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能登から一乗谷へのくるま旅 (拡大地図を表示)
 さて、今回は「能登から一乗谷へのくるま旅」。
きっかけは、別になし。何気にくるま旅に出たくなったから。

 だからと言って、闇雲に出発する訳にはいかない。ここでいつもの温泉博士。5月号を見ると、能登半島の付け根付近に温泉手形を利用できる施設が多く集まっていた。周辺には訪問したことがない道の駅も多くある。ダムカードを配布しているダムも結構あった。などなどで能登半島方面へ行くことに決定。

 2011年末に能登半島を一周している。くるま旅の詳細の「能登半島一周(冬の日本海)と兼六園」で紹介しています。そのとき道の駅・のとじまで車中泊しながら、遅く着いて翌日は定休日だったので記念スタンプを押せなかった。その道の駅・のとじままでは行ってみよう。途中にはその後に新設された道の駅もある。そこにも寄ろう。能登からの帰りに前々から観光したかった一乗谷朝倉氏遺跡を観光することにした。

 それともう一つ。折しも能登半島を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「まれ」が3月30日から始まった。それに関連した観光でもできるかなと思った。でも思惑は外れ、このくるま旅ではポスターを見かけただけだった。

 このくるま旅で新たに記念スタンプを押すことができた道の駅は20施設です。訪問順に、半布里の郷とみか、清流白川クオーレの里、明宝、パスカル清見、たいら、井波、庄川、砺波、福光、万葉の里高岡、織姫の里なかのと、のとじま、倶利伽羅源平の里、メルヘンおやべ、しらやまさん、瀬女、こまつ木場潟、一乗谷あさくら水の駅、西山公園、越前です。

 入浴した温泉は訪問順に、飛騨金山温泉・道の温泉駅かれん、ラ・セリオール、志賀千古温泉・アクアパーク シ・オン、西圓寺温泉・三草二木西圓寺、甲楽城温泉・河野シーサイド温泉ゆうばえ、天然の湯・海津温泉です。

 ダムカードを入手できたダムは訪問順に、和田川ダム、子撫川ダム、手取川ダム、大日川ダムです。
 

□2015.4.17(金)□   【360度が山やま山】
 自宅を10時07分に出発。天候は晴れ。道の駅・半布里の郷とみか(はにゅうりのさととみか)へ向かう。昼食のおにぎりと夕食の惣菜は妻が用意した。これで今日の食事の心配は不要。

 名古屋市内を抜け国道41号を行く。12時に岐阜県に入る。木曽川に架かる中農大橋を渡り少し先を左折して地方道へ。これは国道418号への近道か。

 国道418号沿いにある道の駅・半布里の郷とみかへ12時16分に到着。農産物直売所で好物のわさび菜を見つけた。即購入。屋外のテントの下では木製テーブルに鉢物を並べて販売していた。アズサに戻り車中昼食。そしていつもの昼寝を20分。
道の駅・半布里の郷とみか
半布里の郷とみか
道の駅・半布里の郷とみか・テント販売
テント販売
飛騨川・天心白菊の塔の近く
飛騨川
天心白菊の塔の近く
 13時31分に出発。道の駅・清流白川クオーレの里へ向かう。国道418号を戻り、国道41号へ。この先、国道41号は飛騨川に沿って北上する。13時51分に道の駅・ロックガーデンひちそう。ここは通過。

 14時に天心白菊の塔。飛騨川バス転落事故で亡くなられた方々の御魂を祀る慰霊の塔。

 2012年の桜めぐりのくるま旅の時は知らずにここを通過してしまった。今度ここを通るときには必ず寄ろうと決めていた。慰霊碑に手を合わせて鎮魂を祈りました。

 (桜めぐりのくるま旅の詳細の記事の一部をここに転載します。豪雨に伴う土砂崩れにより、観光バス2台が押し流されて飛騨川に転落し、多くの方々が亡くなった。御魂を祀る慰霊の塔。帰宅後に調べてみた。ウィキペディアに飛騨川バス転落事故として詳しく載っていた。自然の恐ろしさを侮ってはいけないと再認識しました。ハンドルを握る者として、一度読まれることをお勧めします。)

 この先の白川口の信号交差点を右折。岐阜県道62号・白川街道に入る。14時15分に道の駅・清流白川クオーレの里へ到着。ここはコテージやキャンプ場などのアウトドアエリアの総合受付が主な機能のようだ。

 HPによると「これまでの通過型の「道の駅」とは異なり、目的地である当施設は・・・」と書かれている。つまり、目的地である当施設とはアウトドアエリアのことなのでシーズン前のこの時期、お客は私達だけなのは納得できる。
天心白菊の塔
天心白菊の塔
道の駅・清流白川クオーレの里
清流白川クオーレの里

案内看板
14時23分に出発。道の駅・飛騨金山ぬく森の里温泉へ向かう。飛騨金山温泉・道の温泉駅かれんを併設している。ここに入浴予定。白川街道を戻り国道42号から国道256号へ。14時48分に到着。早速に温泉へ。2度目の利用。前回は桜めぐりのくるま旅のとき。ここで車中泊をしている。今回は温泉博士を利用して無料入浴。

 浴室は2階。広くは無いが露天風呂もある。施設の裏を流れるのは馬瀬川。露天風呂から眺められるが、湯に浸りながらは無理。入浴を終えてアズサへ。
道の駅・飛騨金山ぬく森の里温泉
道の駅・飛騨金山
ぬく森の里温泉
  今日は行けるところまで行って車中泊する予定。15時54分に出発。まずは道の駅・明宝へ向かう。国道256号を北上。堀越峠を越え、そしてつづら折りの道を下ると郡上市街。郡上おどりで有名な郡上八幡だ。信号交差点を右折して八幡大橋を渡り、国道472号・飛騨せせらぎ街道に入る。ここから14分くらい。16時51分に道の駅・明宝へ到着。
道の駅・明宝
道の駅・明宝
 工事業者が入って店内改築中。既に閉店していた。でも工事業者が出入りするので店内に入ることはできた。営業時間は18時までのはず。そのことを女性スタッフに聞くと「入口に張り紙がしてあるでしょ」とつっけんどんな返事。「あっ、そう」と心の中でつぶやいて、今度は店内を掃除していた男性スタッフにスタンプの場所を聞いた。親切に教えてくれ、無事に記念スタンプを押すことができた。

 駐車場に騎乗した武将の銅像が据えられている。銘板には名馬磨墨(するすみ)之像と書かれている。そして小さく騎馬像梶原源太景季(かげすえ)公と添えられている。つまり馬がメイン、武者がサブなのだ。

 帰宅後に調べてみた。磨墨は梶原景季が源頼朝から賜った名馬。その磨墨の故郷が明宝の地らしい。
名馬磨墨之像・騎乗は梶原源太景季公
名馬磨墨之像
騎乗・梶原源太景季公
 宇治川の戦い(源頼朝の命を受けた義経軍VS源義仲(別名:木曽義仲)軍)で、梶原景季が騎乗の磨墨と、佐々木高綱が騎乗の生食(いけづき)の先陣争いのエピソードが有名。結果は、馬の腹帯が緩んでいると騙され下馬したことにより出遅れ、渡河一番乗りを生食に許してしまった。
 17時02分に出発。国道472号を北上し道の駅・パスカル清見へ向かう。15分で到着。周辺に雪が残っている。売店ではサラダドレシングやパスタ用のトマトソースなど瓶詰め製品が多く並んでいる。

 17時32分に出発。道の駅・ななもり清見へ向かう。少し行くと国道257号と重複区間に入る。さらに国道257号を道なりに走行して行くと自然に岐阜県道73号・飛騨せせらぎ街道へ入って行く。

 国道257号との分岐はT字路。県道が直進、国道が左折。ただし、左折して5分も行けば未開通区間になる。国道257号は分断国道なのだ。

 飛騨せせらぎ街道を北上。両側に残雪の景色が続く。国道158号にぶつかり左折してすぐ。18時11分に道の駅・ななもり清見へ到着。すでに閉店している。

 ここを訪問するのは2度目なので記念スタンプは入手済。道の駅の前の信号交差点が高山清見道路の高山西ICの入口。ここで車中泊しようかと思った。でも夕食は用意して来ているのであとは食べるだけ。夕食にはまだ早い。少しでも先へ進むことにした。
道の駅・パスカル清見
道の駅・パスカル清見
岐阜県道73号・飛騨せせらぎ街道
飛騨せせらぎ街道
道の駅・ななもり清見
道の駅・ななもり清見
飛騨白川PA
飛騨白川PA
 高山清見道路から東海北陸自動車道で五箇山IC、道の駅・上平へ行く予定。この先の飛騨河合PAか飛騨白川PAのどちらかで車中泊できそうだ。時間的には道の駅・上平までも行けそう。ここは5年前に訪問している。野麦峠と絶景富士山のくるま旅。でもほとんど記憶に残っていない。車中泊に不適かもしれないので、やっぱりPA泊にしよう。

 18時22分に出発。18時30分に飛騨清見ICから東海北陸自動車道に入った。トンネルの連続。トンネルから出たと思ったらすぐに次のトンネルに入る。飛騨河合PAはそんなトンネルのすき間にあった。PAの敷地だけが平地。それ以外の360度が山やま山。閉じ込められているような気分になる。ここは駄目だ。先へ行こう。

 18時51分に飛騨白川PAへ到着。駐車エリア周辺に駐車場を除雪した雪が高く積まれている。でも飛騨河合PAと比べれば随分と開放感がある。ここで車中泊。着いた時に乗用車が1台停まっていたが知らないうちにいなくなった。19時20分に用意してきた惣菜で車中夕食。
22時10分に就寝。
飛騨白川PA
飛騨白川PA
上の写真と同じ場所

□2015.4.18(土)□   【あっ、財布がない】
 朝方はかなり冷え込んだ。車内で4℃。除雪した雪の山が隣にあるのだからこれも仕方ない。6時20分に起床。天候は晴れ。炊飯をして車中朝食。昼食のおにぎりも用意する。

 9時に出発。五箇山ICを9時10分に出る。通行料金はETCで860円。国道156号で来た方向に戻る。国道沿いに山門に特徴がある寺院。道の駅・上平のすぐ手前。大きな石柱に行徳寺と彫られている。帰りに寄ってみよう。

 9時14分に道の駅・上平ささら館へ到着。ここは境川ダムの情報収集のために立ち寄った。観光案内所へ。女性スタッフが教えてくれた。ダムへの市道は雪で閉鎖中。昨日から除雪のクルマが入ったところらしい。残念。
道の駅・上平ささら館
道の駅・上平ささら館
道の駅・上平ささら館
道の駅・上平ささら館
角淵山・行徳寺・鐘楼門
 角淵山・行徳寺
鐘楼門
 9時33分に出発。国道156号をIターン。道の駅・たいらへ向かう。その前に近くの行徳寺へ。駐車場もある。特徴的な山門は茅葺屋根の2階建。山門と鐘楼堂を兼ねた鐘楼門だ。

 蓮如上人の弟子の赤尾道宗が開基したと説明パネルに書かれていた。開基とは寺院を創建するにあたり資金援助した人のことで、寺院を創建した僧は開山と称することが多い。しかし浄土真宗では親鸞上人を開山と称しているので、寺院を創建した僧は開基としている。

 山門をくぐり境内へ。正面に立派な本堂。軒下には山号・角淵山が掲げられている。そして賽銭箱のところに立て札。「観光寺院ではありません。浄土真宗の寺院です。お静かにお参りください。」とあった。右隣に合掌切妻造りの庫裏。そのほか境内には道宗遺徳館がある。有料だったのでここはパスしてアズサに戻る。

 この時は知らなかったが、すぐ隣に現存する合掌作りでは最大級の岩瀬家住宅があった。300年前に建てられたもので国の重要文化財。現在も居住しているが見学することができる。ここも有料。でも知っていればぜひ見学したかった。

 出発してすぐのところで境川ダム管理事務所の看板を見かけた。ひょっとしてダムカードが置いてあるのではと思い、立ち寄った。アズサを駐車場に止めたら男性スタッフが事務所から出てきてくれた。ダムカードは駄目だった。

 ダムカードの配布は桂湖ビジターセンター。境川ダムからさらにダム湖・桂湖沿いに10分くらい行った先。行けるのは5月中旬くらいかなと教えてくれた。これを書きながら調べたら、通行可能になったのは5月29日だった。今年は雪が多かったからね。
角淵山・行徳寺・本堂
行徳寺・本堂
角淵山・行徳寺・説明パネル
行徳寺・説明パネル
境川ダム管理事務所
境川ダム管理事務所
 9時48分に出発。国道156号を北上。3分で世界遺産・菅沼合掌造り集落の駐車場。野麦峠と絶景富士山のくるま旅で観光しているので通過。

 国道304号の入口付近のGSで給油。さすが人口過疎地域。高かった。満タンは止めて15リッターにした。その内にもっと安いGSもあるだろう。

 10時9分に道の駅・たいら和紙の里へ到着。和紙の里と言うだけあって色々な種類の和紙やそれを使った工芸品などを多数販売している。

 和紙を巻いたモダンなペン立てを購入した。でもペン立てはちょっと失敗だった。帰宅後にペン立ての内側を触ったら塗装か接着剤がまだべたついている。気付いていれば買わなかったな。いつまで経ってもべたつきが収まらない。いまでも少しべたついている。

 この近くに湧水・中江の霊水があるらしい。目に付くような所にあれば給水しようと思ったが、見つからなかった。道の駅で聞けば分かったかもしれないが、そうまでして給水する必要はないのでアズサに戻る。 
道の駅・たいら和紙の里
たいら和紙の里
道の駅・たいら和紙の里にて
たいら和紙の里にて
道の駅・たいら和紙の里・ペン立て
和紙のペン立て
道の駅・利賀・小牧ダムの先を大回り
小牧ダムの先を大回り
 10時34分に出発。道の駅・利賀(とが)に向かう。この道の駅はなかなか行きづらいところにある。酷道あるいは開かずの国道とも言われている国道471号沿いなのだ。

 いま走行している国道156号から国道471号に入れば8km程度なので行きやすい。問題は能登とは反対方向へ南下しなければならないこと。でもこの機会なので行くことにした。

 国道156号は庄川に沿って北上する。白川郷から下流のこの辺りは庄川峡とも言われ庄川が作りだす深い渓谷が美しい。利賀川との合流地点を過ぎると南砺市から砺波市に入る。ここから先が庄川峡県定公園の指定地域。この先に小牧ダムがあり、ダム湖に遊覧船も運航している。

 対岸に国道471号が走っているが川を渡るすべがなく、小牧ダムの先を大回りしなければならない。10時55分に小牧トンネルの手前を右折して国道471号へ入る。酷道と聞いていたが、この辺りはさほどではない。

 上り続けること14分で道の駅・利賀に到着。クルマは1台も停まっていない。人影もない。「やすみ・・・かな?」がっかり。でも入口に「ただいま営業中です」の看板。「よかった」。アズサを停めて店へ。入口のガラス戸の下方に臨時休業の張り紙。二重にがっかり。

 張り紙にはその先が書かれている。「スタンプは正面向かって右側の電話ボックスにあります」。「よかった」。来にくいところだから、よく考えていてくれる。電話ボックスはあった。でも中にスタンプは無かった。三重にがっかり。入口のガラス戸の中をよく覗いて見ると、テーブルの上にスタンプが置いてあった。見えていて押せない。本当に残念だった。その残念な気持ちをメモ紙に書いて、臨時休業の張り紙の隣に張り付けてきました。
庄川峡遊覧船乗り場
庄川峡遊覧船乗り場
小牧ダム・重力式コンクリートダム
小牧ダム
道の駅・利賀
道の駅・利賀
 11時26分に出発。国道471号をIターン。道の駅・井波へ向かう。国道156号に出て、小牧トンネルを抜ける。ナビの案内で市道に入る。11時43分に到着した。

 駐車場には大きな木彫りの七福神が並んでいる。高さは4mくらいかな。木彫りの里・創遊館へ。物産展示即売コーナー・なんと楽市には土産の菓子類の他に多くの木製品が並んでいる。木のスプーンを3本購入。茶碗蒸しを食べるのに丁度良い大きさだ。
道の駅・井波にて・木彫りの七福神
道の駅・井波にて
木彫りの七福神
道の駅・庄川・七福神の宝船
道の駅・庄川
七福神の宝船
 12時4分に出発。4分で道の駅・庄川に到着。ここにも入口横に七福神。こちらは石のレリーフ。宝船に乗っている。砺波市は七福神と何か関連でも有るのだろうか。

 店内へ。ゆず製品が多くある。柚子が特産なのだ。でも妻が買ったのは何故か白えびおかきと割れおかき。ここは公衆無線LANが利用できる。でもiPadは接続できなかった。売店奥の総合案内所で聞くと、コンセントが抜けていることがあるのでと確認してくれた。装置は正常に作動しているようだ。そこにソフトバンクのお父さん・カイ君のパネルがあった。ここはフリースポットではなくソフトバンクWiFiスポットだった。これは会員登録と会費が必要。

 でもiPadをソフトバンクショップやアップルショップから購入して手続きをすると2年間は無料で利用できる。登録してまだ2年は経っていない。原因不明だ。

 ネットで和田川ダムの情報を得ようと思っていた。先程の総合案内所へ。ここで和田川ダムの情報を聞いてみよう。親切に教えてくれた。雪の心配は全くないようだ。Yahoo地図を印刷してくれ、おまけに和田川ダム管理事務所の電話番号まで調べてくれた。アズサに戻り車中昼食。気持ちがせくのでいつもの昼寝は止めて和田川ダムへ向かう。      
道の駅・庄川
道の駅・庄川
道の駅・庄川・砺波観光エリアマップ
砺波観光エリアマップ
 13時12分に出発。19分で到着した。大きな駐車場があった。通り過ぎてその先へ。クルマを停められそうな所はあったが狭かった。やっぱり先ほどの駐車場に戻って駐車した。駐車場の端に渋いこげ茶色の小屋が立っている。増山陣屋の看板。トイレと休憩所のようだ。まず和田川ダム管理事務所へ向かう。

 堤高・堤頂長:21m・137mの小さな重力式コンクリートダム。ダムカードには「ダム湖は複雑な形状を成しており、龍が泳いでいるようにも見えます」と書かれている。道の駅で印刷してもらった地図で、ダム湖・増山湖をよくよく見ると、まさに龍が泳いでいました。このページの拡大地図で、エメラルドグリーンのポイント付近を拡大すると見ることができます。一度お試しを。

 アズサへ戻る。その前に増山陣屋へ。休憩所には増山城址の説明パネルの掲示やリーフレット類が置かれている。ここに寄るまで増山城址のことは全く知らなかった。「ようこそ増山城へ」と書かれた砺波南部小学校・平成26年度6年生がまとめた資料パネルもあった。

 その右に増山城・戦国祭りのポスター。よく見ると開催日は2013年10月27日。古いなー。帰宅後に増山城址を調べていたら、その日が増山陣屋のオープン日と分かりました。古くても記念に飾ってあるのかな。でも「この日にオープンしました」などの添え書きがないと、「なんだこりゃ。古過ぎ!」になるよね。リーフレット類もきれいに揃えられ掃除もキチンとされていて手が掛けられているようなのに、ちょっと残念だよね。

 駐車場の前はチューリップ畑。赤と紫の花が咲いている。駐車場でふと気が付いたことが。くるみの殻が駐車場に沢山散らばっている。それも刃物で切ったように真っ二つ。中身はきれいに無くなっている。増山陣屋とは反対側の駐車場の端の電柱にカラスがとまっている。カラスが上空からくるみを落として殻を割ることは聞いたことがある。でもあんなにきれいに割れるものなのだろうか。

 アズサに戻り運転席に着いたら何やら眠気が。やっぱり昼寝か。ここで20分。
増山陣屋・トイレと休憩所
増山陣屋
トイレと休憩所
和田川ダム
和田川ダム
増山陣屋・休憩所内部
休憩所内部
増山陣屋・休憩所前のチューリップ畑
チューリップ畑
真っ二つに割れたくるみの殻
真っ二つに割れた
くるみの殻
道の駅・砺波・物産館
道の駅・砺波・物産館
 すっきりして14時28分に出発。道の駅・砺波に向かう。富山県道11号から9号そして国道156号に入り南下。反対車線に安いGS。すぐに信号交差点があったので右折。ソフトバンクショップの駐車場でUターンしてGSへ。今日の午前中に給油した人口過疎地域のGSより11円も安かった。今度は当然に満タン。

 15時に道の駅・砺波へ到着。店内にはチューリップ関連商品がいっぱい。すぐ近くに砺波チューリップ公園がある。となみチューリップフェアーは有名。開催日は5日後の4月23日〜5月6日。

 開催中でなくてよかったかもしれない。混雑が予想されるし、公園駐車場も有料になるので、無料駐車は難しくなるかもしれない。
道の駅・砺波
道の駅・砺波
 15時16分に出発。道の駅・福光へ向かう。15時40分、バロー・福光店に寄る。夕食用に寿司と惣菜を購入。ここから3分で道の駅・福光へ到着。

 敷地内に中国の寺院を思わせる朱色の建物がある。記念スタンプだけ押してすぐに出発と思っていたが、あまりに場違いな感じがしたので行ってみた。軒下に中国紹興友好物産館と書かれた額が掲げられている。名前の通り中国の物産を販売するお店だった。

 調べてみたら南砺市と中国の紹興市は友好都市の関係を持っていて、その関係から造られたらしい。   
道の駅・福光
道の駅・福光
道の駅・福光・中国紹興友好物産館中国紹興友好物産館
 16時09分に出発。道の駅・倶利伽羅源平の郷へ向かう。富山県道42号を北上。今日の入浴も温泉博士を利用する予定。温泉博士が利用できる施設は道の駅・氷見近くに2カ所ある。

 1か所は受付時間が17時30分までなのでもう間に合わない。もう1ヶ所のラ・セリオールは入浴時間が21時まで。倶利伽羅源平の郷に寄ってからでもぎりぎり間に合うかな。走り出して7分。公民館らしき建物の駐車場にアズサを停める。やっぱりぎりぎりはまずいよね。倶利伽羅源平の郷は帰りに寄ることにした。
道の駅・万葉の里高岡
道の駅・万葉の里高岡
 行き先を氷見方向にある道の駅・万葉の里高岡に変更。富山県道から国道8号を北上。16時58分に到着。能越自動車道の高岡ICの出入口近くにあり、自動車専用道路のパーキングエリアのような雰囲気。記念スタンプだけ押してすぐに出発
 10分で出発。ラ・セリオールへ向かう。温泉博士には南欧風オーベルジュと書かれている。オーベルジュとは宿泊設備を備えたレストランのこと。国道8号、その先国道160号を北上。17時37分に到着。
間に合った。建物近くの駐車場は狭くて満車。少し離れたところにも駐車場があった。そこへ停めた。駐車場から施設までは上り坂なので徒歩2分くらいか。
ラ・セリオール
ラ・セリオール
 温泉博士を利用して無料入浴。内湯からも露天風呂からも海(富山湾)が見える。よい天気の日中なら海の向こうに立山連峰が見えるはずだ。ゆっくりと入浴してアズサに戻る。

 ここで重大事件が発覚。「あっ、財布がない」。ゆっくりと入浴してゆったりし過ぎたのか、妻が脱衣室に財布を忘れた。かなり焦ったね。大急ぎで戻り、事なきを得た。でも小走りで坂を上ったので、妻は大腿部を少し傷めたようで痛みが出た。    
 19時01分に出発。道の駅・氷見へ向かう。国道160号を戻る。途中から海岸線に沿った新しい道に入る。比美乃江大橋に接続している。前に来た時にも走行した。道の駅は前の場所から500mほど北へ移転したことは知っている。でも氷見漁港場外市場・ひみ番屋街の中にあることは知らなかった。道の駅の案内標識が見当たらない。ひみ番屋街を通過。比美乃江大橋を渡って以前に道の駅のあった場所まで来てしまった。 
道の駅・氷見・ひみ番屋街
道の駅・氷見
ひみ番屋街
 分からない。困ったな。ひみ番屋街の駐車場で車中泊出来ないだろうか。Uターン。19時14分にひみ番屋街に到着。24時間利用できるトイレハウスがある。ここで車中泊することに決定。このときここが道の駅とはまだ知らなかった。

 周辺を散策。飲食店はまだ営業中のようだ。左端の大きな回転寿司のお店には多くのお客が入っていた。アズサに戻り20時に車中夕食。
23時30分に就寝。
 
□2015.4.19(日)□   【すべて無料化】
 6時30分に起床。曇り空。炊飯をして車中朝食。昼食のおにぎりも用意する。トイレハウスの奥の小高いところにポツンと小屋が立っている。昨夜から気になっていた。見に行くと天然温泉の足湯。まだ誰もいなかったが、すでに利用できる状態だった。

 ひみ番屋街へ。店は営業していて多くの客が入っている。妻はふしうどんと白えびせんべいを購入。ちなみに昨日買ったのは白えびおかき。私達の地元にあるのは海老せんべいで海老茶色をしている。だから白エビが珍しかったからかな。

 ひみ番屋街の右端まで行って気付いた。総合案内所がある。そこのカウンターに道の駅のあのマークがあった。ここが道の駅だった。記念スタンプを押す。アズサに戻る頃に雨が降り出した。
道の駅・氷見・天然温泉の足湯
天然温泉の足湯
道の駅・氷見・ひみぼうずくんと共に
ひみぼうずくんと共に
道の駅・織姫の里なかのと
道の駅
織姫の里なかのと
 9時53分に出発。道の駅・織姫の里なかのとへ向かう。富山県道18号を北上。道は少し狭いが普通に走行できる。 10時13分に石川県に入る。県道番号はそのまま受け継がれ、石川県道18号になる。国道159号との交差点角。10時29分に道の駅・織姫の里なかのとへ到着。

 ここは2014年4月17日に開駅。産直館織姫市場へ。野菜、鮮魚、精肉、手作り惣菜、土産品、手芸品などなど。野菜の煮物とフェルトで作った野菜セットの玩具を購入。

 道路の反対側にあるアルプラザ・鹿島店に移動。ちょっとした惣菜を購入して氷を調達。
道の駅・織姫の里なかのと・おりひめ
おりひめ
 11時19分に出発。道の駅・能登食祭市場に向かう。国道159号を北上。途中のGSで給油。11時48分に到着。駐車場は混んでいた。駐車場スタッフの指示で駐車エリアではないところに停める。

 もうすぐお昼。ここで昼食後の昼寝はちょっと騒がしそう。ここは前に来たことがあり記念スタンプは押してある。アズサから降りることなく道の駅・のとじまをナビに設定して出発。
 石川県道1号を北上。和倉温泉駅前を右折。能登島大橋を渡り14時15分に能登島に入る。

 そこに通過車両の台数を表示する電光掲示板がある。「あなたは今日1425台目の来町車です」と表示された。

 12時15分に道の駅・のとじまへ着いた。さっそくのとじま交流市場へ。前に来た時も今日と同じ雨降りだった。それも遅くに着いてもう閉店していた。やっと記念スタンプが押せる。店内は試食が多い。味を試していると、観光バスが着いたようで多くの客が入って来た。

 それを機会にアズサに戻り車中昼食。昼寝を20分。試食で美味しかった能登ミルクを使ったミルクカステラ(Noto Milk Berry)を買うために店内へ。

 あれほどあった試食はすっかり姿を消していた。「・・・?」。2箱買ってアズサに戻りながらふっと気付いた。観光バスが来るときにだけ試食を出しているのかな。      
能登島大橋
能登島大橋
能登島大橋・来町車数を表示する電光掲示板
電光掲示板
道の駅・のとじま
道の駅・のとじま
  14時02分に出発。道の駅・ころ柿の里しかへ向かう。併設した温泉施設が温泉博士に載っている。今日はここで入浴予定。来た道を戻り、能登島大橋を渡る。石川県道1号から国道249号重複区間を経て石川県道3号に入り南下。このルートには別に有料の自動車専用道路が存在する。有料は避けて一般道を利用。

 14時45分に道の駅・ころ柿の里しかへ到着した。ここで重要な情報を入手。能登半島の自動車専用道路は昨年3月31日からすべて無料化されていた。知らなかった。前に来たことがあり、変わっていないとの思い込み。事前の情報収集を怠った付けが回った。知っていれば、田鶴浜ICから能越自動車道で徳田大津JCT、その先、のと里山海道で西山ICまで快適走行が出来たのにね。

 お風呂セットを持って、志賀千古(しかせんこ)温泉・アクアパーク シ・オンへ。ここで車中泊をしたときに入浴しているので2度目の利用。今回は温泉博士で無料入浴。雨が降っているが露天風呂にも屋根があるので入浴可能。休憩室で少し休んで16時20分にアズサに戻る。道路の反対側にあるロッキー食品館・志賀の郷店に移動。夕食用にオムライス弁当、肴に天ぷらなどの惣菜を購入。明日も雨が予想される。炊飯は無理かも。朝食用にパック詰めの白飯も購入した。

 今日も行けるところまで行って車中泊する予定。16時40分に出発。昨日行くのを断念した道の駅・倶利伽羅源平の郷へ向かう。ナビの案内に従って国道249号を南下。でも先程入手した情報を思い出しUターン。西山ICへ向かう。のと里山海道に入り南下。17時14分に白尾ICを下りる。無論無料。国道159号から石川県道215号へ。
道の駅・倶利伽羅源平の郷・倶利伽羅塾
道の駅
倶利伽羅源平の郷
倶利伽羅塾
 17時30分に到着した。どこが道の駅の建物なのかさっぱり分からない。「スタンプはどこかな」。差し当たり人が出入りしている奥の施設へ。店先にのぼり旗が多数。倶利伽羅塾・宿泊・入浴・売店・お食事と書かれている。記念スタンプはここに置かれていた。

 ここで車中泊出来るかな。県道側の建物の駐車場に移動。車中泊らしいクルマが2台駐車している。こちらの建物が道の駅のようだ。

 エントランスに実物大くらいの火牛の像。角に燃え盛る松明を付け、力強く突進する牛がそこにいた。

 倶利伽羅峠の戦い(木曽義仲軍5万VS平維盛(たいらのこれもり)軍10万)で義仲軍が用いたのが火牛の計。眠り込んだ平家軍に対して火牛をけしかけ大勝した。
道の駅・倶利伽羅源平の郷・火牛の像
火牛の像
 でもこの有名な奇策はフィクションと言われている。その後、平家は急速に衰退し、木曽義仲は上洛した。日の出の勢いの義仲は都で「朝日将軍」ともてはやされる。しかし半年後、あの名馬・磨墨と生食が先陣争いをした宇治川の戦いで負け、都落ちの途中で討ち死にした。平家を都から追放しながら同族の頼朝に討たれるとは何とも哀れ。
 フィクションとは言え平家の武者を殺した火牛がそこにいると何となく車中泊しにくいな。先に進むことにした。

 17時53分に出発。道の駅・メルヘンおやべへ向かう。石川県道215号から国道8号へ。10分で富山県に入る。18時11分に到着。フードコートと物販コーナーはまだ営業していた。筍ご飯と揚げ餅が見切り半額になっていた。妻は即購入。いつ食べるのだろう?

 外へ出ると雨は上がっていた。周辺をちょこっと散策。敷地奥に円形の広場がある。そこに足湯。まだ入れるようだけれど誰もいない。雨が降り込んで腰掛けるところが濡れている。これでは入れない。柱に注意パネル。「ペットの入浴は固くお断りします」。足湯でこの注意書きは初めて見たな。理由は後で分かった。翌朝に道の駅の施設案内図を見たら、駅舎の裏にドッグランがあった。ここで納得。

 19時30分に車中夕食。オムライスに天ぷら、ポテサラ、トマトとわさび菜のサラダ。そしてアルコールも。豪華だね。

 ここは無線LANが利用できる。接続方法とパスワードは駅舎内の情報コーナーに掲示されている。LANに接続できればラジオは鮮明に聞けるし、カラオケだってできる。夕食後の時間をさらに快適に過ごすことができる。
23時25分に就寝。
 
道の駅・メルヘンおやべ
メルヘンおやべ
道の駅・メルヘンおやべ・足湯
メルヘンおやべ・足湯
道の駅・メルヘンおやべ・施設案内看板
施設案内看板
□2015.4.20(月)□   【案内を放棄】
子撫川ダム・ロックフィルダム
子撫川ダム
 6時45分に起床。いまにも降り出しそうな曇。雨を予想していたので炊飯しない。朝食は昨日買った白飯と昼食で残ったおにぎり。味噌汁と野菜サラダ。

 8時52分に出発。子撫川ダムへ向かう。また雨が降り出した。昨日来た道を戻る。1つ目の信号を右折して富山県道74号に入り北上。しばらく行くとY字路。ナビの案内で右へ。3分くらい行くとまたY字路だ。ナビの案内は右へ。そこに子撫川ダムの小さな案内看板。それは左を指している。私達が行こうとしているのは、子撫川統合ダム管理事務所。迷ったが案内看板に従って左へ。

 少し行くと道路端に駐車車両。数人で電気工事をしている。工事の人にダム管理事務所の場所を尋ねたが知らなかった。そこから数分でダムに着いた。

 堤高・堤頂長:45m・224m。石を積み上げたロックフィルダム。ダム管理事務所はダム堤体の反対側。つまり224m以上先にある。天端はクルマが入れるようにはなっている。でも関係者以外立入禁止の看板。雨が降って風も少しあるので徒歩は辛い。やはりY字路をナビの案内通り右へ行けば良かったかな。

 戻ろうと思ったが、妻が電話して見たらと提案。提案を採用。ダム管理事務所へ電話した。すると「そのまま入って来てください」と通行許可が出た。9時10分に到着。ダムカードを無事入手した。
子撫川ダム
子撫川ダム天端
子撫川ダム・子撫川統合ダム管理事務所
子撫川
統合ダム管理事務所
 9時29分に出発。道の駅・しらやまさんへ向かう。来た道を戻る。電気工事は終了したようで駐車車両も無かった。国道8号を南下。北陸自動車道の高架下を行く並走区間に入る。その並走区間のGSで給油。国道8号は北陸自動車道から離れ、その先で国道157号に入る。

 10時47分に道の駅・しらやまさんへ到着。この道の駅は行政区画的に面白い位置にある。国道157号は国道8号との重複区間から分岐した後、少しだけ野々市市を通過するが概ね白山市を通っている。

 金沢平野から山間部に入ると手取川の東沿いを南下して行く。山上郷大橋で手取川を渡り西沿いに入ると能美市。600m先の一の宮大橋を渡って東沿いに戻ると白山市。その後、国道157号は20kmほど先の手取川第2ダムを過ぎるまで東沿いを行く。つまり西沿いを走るのは600m区間だけ。そのたった600m区間だけの能美市に道の駅・しらやまさんがある。

 道の駅の正面は山。山で隔てられた向こうに能美市の中心部がある。消防・救急など行政サービスはどうなるのかな。時間的には白山市から来る方が断然近いよな。

 駅舎内に入って最初に目に付いたのが、天井から吊り下げられた鯉のぼり。だらーんと垂れ下がっている。そして観光情報の各種パネル。白山山麓や白山手取川ジオパーク関連の情報提供が主な目的の施設のようだ。土産物などは何も置いていなかった。

 ご自由にお取り下さいと、部屋の隅に観光やイベント等の大型ポスターが丸めて多数置かれていた。貼る場所がないのでもらっては来なかったが、美しいポスターも沢山あった。

 駅舎の左側にも建物。大きな看板に「ちゃ〜しゅう麺」と書かれている。「ラーメン屋か」と思い、寄ることなくアズサへ戻った。後日にHPを見たら、ここが道の駅のレストランとお土産処だったようだ。
道の駅・しらやまさん
道の駅・しらやまさん
道の駅・しらやまさん・駅舎内
しらやまさん・駅舎内
道の駅・しらやまさん・白山恐竜パーク白峰のマスコット・りゅうくん きょうちゃん
白山恐竜パーク白峰
マスコット
りゅうくん
きょうちゃん
道の駅・しらやまさん・特産品売店・ちゃーしゅー一番
特産品売店
ちゃーしゅー一番
 白山麓テーマパーク・吉岡園地の看板
白山麓テーマパーク
吉岡園地の看板
 10時59分に出発。道の駅・瀬女へ向かう。国道157号をさらに南下。11時7分に白山麓テーマパーク・吉岡園地前を通過。その先で国道157号は国道360号との重複区間に入る。重複区間はY字路で分岐。国道360号へ。そこから2分。11時20分に到着。

 ここは記念スタンプと手取川ダムの情報収集が目的。ダムへの行き方を聞いたら、ここでダムカードがもらえてしまった。ダムカードはダム湖・手取湖上流にある手取川総合開発記念館でも配布しているが、現在は雪で閉鎖中とのこと。ダムへは行くことができて、ダム近くのトンネルの手前にダムの撮影ポイントがあると教えてくれた。

 アズサに戻ろうとした時に、急に雨と風が強くなった。嵐の様相。とても外へ出ることができない。駅舎内で待機。数分で小雨になった。   
道の駅・瀬女
道の駅・瀬女
 11時35分に出発。道の駅の角の信号交差点を右折し、瀬女トンネルを抜けて国道157号に出る。5分で手取川ダムの撮影ポイントに到着。堤高・堤頂長:153m・420m。ロックフィルダムとしては国内最大級で石川県では最大のダム。

 撮影ポイントがダム堤体に近いこともあるが、大きすぎて背景を入れると私のカメラでは収まらない。
 手取川ダム
手取川ダム
道の駅・一向一揆の里
道の駅・一向一揆の里
 また雨と風が強くなってきた。撮影もそこそこに、11時45分に出発。道の駅・一向一揆の里へ向かう。来た道を戻る。先ほどの国道重複区間を今度はT字路で分岐して国道360号へ。そこから2分。12時4分に到着。

 クルマは1台も停まっていない。人影もない。道の駅・利賀と同じ。やっぱり休館。4月から無休と思っていたが、無休は5月からだった。この辺りは春の訪れが遅いのかな。

 丁度昼時なので車中昼食。メルヘンおやべで買った、筍ご飯と揚げ餅がここで出て来た。それに吸物。その後、昼寝を20分。
道の駅・一向一揆の里・一向一揆歴史館
一向一揆歴史館
 13時19分に出発。大日川ダムへ向かう。兵庫県にも同名のダムがあるが、ダムカードを配布していない。ただし兵庫県には良く似た名前の大日ダムがあり、こちらはダムカードを配布している。ややこやしいね(名古屋弁?)。

 国道360号を少し戻り石川県道44号に入る。手取川水系大日川に沿って上流に向かう。2つ目のトンネルを抜けると左に大日川ダムの天端。右奥に大日川ダム管理事務所がある。天端は石川県道44号になっている。管理事務所の下は市道が通っている。

 13時38分に到着した。堤高・堤頂長:約60m・238m。ここは重力式コンクリートダム。管理事務所の前では落石防護、雪崩予防の工事をしていて、クレーン車が入っている。近くに駐車できそうにもない。しかたなく離れたところに停める。

 傘を差して徒歩で管理事務所へ。女性スタッフが出て来てくれて「(雨の中を)ご苦労様」と親切に対応してくれた。      
大日川ダム管理事務所
大日川ダム管理事務所
大日川ダム
大日川ダム
大日川ダム
大日湖と大日川ダム
 13時50分に出発。西圓寺温泉・三草二木西圓寺(さんそうにもくさいえんじ)へ向かう。来た道の石川県道44号を戻り、国道360号を西進。国道8号に入りちょこっと北上。ナビの案内で市道に入る。町中は道路が狭い。突然に「目的地周辺です。音声案内を終了します」とナビは案内を放棄してしまった。温泉施設がどこにあるのか全く見当もつかない。右往左往。人に聞こうにも、雨が降っているので全く見かけない。
西圓寺温泉・三草二木西圓寺
西圓寺温泉
三草二木西圓寺
 たまたま軒先で立ち話をしている人がいた。教えてもらってやっと14時39分に到着。

 13分も探し回っていた。「まさかここが」と言う感じだ。探しながら施設の前も通過していた。入口に大きな暖簾が掛けられているが、奥まっていて見逃したようだ。とても温泉施設と認識できなかった。お寺さんにしか見えないのだ。駐車場も狭い。丁度1台出て行ったので何とか停めることが出来た。

 温泉博士を利用して無料入浴。ここは社会福祉法人が運営している。時刻に寄るかもしれないが、心障者と思われる少し個性の強い方も多く来ていた。休憩するところもありテーブル、椅子が置かれている。でも暑かったので外廊の下に出て休憩。
西圓寺温泉・三草二木西圓寺
外廊下
 16時09分に出発。道の駅・こまつ木場潟へ向かう。国道8号を南下。13分で到着した。

 ここは前の能登半島一周のくるま旅で訪問していたが、着くのが遅くて閉店していた。やっと記念スタンプが押せる。直売所・旬菜市場じのもんやでパック入りのカステラ(つまり切れ端)とパック入りの餅(これは普通の商品)を購入。カステラの切れ端は甘みが強いよね。
道の駅・こまつ木場潟
道の駅・こまつ木場潟
道の駅・さかい
道の駅・さかい
 16時35分に出発。道の駅・さかいへ向かう。国道8号を南下。16時56分、イオン・加賀の里店に寄る。夕食用に弁当と惣菜を購入。国道8号をさらに南下。福井県道159号に入り3分。18時に道の駅・さかいへ到着。ヤマダ電機、PLANT2、コメリ等の大型店舗が道沿いに並んでいる中にある。

 道の駅は定休日。ここで車中泊して記念スタンプは明朝に押そう。トイレハウスが駐車場から離れている。雨降りなので出来るだけ近くに駐車したい。敷地内を周回して見るとトイレハウスの奥にも10台程度の駐車場がある。ここに駐車。夕食の支度を始めた頃に、トイレハウスに一番近い駐車スペースが空いた。即移動。これで傘がなくてもトイレへ行ける。

 19時30分に車中夕食。ここも無線LANが利用できた。利用できると実に快適。22時10分に就寝。雨は夜半には小雨になった。
 
道の駅・さかい・駅舎内
道の駅・さかい
駅舎内
□2015.4.21(火)□   【パトカーが追尾してくる】
 6時30分に起床。小雨が続いている。雨の掛からない軒先で炊飯。車中朝食。昼食のおにぎりも用意する。農産物直売所・いねす市は7時から営業している。出発の準備をしてからいねす市へ。レモンと乾燥小エビを購入した。

9時25分に出発。この頃になってやっと雨が上がる。道の駅・一乗谷あさくら水の駅へ向かう。
道の駅・さかい・農産物直売所・いねす市
農産物直売所
いねす市
近くにある一乗谷朝倉氏遺跡は、このくるま旅で予定していた唯一の観光らしい観光。国道8号に出て南下する。福井市街で国道158号に入る。この交差点が国道158号の起点。北陸自動車道の福井ICの前を通過。4分くらい先を右折して福井県道31号へ。天神橋で足羽川(あすわがわ)を渡る。
道の駅・一乗谷あさくら水の駅
一乗谷あさくら水の駅
 10時2分に道の駅・一乗谷あさくら水の駅へ到着。ここは今年4月4日に開駅したばかり。ふれあい情報館には開店祝いの花がまだ飾られている。ここで一乗谷散策マップを入手。

 入口横のテーブルにアンケート用紙が置かれている。アンケートに答えると戦国歴旅ガイドブック(副題:ふくい戦国ゆかりの地を巡る)がもらえるらしい。結構厚みのある冊子。もらわなくては。アンケートは後で提出することにして用紙を確保した。

 ふれあい情報館の左には休憩所。右には水車小屋。三連水車が回っている。道の駅の各施設と駐車場の間には、足羽川から水を引く水路があり小橋を渡らなければならない。トイレハウスも然り。車中泊には不向きかな。

 一乗谷朝倉氏遺跡へ向かう。途中に一乗谷朝倉氏遺跡資料館があるが通過。福井県道18号に入り、足羽川支流の一乗谷川沿いを南下する。

 ここから先が一乗谷。県道の両側3kmに亘って一乗谷朝倉氏遺跡を見ることが出来る。その中の下城戸跡から上城戸跡までの1.7km間に朝倉家当主の館や侍屋敷、町屋などがあり城下町を形成していたらしい。現在は一部が原寸大の「復元町並」として整備されている。朝倉氏遺跡保存協会が管理運営していて、隣に休憩所、売店、無料駐車場がある。ここにアズサを停める。

 散策路がいくつか設けられている。一乗谷川を渡り対岸を散策。きれいに整備されていて気持ちが良い。桜は散り透き。少し遅かった。平日でもあり観光客はまばら。ゆったりと時間が流れている。湯殿跡庭園、義景館跡などを見学。対岸から戻り売店へ。

 そこにHKT48の指原莉乃さんの滝行の写真が掲げられていた。女性スタッフに聞くと、昨年10月に一乗滝で撮影されたもの。ソフトバンクのCMとして放送されていた。一乗谷はソフトバンクのおとうさん(カイ君)の故郷に設定されている。一乗谷で撮影された白戸家の面々の写真や、吉永小百合さんの写真も掲げられていた。

 アズサに戻り車中昼食。昼寝を20分。道の駅で確保したアンケート用紙に意見を記入する。戦国歴旅ガイドブックをもらうべく道の駅へ戻る。アンケート用紙を提出したが、ガイドブックのプレゼントは品切れで終了していた。残念。

 アズサに戻り出発しようとしていたら、道の駅のスタッフが走って来て、「1冊ありました」とガイドブックを手渡してくれた。その気持ちがとても嬉しかった。
道の駅・一乗谷あさくら水の駅・三連水車
一乗谷あさくら水の駅三連水車
一乗谷朝倉氏遺跡・一乗谷の風景
一乗谷の風景
一乗谷朝倉氏遺跡・復元町並の入口と売店
復元町並の入口と売店
一乗谷朝倉氏遺跡・一乗谷川
一乗谷川
一乗谷朝倉氏遺跡・復元町並
復元町並
一乗谷朝倉氏遺跡・義景館跡
義景館跡
一乗谷朝倉氏遺跡・唐門にて
唐門にて
足羽川頭首工・水門
足羽川頭首工・水門
道の駅・一乗谷あさくら水の駅・周辺案内図
道の駅・周辺案内図
 13時54分に出発。道の駅・西山公園へ向かう。先ほどの復元町並の前を通過し、福井県道238号・旧朝倉街道で一乗谷を抜ける。旧朝倉街道は隘路で冬は通行止めになる。距離は短いので1台もすれ違うことなく6分で通過し福井県道25号に出た。

 道なりに行くとナビが「新しいルートで案内します」とルートを外れたことを案内した。画面を見ると道路がない。確認のために分岐路のあったところまで戻る。何の標識も出ていない。新しい道路が出来たのかなと思ってそのまま道なりに行くことにした。すぐにトンネルに入る。帰宅後に調べてみたら昨年8月8日に開通した福井県道25号の難所をバイパスする新道だった。

 トンネルは(新)戸口トンネルで全長1440m。福井市から入り、抜けると鯖江市。その先を市街地方向に向かい、北陸自動車道の鯖江IC前を通過して8分。
 14時27分に道の駅・西山公園へ到着。西山公園は市街地の中にありながら敷地面積56haの広大な都市公園。ナゴヤドーム11個分。

 ツツジの名所で日本海側では最大規模。開花にはまだ早い。日本庭園や動物園、冒険の森などが整備されている。その南の一角に道の駅がある。開駅は昨年の4月。記念スタンプを押してから動物園に向かう。レッサーパンダ、クジャク、丹頂鶴等を飼育している。なかでもレッサーパンダは繁殖数で日本一を誇っている。

 駅舎のエレベータで3階に上がると連絡橋があり、ピクニック広場に出ることが出来る。広場を抜けて散策路の坂をあがると西山動物園。坂は長くはないがきつかった。入場は無料。レッサーパンダは動き回っていて、見ていて飽きないが写真は撮りにくい。

 レッサーパンダも笹を食べていた。ジャイアントパンダと同じだ。知らなかった。しかしこれは無知と言うもの。これを書きながら他ごとを調べていて、パンダとはネパール語で「竹を食べるもの」を意味していることを知った。だから笹を食べるのは当たり前だった。
道の駅・西山公園
道の駅・西山公園
西山公園より
西山公園より
西山動物園・入口
西山動物園・入口
西山動物園・レッサーパンダ
レッサーパンダ
西山動物園・笹を食べるレッサーパンダ
レッサーパンダ
西山動物園・クジャク
クジャク
西山動物園・ボリビアリスザル
ボリビアリスザル
 14時59分に出発。道の駅・越前に向かう。昨年の11月に開駅していたので、少し遠回りになるが寄り道して記念スタンプを押すことにした。道の駅は火曜日休館。でも売店は営業していて記念スタンプを押すことはできるらしい。福井県道189号を行き、国道417号に入る。近くに道の駅・パークイン丹生ヶ丘があるが、ここも火曜日休館。こちらは記念スタンプを押すことは出来ない。

 妻が後部のダイネットに携帯電話を置き忘れた。路肩の広いところで停車。携帯電話を取って助手席に戻ったので発車する。丁度その時、前から来たパトカーとすれ違った。するとパトカーがその路肩の広いところでUターンして、アズサを追尾してくる。気持ち悪い。追尾はしばらく続いたが、その内に離れて行った。
道の駅・越前・アクティブハウス越前
道の駅・越前
アクティブハウス越前
 おそらく私たちがパトカーを見て発車したと勘違いしたのだろう。追尾しながらナンバープレートの番号照会をして、不審車両ではないことが分かり追尾を止めたのかな。これで2度目。前回は能登半島一周のくるま旅の最終日だった。怪しげにみえるのかなー。

 国道365号から福井県道264号に入り越前トンネルを抜けて越前海岸に出る。15時33分に道の駅・越前へ到着。そこは温水プールや露天風呂のあるアクティブハウス越前の建物だった。クルマは1台も停まっていない。でも自動扉は開いて中に入ることが出来た。確かに売店は営業中。記念スタンプを押すことが出来た。

 道路の反対側には越前ガニミュージアムがある。人影はなし。やはり休館日。
越前ガニミュージアム
越前ガニミュージアム
 15時46分に出発。甲楽城(かぶらぎ)温泉・河野シーサイド温泉ゆうばえに向かう。国道305号を南下。16分で到着した。駐車場を挟んで隣に河野診療所。この駐車場がどちらの駐車場か分からない。道路の反対側にも海岸線にはみ出すように駐車場がある。迷ったがそのままこの駐車場入口の植え込みの横に停めた。ここでアクシデント。植え込みの土留めのブロックが思っていたより高かった。後部バンパーの左角を擦ってしまった。ショック。

 温泉博士を利用して無料入浴。浴室は日本海(少し南東に回り込んだ所にあるので若狭湾と言うべきかもしれない)に面していて、湯に足を浸しながら大海原を望むことが出来る。体まで浸かってしまうと空しか見えないかな。施設の名前にもなっている夕映え時、とくに夕日が海に沈むころは絶景らしい。でもこの日の日没は18時半頃。諦めるしかないね。
 17時07分に出発。今日の車中泊予定の道の駅・塩津海道あぢかまの里へ向かう。今までに2度車中泊している。国道8号に入り、敦賀バイパスを経て17時57分に到着した。道の駅は定休日。営業日だったとしても17時までなので出発時点で終了している。

 道すがら食品スーパーがあれば寄ろうと思っていたが目に付かなかった。7kmほど先の国道8号沿いに平和堂・木之本店があるはず。そこまで行くことにした。9分で到着。

 赤飯弁当と寿司に惣菜を購入して18時39分に道の駅・塩津海道あぢかまの里へ戻った。周辺を少し散策。アズサに戻り19時30分に車中夕食。
23時15分に就寝。

 
道の駅・塩津海道あぢかまの里
道の駅
塩津海道あぢかまの里
道の駅・塩津海道あぢかまの里
□2015.4.22(水)□   【最終日は野菜の買い出し】
 6時30分に起床。快晴。炊飯をして車中朝食。昼食のおにぎりも用意する。今日は帰宅予定。9時01分に出発。道の駅・月見の里南濃へ向かう。ここでは4月中旬までみかんを販売している。昨年12月頃に収穫したみかんを土蔵に貯蔵。寝かすことにより酸味が抜けて甘みが増すらしい。その蔵出みかんを買うのが目的だ。

 国道8号から国道365号へ。9時55分に伊吹山ドライブウェイの入口交差点を通過。伊吹山ドライブウェイは4月18日までの冬季休業期間を終了して通行可能になっているはずだけれど、入って行くクルマは見かけなかった。

 10時に名神高速道路の関ケ原IC前を通過。その先のY字路を左にとり岐阜県道56号を行き、国道258号に入る。10時36分に道の駅・月見の里南濃へ到着。期待通りに蔵出みかんを販売していた。その他にわさび菜、きゅうり、タラの芽などを購入。

 11時05分に出発。天然の湯・海津温泉へ向かう。国道258号を南下。出発して最初に揖斐川に架かる海津橋を渡り県道へ。10分で到着した。ここは2度目の利用。今回は温泉博士で無料入浴。ただし入浴税が別途に必要。湯は鉄分の多い茶褐色。内湯は源泉かけ流し。露天は岩風呂になっていて、循環湯併用かな。歩行湯や座湯などもある。時間を気にせずにゆったりと入浴。アズサへ戻って車中昼食。昼寝を20分。ここは駐車場の脇、つまり屋外にもトイレハウスがある。温泉施設まで借りに行かなくて済む。

 13時40分に出発。道の駅・立田ふれあいの里へ向かう。岐阜県道218号を国営木曽三川公園まで南下。公園の左側に揖斐川、右側に長良川。その長良川を長良川大橋で渡る。300mほど行くと立田大橋で木曽川を渡る。この辺りで三川が一番接近する。出発して11分で道の駅・立田ふれあいの里へ到着した。ここでもトマト、菜の花、ネギ、ほうれん草など新鮮野菜をたっぷり購入する。

 14時05分に出発。県道を南下して国道1号に入る。入ってすぐのところで安いGSを発見した。さすが交通量の多い1号線。メーターは残り1目盛り半くらい。自宅まで持つと思うが、行きつけのGSよりも安いかもと言うことで満タンにした。

 その後、順調に走行して15時17分に自宅に到着。
荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。

 
 
 
 
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