温泉巡りとついでに赤沢自然休養林 |
(拡大地図を表示) |
このくるま旅の記録は、日本RV協会発行のくるま旅クラブの会報誌「旅楽」の会員レポートに投稿してVOL19(2015年)に掲載されました。投稿原稿はこの記録を大幅に割愛したものです。くるま旅クラブは株式会社化され、「旅楽」の発行者はくるま旅クラブ株式会社に変わりました。
さて、今回は「温泉巡りとついでに赤沢自然休養林」のくるま旅。
きっかけは雑誌・温泉博士。 4月号の利用期限の4月15日が近付いていた。4月号では、わりと自宅から近いところにあるあいち健康の森・もりの湯へ入浴しただけ。このまま期限切れではもったいないと温泉巡りのくるま旅に出ることにした。ついでに、つわものツアーの登録スポット・赤沢自然休養林に寄り旅楽ポイントの獲得も目指した。
このくるま旅で入浴した温泉は訪問順に、雄踏(ゆうとう)温泉・浜名湖ロイヤルホテル、弁天島温泉・ホテル開春楼、笹戸温泉・紫翠閣とうふや、中津川温泉・クアリゾート湯船沢、二本木温泉・二本木の湯、昼神温泉・尾張あさひ苑、信州平谷温泉・ひまわりの湯。
主な観光スポットは訪問順に、うなぎパイファクトリー、新居関所、豊田佐吉記念館、日本大正村、赤沢自然休養林、御嶽山木曽本宮です。
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□2014.4.11(金)□ 【強風で露天風呂を断念】 |
妻が昼食のおにぎりを用意して10時40分に自宅を出発。道の駅・藤川宿を目指す。12時10分に到着した。まずスタンプを押印。地元愛知県の道の駅は15駅。そしてメデタク15個目の記念スタンプになった。
ここで車中昼食。そして昼寝を30分。これで午後の睡魔は寄せ付けない。
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道の駅・藤川宿 |
新居文化公園
駐車場出入口 |
新居文化公園をナビに設定して、13時36分に出発。国道1号を行く。JR東海・新居町駅前のT字路を南へ入る。14時51分に到着した。浜名湖弁天島周辺には道の駅がない。一番近い道の駅は湖西市の潮見坂。7kmほど離れている。その潮見坂で車中泊する予定だった。
自宅で浜名湖南部の観光情報をネットで見ていて新居文化公園を知った。車中泊した人がいたのだ。ここで車中泊出来れば、目的にしている温泉施設が近くて好都合。
確認のため最初にここに寄った。周辺を散策。わりと広い公園で、園内に新居図書館、駐車場の横には終日使用できるトイレハウスがある。道路の反対側には新居高等学校。周りは住宅が立ち並んでいる。車内で静かに過ごすなら車中泊は可能だ。 |
新居文化公園・花壇 |
公園の芝生広場ではテントなどを張ってイベントの準備をしていた。作業を見ていた高齢男性に聞いたら、「湖西市緑化フェアときらく市」が土日に開催されると教えてくれた。
色々と話をしていたら、近くに新居関所、少し離れるが豊田佐吉記念館があることも教えてくれた。おまけに車から新居関所のリーフレットまで持って来てくれた。新居関所で毎週数日のボランティア活動をしていると言っていた。 |
新居文化公園・フェア
準備中の芝生広場 |
ホテル開春楼 |
15時15分にホテル開春楼に向かう。10分で到着。ここには混浴露天風呂がある。当然、水着着用。露天風呂の正面には湖水に建つ大鳥居(浜名湖観光タワー)、奥に白い線を引いたように伸びる浜名バイパスと浜名大橋、その向こうに遠州灘が広がっている。
そのような景色が見えるはずだった。ホテル正面の駐車場に入れようとしたら、駐車スペースの広いところが空いていなくて、駐車場のスタッフに少し先の駐車場を案内された。
アズサから降りたら凄い風。ここは遮るものが何もなく、海からの強風をまともに受ける。この風では露天風呂は無理かも。予定変更。今日の入浴は浜名湖ロイヤルホテルにして、混浴体験は明日にしよう。ここでのんびりと過ごすつもりだったので時間が余ってしまった。 |
弁天島海浜公園より |
近くにうなぎパイファクトリーがあるので行くことにした。「夜のお菓子」のキャッチコピーで有名な「うなぎパイ」の製造販売施設。工場見学と試食ができてお土産までもらえる。
15時35分に出発。途中に浜名湖ロイヤルホテルがあった。様子を見に立ち寄る。立派なホテルだ。駐車場もすごく広い。その駐車場の一部を利用して車の運転練習?をしていた。同じ制服を着ているので、どこかの企業の社員教育なのかな。車庫入れの練習のように見えたが、定かではない。
うなぎパイファクトリーには16時に到着した。平日でも多くの観光客。時間つぶしの工場見学と試食だけのつもりだったのに、最高級のうなぎパイVSOPを買ってしまった。これのキャッチコピーは「真夜中のお菓子」。なんとも意味しんですね。
隣にらっか家・井田工場。ここにも小さな販売所。行ってみると外のワゴンを片付けている。もう閉店かな。確認すると、夕方になるとカラスが商品を突っつきに来るので店内に入れているとのこと。一通り試食してナッツミックスを買った。 |
浜名湖ロイヤルホテル |
うなぎパイファクトリー |
らっか家・井田工場 |
浜名湖ロイヤルホテル
正面ロビー |
16時43分に出発。13分で浜名湖ロイヤルホテルに到着。社員教育はまだ続いていた。フロントで温泉博士に押印してもらって温泉へ。時間が早いのか先客は数人だった。ゆったりと入浴。出る時になって6人ほど入って来た。
人形展示の案内パネルがあったので2階へ。布人形で浜松祭りの様子を再現していた。布だけで顔の表情や細い指なども表現できていて感心した。エントランスを出るのと入れ違いに制服の人達が入って来た。この時間まで社員教育されていたのかな。大変だね。
ビッグ・湖西店をナビに設定して18時24分に出発。17分で到着した。惣菜と弁当を購入。新居文化公園に戻る。10分で到着。
車中夕食。23時に就寝。
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布人形・浜松祭り |
□2014.4.12(土)□ 【漏水修理中】 |
炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。周辺が騒がしい。フェア参加店の商品の運び込みが始まっていた。
9時過ぎにフェア見学。ステージに一番近いテントに人の列。行ってみると、苗木を無料配布している。湖西市民でなくても良いらしい。カードにエコの取り組みを記入してボードに張り付ければOK。列に2人で並びサンパチェンス2鉢、クリップ6個をもらう。テントの店でオキアミの佃煮を2パック、柏餅を1パック購入。ステージではアクロバット自転車などの演技を披露していた。楽しませてもらった。 |
新居文化公園
湖西市緑化フェアと
きらく市の準備中 |
新居文化公園 |
しゃぼん玉 |
緑化フェアときらく市 |
きらく市・柏餅の購入 |
新居関所跡にて |
10時34分に新居関所跡へ向かう。5分で到着。新居関所・紀伊国屋共通入館券410円。新居関所跡は唯一現存している関所建物で国の特別史跡に指定されている。関所内は当時の姿をした人形を使って情景展示をしている。
併設する関所資料館では企画展を開催していた。歌川広重の東海道五十三次と東京漫画会の東海道五十三次漫画絵巻、そして描かれた景色の写真を比較展示。(撮影禁止で写真無し)江戸期、大正期、そして現在を同時に見ることができ興味深いものだった。
ただ、展示方法に難があった。日本橋から京に向かって、宿場ごとに3枚並べて展示。これは見やすかった。しかし途中から展示スペースの関係なのか、3枚重ねの展示に変わった。1枚ずつ自分でめくって見なければならない。これは・・・。駄目ですね。
11時50分に一旦アズサに戻って休憩。きらく市で買った柏餅でおやつタイム。柏餅と言えば中身は小豆あん。ところがこれは桜あんと白みそ味のあんの2種類。美味しかった。 |
新居関所跡・情景展示 |
新居関所跡 |
10分くらい休憩してから紀伊国屋へ向かう。関所前の国道301号を西へ徒歩3分くらい。紀伊国屋は江戸時代から昭和まで続いた旅籠(旅館)。関所が機能していた時代には紀州藩の御用宿となった。現在は紀伊国屋資料館になっている。いかにも江戸時代の旅籠と感じさせるのは2階の構造。階段の周りが廊下になっていて、その外周に客室が配置されている。
その室内に写真がさり気なく置いてあった。お銀さん(かけろうお銀)の姿をした由美かおるだ。ここで水戸黄門の撮影があったのかな。お銀さんと言えばお風呂のシーン。やはり風呂場にも写真があった。サインまで。でも入浴シーンでは無かった。
受付のスタッフに聞いてみた。2001年の東海道400年祭にあわせて再生整備し、紀伊国屋資料館をオープン。由美かおるさんにお銀さん姿で華を添えてもらった。その時のスナップ写真だった。
親切な方で色々な話を聞かせてもらった。関所周辺の地区は歴史の町として整備をすすめている。紀伊国屋資料館前の国道301号の工事は町の景観を良くするための電線地中化工事らしい。関所跡の西側には新たに高札場が復元されていた。がんばっているのが良くわかる。 |
紀伊国屋資料館 |
資料館・説明看板 |
階段周りが廊下 |
風呂場にもお銀さん |
紀伊国屋資料館内部 |
電線地中化の看板 |
お銀さんの写真 |
復元された高札場 |
近くに元芸者置き屋の小松楼があり、無料で見学できると教えてくれた。資料館の裏の出口から徒歩2分。
小松楼まちづくり交流館の看板が掲げられている。現在は展示会や教室などギャラリーとしても使用している。当時の小松楼は置き屋だけではなく、小料理屋もやっていた。2階は座敷になっていて、当時の芸妓の写真や化粧道具、踊りの道具などを展示している。階段の周りが廊下になっているところは紀伊国屋と同じ構造だ。
13時05分にアズサに戻る。車中昼食。いつもの昼寝30分。 |
小松楼
まちづくり交流館 |
芸妓の写真 |
芸妓の写真 |
階段周りが廊下 |
小松楼内部 |
豊田佐吉記念館をナビに設定して14時18分に出発。国道301号を北上。静岡県道3号に入る。豊田佐吉記念館の案内看板。ナビは直進を案内しているが、矢印は左折。看板に従った。そこから2分。14時42分に到着した。
駐車場、入館共に無料。豊田佐吉の生家を中心に、佐吉が考案した織機などを展示。佐吉の長男・喜一郎(トヨタ自動車の創始者)が子供のころに遊んだ裏山も散策路として解放されている。展示室でもらったリーフレットによれば、「この豊田佐吉記念館は、佐吉の夢が生まれたところでもあります」と書かれていた。
施設や散策路はよく整備されていて気持ちが良い。裏山の展望台からは浜名湖を見ることができる。天気が良ければ富士山も。
休憩室では、母を楽にさせたいと最初に考案した木製人力織機が置いてあり、それを使って機織体験ができる。
植木などを手入れしている人はいたが、いわゆる監視スタッフは見かけない。全くのフリーでの見学だった。 |
豊田佐吉記念館にて |
記念館・案内パネル |
記念館・展示室 |
散策路 |
展望台より |
豊田佐吉の生家にて |
休憩室にて機織体験 |
16時30分に出発。ホテル開春楼に向かう。途中でガソリンを給油。30分で到着した。昨日と同じ少し先の駐車場へ停めた。待望の混浴露天風呂。うきうきと入浴の準備。徒歩で2分くらいか。フロントへ。えっ。混浴露天風呂は数日前から漏水修理中。入浴できない。残念。しかたなく内風呂へ。温泉博士利用の無料入浴では苦情の言いようもない。それでも、入浴すればさっぱりして気分爽快。
18時24分に出発。ビッグ・湖西店へ。昨日も行っているのでナビに設定しなかった。これが失敗だった。右折を忘れて直進したようだ。しばらく行ってから間違いに気付いた。ナビに助けてもらい、35分かかって到着。惣菜と弁当を購入。新居文化公園で連泊。
19時24分に到着。車中夕食。22時40分に就寝。
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□2014.4.13(日)□ 【トイレがない】 |
炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。今日もフェア会場へ。柏餅が美味しかったので、リーピート購入するため。その他に青島みかん、春見オレンジ、ミニトマトを購入した。どれも安かった。青島みかんはもう時期外れなのに売っていた。少し萎びかけていたが味は良かった。
9時17分に出発。新居関所に寄る。豊田佐吉記念館を教えてくれた男性のボランティア活動の日なのだ。駐車場を担当していた。豊田佐吉記念館へ行って来たことを伝え、お礼を言って別れた。 |
新居文化公園・駐車場
奥がトイレハウス |
道の駅・潮見坂 |
道の駅・潮見坂へ向かう。9時44分に到着。ここに寄ったら必ず買うのが、むらた農園の切干大根。そのまま食べられるのが魅力。大根の甘みの増す厳寒期のみの生産なので、数量に限りがあるらしい。
以前にも入荷されていなくて買えなかったことがあった。今回も入荷していなかった。(5月20日に別のくるま旅で寄った時には購入できた) |
笹戸温泉・紫翠閣とうふやをナビに設定して9時53分に出発。国道1号を岡崎まで出て、国道248号を豊田経由で行くのが一般的なようだ。でも交通量が多いのを嫌気して、10時52分に本宿から国道473号に入った。ナビは勝手に再探査してルートを作ってくれる。
11時に岡崎・南大須公民館。須佐乃男神社の駐車場横の桜が綺麗だったので写真をパチリ。国道473号はお店などもなく、トイレに困った。南大須公民館も施錠されていてトイレは利用できない。11時35分、国道の右手に公衆トイレ。でも閉鎖されていた。すぐ先に、料理旅館・緑想庵 狐塚。開店準備中だったけれど無理を言ってトイレを使わせてもらった。1階食事処はカウンター席と囲炉裏風のテーブル席が数席ある洒落た造り。こんなところで呑んでみたいと思わせる。 |
須佐乃男神社駐車場 |
須佐乃男神社・駐車場 |
料理旅館・狐塚
近くの白狐を祀った祠 |
料理旅館・狐塚
看板としだれ桜 |
料理旅館・緑想庵
狐塚 |
料理旅館・緑想庵
狐塚・店内 |
紫翠閣とうふや
橋より |
12時37分に紫翠閣とうふやへ到着。矢作川沿いに建つ愛知県下最古(他の意見もあり)の天然温泉・笹戸温泉の旅館だ。旅館の周囲に駐車場がない。仕方なく通過。その先にあった笹戸会館の駐車場にとりあえず入れた。公民館のようだけれど、建物は施錠してあり誰もいなかった。旅館の駐車場で車中昼食を予定していた。困ったな。
紫翠閣とうふやへ来る途中で、川の駅・いけじまの案内のぼりを妻が見かけていた。愛知県道11号から、川の対岸に多くのクルマが集まっているのが見えた。あれが川の駅だったかもしれない。
行ってみることにした。来た道を戻る。旅館を過ぎてすぐのところ、道路の反対側にGSがあり、その横を入った奥に紫翠閣とうふやの駐車場があった。案内看板も出ていた。見落としていたのだ。
この駐車場で車中昼食と一瞬思ったが、多くのクルマが集まって何をしているのか興味があったので川の駅に向かう。12時49分に到着。川の駅・いけじまの駐車場には1台のクルマも停まっていなかった。河原に下りる道路がある。クルマはその道路沿いに停められていた。河原では多くのグループがバーベキューをしていた。今日は日曜日。レジャーを楽しんでいたのだ。納得。
さっそく車中昼食。昼寝を30分。起きると周りが騒がしい。消防車やパトカーが止まっている。耳栓をしていて気付かなかった。何事か。漏れ聞こえてきた話によると、バーベキューをしていた焚火に、余った薪や出たごみを投げ入れた。そのため炎がキャンプファイヤーのように大きくなり過ぎてしまった。
県道11号を行くドライバーから火事の通報があったらしい。それがボヤ騒ぎになり、消防や警察が駆けつける事態になったようだ。そのグループは厳重注意を受けていましたよ。この様な事があると使用禁止になってしまうかもしれませんね。 |
紫翠閣とうふや
駐車場 |
川の駅・いけじま |
川の駅・いけじま
集結した消防自動車 |
河原でのディキャンプ
ボヤ騒ぎとは無関係 |
14時38分に出発。紫翠閣とうふやへ向かう。7分で到着。ここも温泉博士での入浴。内湯の広い湯船に浸かりながら、山裾を流れる矢作川の景色を眺めることができる。広くはないが露天風呂もあり、さらに広い景色を眺めることができる。脱衣所からも河原が見える。
対岸は山裾がせまっているが、こちら岸は広い河原になっている。そこに人懐っこいアイガモの親子が集まっていた。子供たちや大人が近づいてもまったく逃げない。餌付されているようだ。その子供の中にうさぎを抱いた少女がいた。初めはぬいぐるみかと思ったが本物だった。
紫翠閣とうふやを後にする時に、和服のおかみさんがエントランスを出て見送ってくれた。
これが温泉博士4月号最後の体験入浴になった。利用期限の15日まで2日間あるが、これから向かう赤沢自然休養林方面には体験入浴出来る施設は掲載されていないのだ。 |
紫翠閣とうふや |
温泉脱衣所 |
アイガモの親子 |
幸せの鐘にて |
今日の車中泊予定は道の駅・おばあちゃん市山岡。ナビに設定して16時18分に出発。16時50分にサークルK・瑞浪陶町店に寄り惣菜を購入。17時11分に道の駅・おばあちゃん市山岡に到着した。
3度目の訪問。ここでの車中泊は初めて。ここには木製では日本一の大きさを誇る水車がある。直径は24m。水車の周辺を散策。以前には無かった幸せの鐘が設置されていた。妻と鳴らしてみた。周りの静けさの中、思ったより大きな音で驚いた。
アズサに戻りおやつ。売店で買ったコロッケとみそ味の柏餅。19時30分に車中夕食。今夜はスパゲティー鍋。20時に水車が止まった。一段と静かになった。
23時に就寝。
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道の駅
おばあちゃん市山岡 |
□2014.4.14(月)□ 【無料入浴出来なかった】 |
炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。8時ごろ水車が回り始めた。周辺でスタッフの清掃が始まった。建屋の上の方も長い柄の毛ばたきで払って行く。トイレも清潔に保たれていたが、この様な努力のおかげだろうね。ありがとうございます。
日本大正村をナビに設定して9時10分に出発。 |
気持ちの入った
朝の清掃作業 |
日本大正村資料館
映画の資料 |
日本大正村は2度目の訪問。前回は雨に降られて一部の施設を見ていない。今日は観光のやり直しだ。
9時32分に到着。前に来た時に大正村駐車場は有料だった。そして北側の一部のエリアだけが柵で仕切られていて、無料で自由に出入りできるようになっていた。
そのことがあったので、一旦は開店前のバロー・明智店の駐車場に入れた。大正村駐車場を見に行くと、何と無料になっていた。さっそくアズサを移動した。
日本大正村は「生活・文化・建造物、そして街並や風景や人情までをふくめて町ぐるみ(大正村のリーフレットより)」がテーマパークになっている。大正村には入館料が必要な施設が4つある。大正ロマン館、日本大正村資料館、大正時代館、おもちゃ資料館。
駐車場から一番近い日本大正村資料館へ。休憩所で椎茸茶のサービスがあります。4館共通入館券は500円。それぞれの館の詳細は公式サイトを見てくださいね。
午前中に日本大正村資料館、おもちゃ資料館、大正時代館を見学。12時10分にアズサに戻り車中昼食。昼寝を30分。午後から大正ロマン館、旧大正村役場を見学。
15時10分にアズサに戻りおやつを食べながら休憩。出発前にバロー・明智店により夕食用のちらし寿司と野菜を購入。 |
資料館・休憩所 |
明智川の桜 |
おもちゃ資料館 |
大正ロマン館 |
大正ロマン館にて |
旧大正村役場 |
黒壁の路地 |
今日の車中泊予定の道の駅・きりら坂下をナビに設定して15時38分に出発。途中でガソリンを給油。16時53分に道の駅・きりら坂下に到着した。同じ敷地内にショッピングセンター・サラがある。ここでも惣菜を購入。
さて、今日の入浴は信州物味湯産手形を利用する予定。無料入浴のできる滝見の家に行くことにして、確認の電話をした。呼び出しているが出てくれない。あきらめて、滝見の家にわりと近い床浪荘にも電話したが、こちらは「現在使われていません」のメッセージが流れた。休業してしまったのか。困ったな。
道の駅のスタッフに相談したら、中津川温泉・クアリゾート湯舟沢なら近いし、割引券があると教えてくれた。ナビに設定して17時24分に出発。16分で到着した。
温泉のほかにスパとプール、宿泊施設のある複合施設。温泉の入浴料金800円。割引券の利用で600円になった。内湯も露天風呂も広々としていて、ゆったりと入浴。
18時53分に出発。ナビは何故か来た時とは違う道を案内した。来る時とは違ってアップダウンは少ないが、距離が2kmほど長かった。18分で道の駅・きりら坂下に戻った。
かなり後になって滝見の家から折り返しの電話があった。留守にしていたらしい。入浴前ならよかったのにね。
ちらし寿司と惣菜で車中夕食。23時30分に就寝。
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道の駅・きりら坂下 |
ショッピングセンター
サラ |
中津川温泉・クアリゾート湯舟沢・案内看板 |
中津川温泉
クアリゾート湯舟沢 |
□2014.4.15(火)□ 【覚えましたよ木曽五木】 |
道の駅・きりら坂下
木曽川べりの桜 |
炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。 桜咲く木曽川べりを散策。花桃も咲いている。場所によっては散り終わりの桜木もあった。もう少し早い時期ならもっと見事に咲いた桜を見えたのだろうか。
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いよいよつわものツアーのツアースポットになっている赤沢自然休養林をナビに設定して8時45分に出発。10年くらい前に行ったことがある。国道19号を北上。上松まで行くものと思っていたら、ナビはかなり手前で左折を案内した。
とんでもない道を案内しているのでは。でも、中型トラックも左折しようとしている。あのトラックが行けるならと、案内に従った。
大きな赤い橋で木曽川を渡る。その先を鋭角に右折。すぐに長いトンネル。この後、トンネルを2つ抜けて、赤沢自然休養林へ向かう長野県道473号に上松で合流した。広くて良い道だった。帰宅後に調べたら長野県道508号。認定されたのが最も新しい県道だった。
長野県道473号には赤沢自然休養林への案内標識が随所に立っている。一部にすれ違い困難区間があるが速度を落として走行していれば問題ない。9時47分に到着した。 |
木曽川に架かる赤い橋 |
案内標識 |
長野県道473号 |
赤沢自然休養林 |
赤沢森林鉄道運行開始は4月26日から。多くの人が開業準備で働いている。トイレもしかり。水洗のエアー抜き作業が終わったら使えるようになるとのこと。森林鉄道沿いの散策路の木道は整備を終わっていて痛んだところは新しい板に交換されていた。
最初にツアースポットの写真を撮影。そこで作業をしていた人が散策路の脇に水芭蕉が咲いているよと教えてくれた。見に行くことに。散策路はすべて木道と舗装路になっている。車椅子でも散策できるようにしてある。う〜ん。水芭蕉が見つからない。
途中で、森林鉄道のレールを点検整備している人と話すことがでた。赤沢自然休養林ならではの森林浴の効能について説明してもらった。
散策路にも4枚の説明パネルが設置されている。項目だけを紹介すると「森林の香り成分(フォトンチッド)」「森林浴で心理的にリラックス」「森林浴が免疫機能を高める」「森林浴でストレスホルモンが減少」。医学的に証明されているようですよ。
問題の水芭蕉はすでに通り過ぎてしまっていたようだ。森林浴の効能を聞いたので、もう少し森林浴をすることにした。結局、森林鉄道終点の丸山渡まで行ってしまった。
ここに木曽五木が植えられていた。名札が掛けられている。ネズコ、サワラ、コウヤマキ、ヒノキ、アスナロ。妻が忘れないように何度も暗唱している。この文章を書いているときに聞いてみたら、日数が経っているのに何と覚えていました。
帰りに水芭蕉も見つけることができた。川とは反対側の湿地に白い花を咲かせていた。まだ時期的に早いようで、つぼみの方がはるかに多かった。行く時は川べりばかりを見ていたので見つからなかったのだ。お蔭で十分に森林浴をすることが出来た。 |
森林鉄道運行準備 |
ツアースポット |
板を交換した木道 |
森林浴の説明パネル |
森林浴の説明パネル |
森林鉄道終点
丸山渡 |
木曽五木 |
水芭蕉 |
道の駅・木曽福島をナビに設定して11時53分に出発。来た道を戻る。出発して6分で姫宮神社。赤沢自然休養林へ向かっているときに、古びた鳥居を見かけて、帰りに寄ろうと思っていた。
鳥居の横に説明看板が立っている。それによると後白河法皇の第三皇子・高倉宮以仁王(もちひとおう)の姫君が祀られているそうです。
以仁王は源氏に平氏追討の令旨を出しました。1180年の宇治の戦い(義経が木曽義仲に勝利した宇治川の戦いではありません)で源氏が敗れ、姫君は平氏の追手を逃れ、京都から美濃を経て木曽へ。この地に至りついに逃れるすべなく、渕に身を投げて15歳の若い命を絶った。姫宮神社の悲しい伝説です。
それにしても、このような山の奥まで平氏の力が及んでいるとは驚きですね。鳥居の奥の吊り橋を渡り、川沿いに5分くらい行くと社があります。お参りして来ました。川沿いの道は森林浴の姫宮ルートの一部になっています。ここなら、つわものツアーのツアースポットに近いので場楽スポットに投稿できるかな。 |
姫宮神社・参道入り口 |
森林浴姫宮ルート |
姫宮神社 |
御嶽山木曽本宮
道の駅・木曽福島より |
12時14分に出発。12時38分に道の駅・木曽福島に到着。まずは車中昼食。そして昼寝を30分。
農産物直売所で生椎茸を購入。通路の屋根の下に網が張ってあった。ツバメに巣を作らせないようにするためらしい。それでも入り込むツバメを道の駅のスタッフが追い払っていた。木曽川を見下ろすウッドデッキから、木曽川を挟んだ対岸の正面に御嶽山木曽本宮が見える。立派な建物だ。 |
道の駅・三岳をナビに設定して14時09分に出発。記念スタンプを押印するため。6分で到着した。木曽ダム湖の畔にあり、国道19号から離れ、長野県道20号で少し入って来るのでとても静か。車中泊は道の駅・木曽福島にしようと思っていた。何かと便利な場所にあるから。でも静けさと、駐車場の状態から三岳に変更だ。木曽福島の駐車場は少し傾きがあったのが気になっていた。
それと理由がもう一つ。木曽福島は網を張ってツバメの巣作りを防止していた。三岳ではわざわざ軒に板を張って巣を作りやすいように手助けしている。迷惑になりにくいところへツバメを誘導しているのだろうか。この対応も気に入った。経営者の人柄かな。
売店に行くと美味しそうな弁当が並んでいる。隣に併設したみたけグルメ工房で作っている弁当。今夜もスパゲティー鍋の予定だったけれど1個購入した。
店のスタッフが梅の花の情報をくれた。特別養護老人ホームなんてんの里の周辺は梅の木が多く、ちょうど見頃とのこと。道を教えてもらった。行ってみると満開の梅の木もあるが、概ね5部程度の開花。梅花もよかったが、しだれ桜の方が見事だった。 |
道の駅・三岳 |
ツバメの巣 |
なんてんの里の
近くのしだれ桜 |
二本木の湯 |
二本木温泉・二本木の湯をナビに設定して14時40分に出発。国道19号から国道361号へ。途中に日帰り温泉の代山温泉・せせらぎの四季(とき)があった。その前を通過して15時5分に到着。
物味湯産手形で無料入浴。天然炭酸泉で肌に気泡がはり付いてくる。温泉成分が私には強過ぎた感がある。最後にシャワーで成分を落としてくれば良かった。
アズサに戻ったら、来た時にはガラガラだった駐車場が満車状態になっていた。人気があるんだね。 |
裏の駐車場 |
16時39分に出発。JR木曽福島駅近くにイオン・木曽福島店があるので寄ることにした。16分で到着。惣菜を購入。
17時35分に道の駅・三岳に戻った。道の駅は閉まっていたけれど男性スタッフ(駅長かも)がリーフレットの整理や片付けをしていた。少し話すことができた。道の駅の県道側の出入口と反対方向の出入口は林道台ヶ峰線につながっている。左に行くと御嶽山木曽本宮に出ると教えてくれた。
そこへ大きな紙の筒を持った男性がやって来た。男性スタッフと一言二言。紙の筒は御嶽ロープウェイのポスターだった。リーフレットの置いてある壁に貼り始めた。聞くと5月24日からこのシーズンの運転を開始するので、古いポスターと張り替えに回っているとのこと。ポスターを店に置いて行けば、店の方で張り替えてもらえると思っていた。自分たちで張り替えなければならないらしい。知らなかった。
車中夕食。スパ鍋、弁当、いか唐揚げ。三岳で買った弁当は、隙間なくぎっしりと詰まっていて良心を感じる。それに味付けが良く美味しかった。妻は安いと感心しきりだった。
就寝は22時40分。 |
木曽福島の町並み |
リーフレット置き場 |
道の駅・三岳にて |
□2014.4.16(水)□ 【水行に遭遇】 |
三岳で購入した弁当 |
炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。売店は8時に開いた。行って見るとすでに弁当が並んでいる。美味しくて安いので2個購入した。昼食は準備してあるので夕食用。
お漬物も美味しそう。でも量が多い。スタッフに聞くと、量の少ない物もあるが、まだ出ていないらしい。いつ頃出せるのか隣の工房まで聞きに行ってくれた。もう少しで出せるとのこと。
アズサに戻り、出発の準備をしてから売店へ。まだ出てきていなかった。スタッフに言うと工房まで取りに行ってくれた。出来ていた分だけを持って来てくれた。対応が親切だね。 |
三岳で購入した弁当 |
9時5分に出発。林道台ヶ峰線を行く。10分で御嶽山木曽本宮に到着。広い駐車場にぽつんとアズサが一台だけ。境内入口の大鳥居のすぐ横に停めた。
坂を上って本殿へ。拝殿前には長椅子が整然と並べられている。長椅子の上には可愛いフクロウ柄の座布団。120席。生地の色柄が全て異なっていた。買えるのかな。神社の緋袴の女性に聞くと、信者が作って持って来てくれるものらしい。売ってはいないのだ。残念。
参拝を済ませてから境内奥の水行の清明瀧へ。女性が植木に水やりをしていた。神社の関係者のようだ。色々と話ができた。木曽福島駅前から2年前に遷宮したとのこと。ここに移った当初は野菜を植えていたが食べごろになると猿が盗って行ってしまうので、今は止めたらしい。夏になると清明瀧の周囲を猿が取り囲むことがあると言っていた。 |
御嶽山木曽本宮
駐車場 |
境内 |
清明瀧 |
本殿と鳥居 |
道の駅・木曽福島
御嶽山木曽本宮より |
拝殿 |
清明瀧と禊潔斎所 |
若い女性2人が清明瀧の横の禊潔斎所(みそぎけっさいじょ?)に入って行った。先ほど参道で見かけた2人だ。観光客と思ったが御嶽教の信者さんのようだ。しばらくしたら白い行衣に着替えて出て来た。
話していた女性に聞くとここで心身を清めて本殿に入るためらしい。印を結んだ手を頭上にかざして流れ落ちる水の中へ入って行った。山の水はまだまだ冷たいこの時期に、若い女性の水行に遭遇するとは思ってもみなかったし驚きだった。 |
水行まえの祈り |
水行の女性 |
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裏山を少し登ると御嶽山が見えると教えてくれた。クルマでも行けるらしい。どこへ抜ける道か聞き忘れた。Uターンで戻ることにしてアズサで行くことにした。道はすれ違うことができる程度の広さはある。少し行くと御嶽神社と刻んだ石組があった。そこを過ぎてすぐのところから山頂に雪を頂いた御岳山が観望できた。
石組のところまでバックしてUターン。道の駅・大桑をナビに設定して10時27分に出発。林道台ヶ峰線を少し行くと新しい道の下を抜けた。その道に上がるランプがあった。ナビは直進を案内している。案内を無視してランプに入った。ランプを上がった先は信号交差点。道路標識に従って左折で新道に入った。ナビの画面では道路の無いところを走行している。しばらく行くと自然に国道19号に入った。
帰宅後に調べたら、ナビは赤沢自然休養林へ向かっているときに走行した長野県道508号へ案内していた。新道は国道19号のバイパスだった。
ヤフーの地図にもランプから南側のこの道路は載っていなかった。そしてもう一つ。新道へ上がるランプは前日に走行していたのだ。赤沢自然休養林から道の駅・木曽福島に行くときに利用していた。その時はナビの案内で信号交差点を右折して新道に入った。つまり、反対方向からランプにはいり、反対方向へ走行したのだ。帰宅後にGPSデータを確認するまで気付かなかった。まったく情けない。 |
御嶽神社と刻んだ石組
本宮の裏山にて |
裏山から見た御嶽山 |
国道19号のバイパス |
三留野宿・鯉のぼり |
道の駅・大桑へ10時53分に到着した。少し休憩。南木曽温泉・木曽路館をナビに設定してすぐに出発。ここも物味湯産手形で無料入浴できる。しかし昨年5月に、ここで物味湯産手形を購入して、初の入浴体験をしている。1施設1回のみ有効なのでもう無料入浴できない。
なので今日は、その先の昼神温泉での入浴を予定している。木曽路館に寄る目的は伊那食品のかんてんぱぱの製品を販売しているから。かんてんゼリーを買うためだ。
国道19号を南下。17分で中山道41番目の宿場町・三留野宿。木曽川の上空を30匹あまりの鯉のぼりが泳いでいた。隣には近代化遺産・桃介橋が架かる。3基の主塔を持つ木製の吊橋。電力王・福沢桃介が下流の読書(よみかき)発電所を建設する時に、資材運搬路として造ったものだ。ちなみに福沢桃介は福沢諭吉の次女の婿養子。アズサを少し広くなった国道沿いに停めて10分ほど散策。
国道19号から国道256号へ。ちょうど読書発電所の前の信号交差点で分離する。11時30分に島崎藤村の母の出身地の妻籠宿を通過。7分で木曽路館に到着。
予定通りにかんてんゼリーを買い込んだ。物味湯産手形を使って1割引きになった。伊那食品のかんてんぱぱガーデンへ行けば試食が豊富にあるが、残念ながらここにはない。でもここもおまけを付けてくれた。アズサに戻り車中昼食。昼寝を30分。 |
三留野宿・桃介橋 |
三留野宿・桃介橋 |
木曽路館 |
昼神温泉をナビに設定して13時13分に出発。清内路トンネルを抜けて5kmくらい下ると漬物店・信州清内路峠のおつけものがある。ここのわさび味の長いも漬けがお気に入りなのだ。その他に胡瓜の漬物を買った。
13時56分に出発。6分で湧水の水汲み場・清内路一番清水。自由に汲むことができる。くるま旅も終盤で、飲料水を詰めていた2Lのペットボトル12本の内10本が空になっている。すべて満タンにした。
昼神温泉へ14時25分に到着した。物味湯産手形で無料入浴できる施設は沢山ある。今回は尾張あさひ苑へ。入った時には先客1人。すぐに貸し切り風呂になった。露天風呂が無かったのが残念。
阿智川沿いの桜がちょうど満開。風に吹かれながらの風呂上がりの散策は心地よい。サークルK・信州昼神店に寄る。先ほど買った長いも漬けは冷蔵庫に入れないと日持ちしないので氷を購入した。ついでに惣菜も購入。 |
信州清内路峠の
おつけもの |
清内路一番清水 |
昼神温泉尾張あさひ苑 |
尾張あさひ苑の浴室 |
阿智川と赤い橋 |
阿智川の堤にて |
昼神温泉・桜 |
道の駅・信州平谷 |
道の駅・信州平谷をナビに設定して16時36分に出発。24分で到着した。ここには信州平谷温泉・ひまわりの湯を併設している。南信州最大の広さを誇る露天風呂がある。
さっきの尾張あさひ苑は露天風呂が無かった。ひまわりの湯も物味湯産手形で無料入浴体験ができる。夕食前に入浴することにした。時間があるので農産物直売所やひまわりの館を散策。農産物直売所でせんべいを、土産物店で桜まんじゅう、りんごパイを購入した。
レストランのメニューも確認。馬刺しが載っていた。夕食は三岳で買った弁当や各種惣菜があるので今回はあきらめた。次回の楽しみにとっておこう。
入浴の最終受付が19時なので、18時40分にひまわりの湯へ。さっそく露天風呂へ。通路が敷石になっている。その上に滑り止めのためかマットが敷かれていた。雰囲気を出すためか照明を落としていて足もとが暗い。私のように初めて入浴するものには、マットの下が敷石になっていることは分かりづらい。敷石と敷石の隙間が分からず足をとられて足首をねん挫しそうになった。
露天風呂の先客は1人だった。その人も同じ体験をしたのか「あれ、あぶないよね」と話しかけて来た。店の方に善処するように注文をつけると言っていた。たしかに、少し暗い方が雰囲気は良いが・・・。安全が一番だからね。
アズサに戻り夕食。弁当は本当に良心的で美味しかった。
就寝は22時40分。
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ひまわりの館 |
ひまわりの湯
夜の露天風呂 |
信州平谷・説明パネル |
□2014.4.17(木)□ 【迷惑な若草色のバス】 |
くるま旅の最終日。午前中に自宅へ着く予定。炊飯はしない。朝食は予備食として持って来ているレーズンパンと夕食の残り物で済ませた。
自宅をナビに設定して8時に出発。国道153号を南下する。木材を満載したトラックに追いついてしまった。13分で愛知県に入る。センターラインが黄色の実線から白色の破線に変わるのを待ってトラックを追い越した。
8時26分に道の駅・どんぐりの里。ひょっとして店が開いているかもと寄ってみた。当然に開店前だった。 |
国道153号
木材満載のトラック |
国道153号
時間調整?走行の
迷惑なバス |
駐車場を一周して国道153号に出ようとしたところ、左から若草色のバスが来た。やり過ごしてから国道に入った。これがいけなかった。余裕はあったのでバスの前に入れば良かった。このバス、時間調整でもしているのかな。さきほどのトラックよりも低速走行だった。
路側帯の広いところがあっても寄る気配もない。ゆずり車線もまったくない。追い越し可能区間は1ヶ所あったが、対向車があったので追い越しできなかった。結局は香嵐渓の追分までの26kmをお供することになった。 |
若草色のバスは国道153号を直進。私は愛知県道39号に左折した。でもそこには名鉄の路線バスが走っていた。ついてないなと思った矢先のこと、すーっと左に寄ってくれた。バス停ではない。あきらかに道をゆずってくれたのだ。後続車のイライラをも解消させる。これがプロのドライバーの対応だと思う。
この先、道路工事による渋滞もあったが10時52分に自宅に到着した。
荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。
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