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地元ダムのダムカードをコンプリートするくるま旅 (拡大地図を表示)

 このくるま旅の記録は、オートキャンパー誌・2015年6月号の日本列島くるり旅日記に掲載されました。その投稿原稿に、文章や写真などを追加して作成したものです。

 さて、今回は「地元ダムのダムカードをコンプリート」するくるま旅。
きっかけは、ダムカード。地元・愛知県下のダムで配布しているダムカードをコンプリート(収集完了)しようとくるま旅に出た。愛知県下で配布されているダムカードは国土交通省のホームページによると7枚。今までに4枚収集している。残りは東郷調整池、新豊根ダム、大野頭首工(とうしゅこう)の3枚。このくるま旅でコンプリートする予定だ。

 そして目的のもう一つが道の駅の記念スタンプ。愛知県下の道の駅の記念スタンプは昨年4月にコンプリートしていた。しかし今年の3月21日に16駅目のもっくる新城が開駅。ここにも寄ってスタンプを押して来ることにした。

 このくるま旅の主な目的地は訪問順に、東郷調整池、飯島町歴史民俗資料館、かんてんぱぱガーデン、新豊根ダム、大野頭首工、道の駅・もっくる新城、うなぎパイファクトリーです。
  

□2015.3.30(月)□   【満願成就のくるま旅】
 自宅を午前中に出発。東郷調整池に向かう。いつものように夫婦だけのくるま旅。知多半島の付け根から国道155号で北上する。国道155号は大府市内で右折する。東郷調整池はその交差点を直進。愛知県道57号だ。

 東郷町に入る手前から渋滞が始まった。道路工事が原因だった。1kmくらいの渋滞区間を15分も掛かって通過。そこから10分。東郷調整池に到着。

 愛知用水総合管理所でダムカードをもらう。調整池には一周7.2kmの歩道が整備されていて、ジョギングやサイクリングに利用されている。一部の桜が満開になっていた。

 ちょうど昼時。持参したおにぎりとお吸い物で車中昼食。そして午後の睡魔を寄せ付けないための昼寝を20分。
東郷調整池・愛知用水総合管理所
愛知用水総合管理所
ダムカード・東郷調整池(愛知池)
ダムカード・東郷調整池
東郷調整池
東郷調整池(愛知池)
水晶山温泉・満願成就の湯
水晶山温泉
満願成就の湯
 水晶山温泉・満願成就の湯へ向かう。満願成就とはこのくるま旅にふさわしいネーミングだね。国道153号を行く。道の駅どんぐりの里や信州平谷に寄り道しながらさらに北上する。16時ごろに到着。

 ここは伊那谷の歴史と文化を題材にしたミュージアムパーク・伊那谷道中かぶちゃん村に併設している。物味湯産手形を利用して入浴。露天風呂はもちろん、洞窟風呂もある。洞窟風呂はぬるめの湯で、私はずーっと浸かっていました。
水晶山温泉・満願成就の湯
満願成就の湯
水晶山温泉・満願成就の湯・案内図
満願成就の湯・案内図
伊那谷道中かぶちゃん村・有料ゾーン入口
伊那谷道中
かぶちゃん村
伊那谷道中かぶちゃん村・村内マップ
かぶちゃん村
村内マップ
 車中泊予定の道の駅・花の里いいじまへ向かう。国道153号でさらに北上。18時半まえに到着した。店舗は冬時間ですでに閉店。この道の駅は花の里と言うだけあってトイレには生花のアリストロメリアがたっぷりと活けられている。

 持参した惣菜で車中夕食。アルコールも。実は毎週月曜日は休肝日。でもくるま旅中の休肝日はお休みだ。
 
道の駅・花の里いいじま・飾られていたアリストロメリア
トイレに飾られていた
アリストロメリア
□2015.3.31(火)□   【養命酒が臨時休業】
 炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。出発の準備をしていると地元のYさんから声を掛けられた。名古屋ナンバーだったから。定年を機に名古屋から上伊那へ移住したと話された。

 旅行でこの地を訪れて不動産のチラシを見て考えるようになったとのこと。土地が安かった。空気がよい。生活に必要な商店や病院、役所などが歩いて行けるところにある。年老いてクルマの運転が困難になっても買い物難民にならなくて済むのが決め手になったらしい。結構多くの人が移住されているようだ。私も「どうですか」と勧められた。少し心がうごいたが・・・。

 周辺を散策。頂きに雪が残る中央アルプスの美しい眺め。ふと足元を見ると、マンホールの蓋に花と建物が描かれていた。カメラでパチリ。画像を道の駅の駅長さんに見てもらったら、花はアリストロメリア。建物は飯島陣屋。江戸時代、ここは幕府の直轄地で陣屋が置かれていた。

 それを復元して現在は飯島町歴史民俗資料館になっている。「近いですよ」と場所も教えてくれた。
道の駅・花の里いいじま
花の里いいじま
道の駅・花の里いいじま・中央アルプスの眺め
中央アルプスの眺め
アリストロメリアと飯島陣屋が描かれたマンホールの蓋
マンホールの蓋
飯島陣屋(飯島町歴史民俗資料館)
飯島陣屋
 行ってみることに。8分で到着。少し離れたところに無料駐車場。徒歩2分くらい。絵柄の建物がそこにあった。資料館の男性スタッフにマンホールの蓋のことを話すと、「JR飯島駅近くで彩色したマンホールを見た覚えがある」と情報をくれた。

 徒歩でJR飯島駅へ。5分くらいか。駅周辺の蓋は確かに彩色されていた。でも傷んで色部分の一部が抜け落ちてしまっている。完全なものは無いかと周辺を捜したが見つからなかった。

 マンホールの蓋の絵柄をきっかけにして、旅に広がりが出来たような気がする。絵柄の写真も集めてみようかな。
アリストロメリアと飯島陣屋が彩色で描かれたマンホールの蓋
彩色で描かれた
マンホールの蓋
JR飯島駅
JR飯島駅
飯島町の景色
飯島町の景色
飯島町・火消しまといが描かれた消火栓の蓋
消火栓の蓋
飯島町・消防自動車が描かれた防火水槽の蓋
防火水槽の蓋
 次の目的地は妻の要望の強いかんてんぱぱガーデン。国道153号でさらに北上。30分くらいで到着した。

 ここは伊那食品工業の本社と北丘工場の敷地3万坪の中にあるガーデン。ショップやレストランはもちろん、山野草園、ミュージアム、健康パピリオンなどをそろえた複合施設。ショップでは商品の試食が豊富。寒天ゼリーやババロアなどがガラスケースの冷蔵庫に並べられていて、自由に食べることができる。

 ミュージアムには青野恭典(きょうすけ)フォトアートギャラリーがある。山岳写真を中心に日本の風景が展示されている。今回は桜木の写真を中心に展示されていた。

 ガーデンの一番奥に野村陽子植物細密画館がある。根なども根毛と言われる極細な部分や茎の産毛の様子など、これほど細かく描けるものなのかと驚かされる。

 駐車場の横に水汲み場あり自由に給水できる。地下130メートルから汲み上げている美味しい水だ。買い物も済ませてアズサに戻る。
かんてんぱぱガーデン
かんてんぱぱガーデン
かんてんぱぱガーデン・試食のゼリー
試食のゼリー
かんてんぱぱガーデン・水汲み場
水汲み場
養命酒の駒ヶ根工場・臨時休業の看板
養命酒の駒ヶ根工場
臨時休業の看板
 昼時をとうに過ぎていた。試食をしたので腹もちがよい。次の目的地へ向かうことに。ここからIターン。国道153号を今度は南下する。養命酒の駒ヶ根工場へ。工場見学ができるのだ。20分くらいで到着したが、正門前に臨時休業の看板が掲げられている。

 残念。見学後に駐車場で車中昼食にするつもりだった。しかたなく道の駅・花の里いいじまへ戻る。13時半に車中昼食。昼寝を20分。
 1日目に寄り道をした道の駅・信州平谷へ向かう。車中泊を予定している。これもこのくるま旅の楽しみの一つ。それは湯上がりに馬刺しで一杯ができること。温泉を併設してレストランには馬刺しメニューがあるのだ。

 国道153号を南下。15時半ごろにお城の前を通過。お菓子の里飯田城。寄ってみようかとUターン。赤飯まんじゅうを手作りしているところや、どら焼きの生地を焼く工程が見学できる。時間が遅いためなのか店内はスタッフばかり。少し居づらく感じたので私達も早々に引き揚げた。
お菓子の里飯田城
お菓子の里飯田城
 16時半過ぎに道の駅・信州平谷へ到着。早速に信州平谷温泉・ひまわりの湯へ。物味湯産手形を利用して入浴。南信州一の広さといわれている庭園露天風呂がある。1時間かけてゆったりと入浴。18時10分に郷土料理味わい処・ひまわり亭へ。夕食はもう少し遅い方が良いのだけれど、オーダーストップが18時半のため仕方ない。馬刺しで一杯。旨かった。
 
□2015.4.1(水)□   【ショッキングな情報】
新豊根ダム
新豊根ダム
 朝方から雨。週間天気予報では週末が雨と言っていたのにと早い雨に恨み節。新豊根ダムに向かう。国道153号から国道418号へ。その先、長野県道から愛知県道と県道伝いに進む。9時半ごろ新豊根ダムに到着。

 このダムは水圧を両岸の岩盤で支えるアーチ式コンクリートダム。ダム堤体が切り立っていて中々の迫力だ。新豊根ダム操作室でダムカードをもらう。

 次に向かう大野頭首工への行き方をスタッフに確認する。ナビの検索では愛知県道429号を案内していた。その429号は通行止めと聞いていたから。やはり通行止めで、「来た道を戻り国道151号を経由して下さい」と掲示してあった地図を使って説明してくれた。
ダムカード・新豊根ダム
ダムカード
新豊根ダム
 1時間15分ほどで大野頭首工へ到着した。大野管理所でダムカードをもらう。これで愛知県下のダムで配布しているダムカードをコンプリートした。そのつもりだったけれど・・・。

 県道から大野管理所までの川沿いの桜は満開。雨の中で苦労しながら写真を撮っていると1台のキャブコンが入って来た。室蘭ナンバーだ。ご夫婦で大野管理所の方へ。

 戻ってくるのを待って声を掛けた。ダムカードを収集しながら全国をくるま旅しているWさん。出発したのは昨年10月というつわものだ。しばしダムカードの情報交換。

 そこでショッキングな情報。Wさん「佐布里ダム、行きましたか」。私「えっ」。「昨年の2月から配布していますよ」。私「・・・」。言葉が出なかった。

 佐布里ダムは知多半島の付け根、つまり私の地元にあるダム。知らなかった。ここでコンプリートじゃなかった。そのことよりも、地元のことを北海道の人に教えられるなんて。情けない。
大野頭首工
大野頭首工
ダムカード・大野頭首工
ダムカード
大野頭首工
大野頭首工・大野管理所付近からの景色
大野管理所からの景色
大野頭首工
大野頭首工
大野頭首工・大野管理所と室蘭ナンバーのキャブコン
大野管理所と室蘭
ナンバーのキャブコン
   
道の駅・もっくる新城
道の駅・もっくる新城
 Wさんとはここで別れて、私達は道の駅・もっくる新城へ向かう。14分で到着。春休みとはいえ平日なのに駐車場は満車。駐車するのに少し待たされた。

 早速に記念スタンプを押印。これでコンプリートだ。
駅舎の前に大型トラックを横付けして、柑橘類や野菜を販売している。かなり安いと妻。野菜などを購入していた。アズサに戻って車中昼食。昼寝をやっぱり20分。


 日帰り入浴ができる弁天島温泉・ファミリーホテル開春楼へ向かう。妻の要望で浜松技術工業団地内にあるうなぎパイファクトリーに寄り道することに。
道の駅・もっくる新城
 国道257号で南下。静岡県に入るころに雨が上がった。15時30分に到着。ここは工場見学ができてうなぎパイのお土産までもらえる。工場見学と買い物を済ませて開春楼へ。

 15分で到着。温泉博士を利用しての入浴。混浴露天風呂がある。水着着用。水着はアズサにいつも積んでいる。でも雨上がりで寒そうと妻の反対で内風呂へ。長湯のせいで汗が引かない。急ぎホテルの外へ。すーっと引いていった。
 ザビッグ・湖西店に寄り食料を調達。車中泊予定の湖西市の新居文化公園に向かう。途中に新居関所跡がある。中日新聞3月23日号に『新居関所「大御門」がついに開門』の記事が載っていたことを思い出す。ここに立ち寄り大御門をカメラでパチリ。

 18時半に新居文化公園に到着した。
車中夕食。もちろんアルコールも。 
新居関所・大御門にて
新居関所・大御門にて
新居関所駐車場
新居関所駐車場
新居文化公園
新居文化公園駐車場
   
 
□2015.4.2(木)□   【自転車で・・・】
 くるま旅の最終日。道の駅・潮見坂へ向かう。8時半に出発。15分で到着した。東の方から帰るときには必ず立ち寄ることにしている。美味しい新鮮野菜を安価で販売しているから。買って帰ってご近所さんにもお裾分け。ときおり知らない野菜を買うのも楽しみ。今回はスイスチャード。ほうれん草に似た野菜だ。

 妻のお気に入りは、そのままでも食べられるむらた農園の切干大根。6袋も購入した。ここには雄大な遠州灘を眺めながら入る足湯がある。でもこれは10時から。
岡崎城とソメイヨシノ・渋滞中にパチリ
岡崎城とソメイヨシノ
渋滞中にパチリ
 9時25分に出発。コロナの湯・安城店に向かう。無料温泉手形があったから。国道23号豊橋バイパスを終点まで行き国道1号へ。東名高速道路の岡崎IC出入口手前から渋滞が始まった。いつもの自然渋滞にしては長過ぎる。のろのろと進みながら、左に岡崎城が見えて気が付いた。

 桜まつりの花見見物のクルマが原因だ。駐車場が満車で入れない。岡崎城のある岡崎公園周辺は一千本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所だった。忘れていた。もっと早く気付いていれば迂回していたのに。

 11時過ぎにコロナの湯へ到着。温泉博士を利用しての入浴。映画館やボーリング場を併設する複合施設。この様な温泉施設の例にもれず、ジェットバスや電気風呂など多彩な風呂が用意されている。楽しみながら入浴。
コロナの湯・安城店
コロナの湯・安城店
 アズサに戻って車中昼食。昼寝を25分。もう帰宅するだけなので5分延長。14時過ぎに出発。

 1時間10分で自宅に到着した。
荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。

 でもダムカードはコンプリートできていない。佐布里ダムへ行かなくちゃー。ここなら自転車で。
 
後日入手したダムカード・佐布里池
ダムカード・佐布里池
後日入手
 
 
 
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