅頭の話が出た。龍淵寺の坂を上がった右側に「ふじ姫饅頭」店がある。そこで今年から季節限定で発売した「桜まんじゅう」が絶品とのこと。お参りも済ませ帰りにお店に寄ったところ、全ての饅頭が売り切れ。12時ではやっぱり遅かった。それでもいつものようにお茶とお漬物で接待してくれる。明日取りに来るからと桜まんじゅうを予約して道の駅へ戻る。
龍淵寺・和尚さんと
龍淵寺・和尚さんと
 途中にあるヨシマルヤストアで冷蔵庫に入れるブロック氷を買おうと思ったが営業していない。車中泊時は冷蔵庫の作動音が気になるので電源をオフにして、氷での冷却に頼っている。困ったな。

 道の駅へ到着し、まずは車中昼食。そして昼寝を30分。それから道の駅の観光案内所・アンバマイ館へご挨拶。ちなみにアンバマイは、この地方の方言「アンバマイカ・遊ぼうよ」から。顔なじみの男性スタッフに氷のことを聞くと、ヨシマルヤストアは月曜休み。マルモ商店で売っているかもとのこと。以前にポテトサラダを買っているので場所は知っている。道の駅からは遠山川を挟んだ反対側だ。道が狭いので散歩がてら行くことに。歩いて5分くらいか。
奥の建屋がアンバマイ館
奥の建屋が
アンバマイ館
川風の中を泳ぐ鯉のぼり
川風の中を泳ぐ
鯉のぼり
 この時期の遠山川には40匹くらいの鯉のぼりが川風の中を気持ちよさそうに泳いでいる。日差しが強いので川風が心地よい。マルモ商店は橋を渡ってすぐ。でも残念、氷は売っていなかった。お店の女性が「あそこなら売ってるよね」と居合わせた馴染み客と確認しあい、酒屋の福島屋商店を教えてくれた。教わった道を行くとその店は秋葉街道沿いにあり、1.7kgのブロック氷を置いていた。
 ここから持って帰ると重いし、少し解けちゃうかも。私が道の駅まで行きアズサで戻って来ることにした。妻が待つ間、お店の女性が話し相手になってくれて、おまけに「今日は暑いから熱中症ならないように」とジュースまでご馳走してくれた。アズサで戻って来た私にもジュースを出してくれようとするので流石にそれは遠慮した。氷を買って道の駅に戻る。

  短歌 by EMI
  道の駅 山せまりくる 遠山郷の 人みなやさし アンバマイ館
 道の駅には温泉保養施設・かぐらの湯が併設され郷土料理も味わうことができる。入浴にはまだ早いので足湯でのんびりしよう。足を浸しながら文庫本を読んでいると、駐車場の隅でロードレーサーを解体してクルマに積んでいた男性がやって来た。「どこまで行ってきたの」と声を掛けた。「しらびそまで」。標高1900mの高原だ。ここから距離にして35kmくらい、標高差は1500mくらいか。行く途中であまりのきつさに「何でこんな偉いこと(方言・疲れること)してるんだろ」と思いながらペダルを漕いでいたらしい。妻が「すごいね」と感心しながら「観音霊水、飲む」と聞いている。男性は知らないようで、少し説明して「美味しいから」と言って2リットルのペットボトルをプレゼントしていた。豊橋市で理容店をしているとのこと。しばらく足湯に浸かって談笑している間に足も休まったようで帰って行った。 左が足湯・右がアンバマイ館
左が足湯
右がアンバマイ館
遠山郷案内看板
遠山郷案内看板
かぐらの湯
かぐらの湯
 私たちもそろそろ行こうかとかぐらの湯へ。ここも温泉博士を利用しての入浴。この温泉は山間の地としては珍しい塩化物泉で、飲泉することもできる。飲むと確かに塩味がする。夕食は施設内の食事処・味ゆ〜楽へ。妻はざるそばと五平餅のセット、私は名物の山賊焼きにお決まりのビール。風呂上がりの一杯は実に美味い。
ざるそばと五平餅のセット
ざるそばと
五平餅のセット
山賊焼き
山賊焼き
 
   
□2018.4.24(火)□  【山賊焼きは名物?】
 炊飯、朝食、おにぎりも作り終えていつでも出発できるが、ゆったり旅なのでのんびり過ごし午後出発の予定。まずは足湯へ。ぴちゃぴちゃと足を浸していると少し離れたところで車中泊していたご夫婦がやって来た。春日部から来ていて、道の駅連絡会の「道の駅スタンプラリー」で全国制覇に挑戦しているとのこと。全国9ブロックの内、北海道と九州・沖縄を含む5ブロックは既に制覇しているらしい。ご主人とくるま旅の情報交換をしていると奥さんが「これどうぞ」と乳酸飲料(ヤクルト)を持ってきてくれた。美味しくいただく。
 気が付くと結構時間が経っていた。予約しておいた桜まんじゅうを取りにいかなくては。ご夫婦と別れてふじ姫饅頭店へ。やっと桜まんじゅうが買えた。店の女性が「クルマで食べて」とそば饅頭とよもぎ饅頭を手渡してくれた。特別な計らいがとても嬉しかった。

 龍淵寺に寄り、昨日入れ忘れたアズサの浄水タンク・10リットルと空になった2リットルのペットボトル2本に観音霊水を給水した。昨日給水した分を含め合計で140リットルになった。
上が桜まんじゅう・下の左がそば饅頭・右がよもぎ饅頭
上が桜まんじゅう
下の左がそば饅頭
右がよもぎ饅頭 
 今日も和尚さんとお話をすることが出来た。作務衣姿で何やら作業をしていたその手を休めてわざわざ私たちのところへ来てくれた。夕食で山賊焼きを食べたことを話すと、「うん?」と言うような顔をされている。山賊焼きは鶏肉を醤油たれに漬け、片栗粉をまぶして揚げたもの。信州の名物と聞いていると説明するも、「知らない」との返事。今度は私が「うん?」となったが「そうですか」と言うことでこの話はこれで終了。これから向かう昼神温泉の花桃などの話に移った。帰宅後ネットで山賊焼きを調べてみたら、「長野県中信地方(塩尻市・松本市等)の郷土料理として広まった」とウイキペディアに書かれていた。観光客は信州の名物と思っていても、南信地方の遠山郷に元もと住んでいる人は知らなくて当然なのかもしれないね。

 和尚さんは作業を中断されているので、長話しは迷惑と思いお礼を言って道の駅に戻る。先ほどのご夫婦に桜まんじゅうを食べてもらおうと思ったが、道の駅に戻った時には既に出発していた。

 昼まで妻は読書、私はPCで旅の記録作成。おにぎりで車中昼食。そして昼寝を30分。13時40分に出発。ヨシマルヤストアに寄り夕食の惣菜を購入した。道の駅・信州新野千石平まで戻る。到着と同時に雨が降り出した。店内を散策。国道418号を東へ。ここから30分足らずで車中泊予定の道の駅・信州平谷。その途中にうるぎふるさと館がある。ここに寄りゆず果汁と乾燥コーンを購入。国道418号から国道153号に入り1分足らず。
道の駅・信州平谷
道の駅・信州平谷
15時34分に信州平谷に到着した。まずはのんびりとお饅頭でおやつタイム。17時過ぎに併設する信州平谷温泉・ひまわりの湯へ。信州物味湯産手形を利用して入浴。広々とした露天風呂があるが生憎の雨。内湯だけを楽しんだ。売店で杏子のドライフルーツと栗ようかんを妻が見つけ美味しそうと購入。アズサに戻りおでんと買ってきた惣菜で夕食。
 
□2018.4.25(水)□  【5000本の花桃】
 雨が降り続いている。雨天は炊飯しにくいので、パックご飯をチンして朝食にした。併設する農産物直売場・ひまわり市場で椎茸やとちの実煎餅などを購入。9時50分に出発。国道153号を北上して昼神温泉に向かう。例年なら時期的に花桃を楽しむことが出来るが、今年は開花が早く散り終わりらしい。出発して間もなく雨も止み薄日が差し始めた。昼神温泉には信州物味湯産手形が利用できる温泉施設が沢山ある。ここで朝風呂ではなく昼前風呂を楽しむつもり。国道153号から国道256号に入る。出発してから27分で昼神朝市広場の駐車場に到着した。
 広場では朝市が毎日開催されているが、8時までなので既に終了している。でも少し離れた昼神グランドホテル天心の道路わきの「トマト屋佐藤」は営業していた。前に来た時にかぶらとトマトを購入している。ここのかぶらは生のままスライスして塩をさらっと掛けただけで美味しくいただける。トマトも屋号にトマトと付けているほどなのでとても美味しい。今回もかぶらとトマトを購入した。 トマト屋佐藤
トマト屋佐藤
日長庵・桂月・露天風呂
日長庵・桂月
露天風呂
 入浴は日長庵・桂月。11時から信州物味湯産手形が利用できる。桂月の駐車場に移動。ここは日帰り温泉の営業はしていない。入浴できるのは宿泊客と信州物味湯産手形利用者のみだ。総高野槇造りの湯船にのんびりと浸かって贅沢気分を満喫した。ここで耳寄りな情報を入手。月川(げっせん)温泉郷なら花桃は見頃とのこと。午後から行ってみようかな。
 まずは昼神朝市広場の駐車場に戻り車中昼食。今朝は炊飯していないので昼食は予備食だ。つまりパンとカップ麺。パンもそろそろ食べないと味が落ちてしまうので丁度良い。昼食後の昼寝を30分してから、月川温泉郷へ出発。その前にファミリーマート・信州昼神店で夕食の弁当を購入した。今日予定している走行ルート周辺には食品スーパーもコンビニも無かったような気がしている。買えるところで買っておかないと安心できないから。
 月川温泉郷まで20分足らず。国道256号から長野県道89号へ。中央自動車道の園原IC入口を通過して14時に到着した。午前中が雨だったわりには花見客が多い。花桃まつりの出店エリア近くの駐車場はほぼ満車だった。花桃は情報通り今が見頃。月川温泉郷内には5000本の花桃が植樹されている。どちらを見ても満開の花桃だらけ。本谷川沿いの土手道をのんびりと散策。出店エリアに戻りソフトクリームを食べながら休憩。帰りしなに交通整理をしている男性スタッフと話ができた。午前中に雨が降っていたので、今日の人出はいつもの半分くらいとのこと。それと駐車場のスタッフも返してしまい、駐車料金を徴収できなくて今日は無料になったと言っていた。妻が「ラッキー」と言うと「そうですね」と笑っていた。 長野県道89号より
長野県道89号より
月川温泉郷・花桃まつり会場
月川温泉郷
花桃まつり会場
月川温泉郷の花桃
月川温泉郷の花桃
月川温泉郷・花桃の里
月川温泉郷・花桃の里
花桃まつり駐車場
花桃まつり駐車場
本谷川沿いの土手道
本谷川沿いの土手道
昼神温泉郷
昼神温泉郷
 15時10分に出発。昼神温泉へ戻る。リフレッシュinひるがみの森へ。全長80メートルのスライダーも設置した全天候型室内温水プールを備える宿泊施設。日帰り温泉も営業していて信州物味湯産手形を利用できる。日本庭園風の露天風呂もありのんびりと寛げた。
どんぐりの里いなぶ
どんぐりの里いなぶ
 16時45分に出発。車中泊予定の道の駅・どんぐりの里いなぶへ向かう。そろそろガソリンが心もとなくなってきた。国道153号のこの区間はGSが少ないが、道の駅・信州平谷まで行けばGSが2軒ある。ところが2軒とも水曜定休日だった。まさか水曜日休みとは思ってもみなかった。困ったな。道の駅のスタッフに相談すると、この先の根羽村にあるとのこと。10kmくらいか。国道153号の連続した下り勾配が気持ちを楽にさせる。省エネ運転ができるからね。無事到着し給油することが出来た。

 17時40分に道の駅・どんぐりの里いなぶへ到着。食品スーパーもコンビニもやっぱり無かった。店は17時で終了。弁当を買っておいて良かった。その弁当で最後の車中夕食。

 
ツバメの巣
ツバメの巣
□2018.4.26(木)□  【食品を調達】
 今日は炊飯ができた。朝食そしておにぎりを用意する。このおにぎりは自宅到着後の昼食だ。ここから自宅までは2時間ちょっと。昨日帰ってもそれほど遅い時間にはならなかった。でも、一泊して翌日の昼間に帰った方が体も気分も楽なような気がしている。

 お店は9時からだけれど、表に面したカウンターで焼きながら販売している名物の栗どら焼きはすでに焼き上がり9時前から販売していた。その栗どら焼きを購入して9時に出発。自宅に向かう。途中で豊田市内のスーパー・やまのぶに寄り野菜などの食料品を購入。妻の希望だ。新鮮野菜を値打ちに販売しているので、こちらに来たときにはよく利用している。くるま旅に出る前に減らした冷蔵庫の食品をこれで充分に補えるね。

 12時前に自宅へ到着。まずはおにぎりで昼食。昼寝をしてから荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。

 
 
 
 
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