南信州・ひな祭りと温泉巡りのくるま旅
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このくるま旅の記録は、オートキャンパー誌・2023年8月号の日本列島くるり旅日記に掲載されました。その投稿原稿は、この記録を一部割愛して作成したものです。
オートキャンパー誌に掲載された文章は各所に加筆がされていました。従来ならデータとして本文脇の欄外に書かれる説明などが、本文内に書き加えられていました。
このページについても、あった方がいいかなと思われる加筆の一部を引用させてもらいました。
さて、今回は「南信州・ひな祭りと温泉巡りのくるま旅」。
長野県は日帰り温泉施設が600以上あり、施設数日本一を誇っている。
その長野県に一般社団法人・長野県観光機構が発行している有料の観光クーポン冊子・信州物味湯産手形(以下手形と表記)がある。 |

信州物味湯産手形 |
手形には無料入浴できる施設が40軒ほど掲載されていて、その中の12の施設を自由に選んで入浴することが出来る。無料入浴以外にも割引やプレゼントなど各種の特典が掲載されている。
ただし、左の写真の冊子版はこの版で終了し、2023年度からはデジタル版のみになる。
手形の有効期限が3月末に迫っていた。これまでに利用したのは4か所だけ。「まだ8か所も入れる」となり、温泉巡りのくるま旅に出ることにした。そして12の施設を利用すると長野県の特産品が当たる抽選に応募が出来るので、それも楽しみの一つになった。行く先は手形入浴できる施設が多くある南信州。この地域ではひな祭りを旧暦で行っていて、都合よく「中馬ぬくもり街道ひな祭り」を開催中でした。各所に飾られているおひな様を観覧しながらの温泉巡りになりました。
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中馬ぬくもり街道
ひな祭り |
□2023年3月5日(日)・走行距離:104km□ 【ふくよかなトイレの神様】 |
昼食のおにぎりと夕食の惣菜を用意して、自宅を10時25分に出発。いつものように夫婦二人旅。まずは妻の学生時代の親友宅に向かう。利用する国道155号沿いなので、たまに寄り道をして旧交を温めている。到着はいつも昼時。私たちは持参したおにぎりで、親友ご夫婦と一緒に食事をしながら談笑。友人の畑の隅にキンカンの木があり黄色く色づいている。ゆっくり旅で時間もあるのでキンカン摘みをして2kgほど頂いた。 |
2時間くらい滞在して出発。ネバーランドに向かう。長野県の根羽村にある複合観光施設。ピーターパンにでてくる妖精たちが住む島と同名ですね。長野県に入ったあたりから雪ではなく小雨が降り出した。
15時に到着。施設内の「峠の定食屋」に吊るしびな二千体がトンネル状に飾られている。このトンネルはくぐった人の厄を払い多幸を願って飾られている。早速くぐらせてもらった。トンネルの先におひな様の七段飾り。その奥にはトイレの神様が安置されている。「根羽村名物 トイレの神様 運をつけて行ってください」との説明書き。右手に金のバケツ、左手に金のデッキブラシを握っている。運がつきますようにとお賽銭を上げて手を合わせた。 |

信州ネバーランド |

右奥が峠の定食屋 |

木彫りのカエル |

吊るしびな二千体 |

トイレの神様 |

厄払いできたかな |

信州平谷温泉
ひまわりの湯 |
15時40分に出発。雨は上がっていた。6分で道の駅・信州平谷に到着。ここで車中泊。ここには信州平谷温泉・ひまわりの湯(手形1か所目)があり、南信州屈指の大露天風呂が人気。でも通路の凍結などで露天風呂の入浴は3月末まで休止している。承知して入浴したけれど出てきたら4月3日から使える平日限定無料優待券を手渡してくれた。何と良心的。アズサに戻り持参した総菜と缶ビールで夕食。 |

道の駅・信州平谷
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夕方の風景
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夕方の風景
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□2023年3月6日(月)・走行距離:66km□ 【華やかさに圧倒】 |
炊飯をして朝食。昼食のおにぎりも用意する。周辺を散策。ひまわり市場で栗もちもなかや椎茸などを購入。手形を見せて5%割引。
9時50分に出発。5分も行くと治部坂高原スキー場。ゲレンデには雪が残っていて朝早いのに多くの人がボードやスキーを楽しんでいる。雪の上を少し歩いてみたが革靴ではすってんころりんと行きそうだったので早々に切り上げた。 |

治部坂高原スキー場 |
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国道153号 |

スキー場案内板 |

キッズパーク |

湯ったり〜な昼神 |
10時30分に昼神温泉郷の日帰り温泉施設・湯ったり〜な昼神(手形2か所目)に到着。駐車場にキャンピングカーが停まっていた。お仲間だ。何気に運転席をみたら・・・。ワンちゃんが姿勢を正して座っていた。思わずパチリ。さて、先ずは朝風呂気分で入浴。昼神温泉の泉質はアルカリ性単純硫黄泉。さらっとした肌あたりの良さが特徴で大好きな温泉だ。
アズサを昼神温泉朝市広場駐車場へ移動。花桃のシーズン以外は無料で開放されている。トイレハウスと無料の足湯がある。トイレハウスは夜間は閉鎖されるので、ここでの車中泊は無理かな。 |

運転はワンちゃん? |
ここから徒歩で石苔亭いしだへ向かう。徒歩4分くらいか。ロビーには能舞台がしつらえてある老舗の和風温泉旅館。その能舞台に二千体の吊るしびなと二百体のおひな様が飾られて、中心には厄除けの神様「ヤークーさま」が安置されている。華やかさに圧倒された。
アズサに戻りここで車中昼食と午後の眠気対策の昼寝を30分。 |

石苔亭いしだ |

中心にヤークーさま |

二百体のおひな様 |

二千体の吊るしびな |

能舞台にて |

信州公共の宿鶴巻荘 |
13時30分に徒歩で信州公共の宿・鶴巻荘(手形3か所目)に向かう。徒歩3分くらいか。初めて経験するお座敷風呂。浴場に畳みが敷き詰められていて、滑りにくく転んでも怪我をしないように配慮されている。飲泉の設備もあったので飲んでみた。美味ではないが普通に喉は通っていった。ロビー脇に親王飾りと吊るしびなが少し飾られていた。 |

お座敷風呂 |

親王飾りと吊るしびな |
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14時30分、「中馬ぬくもり街道ひな祭り」の駒場地区へ向かう。10分足らずで到着。阿智村商工会館の駐車場にアズサを停めて徒歩で散策。最初に木造二階建ての旧銭湯・玉の湯へ。大正時代に建てられ昭和45年頃まで営業していた。中に入ると一気に昭和初期にタイムスリップ。お雛様よりも壁画や広告看板などに目が向いてしまう。2階に上がると当時の玩具や雑誌なども置いてあり昭和の雰囲気を満喫できる。ポスターもあって、娘時代の美空ひばりにも会うことが出来た。
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旧銭湯・玉の湯 |

旧銭湯・玉の湯 |

玉の湯の2階 |

映画情報・山本富士子 |

ポスター・美空ひばり |

1938年頃駒場下町 |

大正時代の雛飾り |
玉の湯を後にして、酒店や呉服店、個人宅など十数か所で観覧。時には家の方とも楽しく話させてもらい、昔の賑わいなどを興味深く聞かせてもらった。 |

明治時代の雛人形 |

長谷川さん宅雛飾り |

長谷川さん宅雛飾り |

一般宅の雛飾り |
16時、なごみの湯殿・砂払温泉(手形4か所目)へ向かう。30分程で到着。それぞれは広くはないけれどジェット風呂や電気風呂など10種類の風呂がある。電気風呂は敬遠して他はすべて体験。
17時50分、道の駅・田切の里へ向かう。10分も行くとスーパーのキラヤ・黒田店。夕食の総菜などを購入。19時に田切の里へ到着。正面には雪を頂いた中央アルプスの山並みが見える。ここで車中泊。 |

なごみの湯殿砂払温泉 |
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道の駅・田切の里
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中央アルプスの山並み
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□2023年3月7日(火)・走行距離:53km□ 【頑張ったけれどやっぱり年相応】 |

給水場 |
駅舎前のテント販売で妻が冬用の靴下を購入。前にも買ったことがあり良かったのでリピート。この時期にまだ残っていてラッキーだった。
9時40分、かんてんぱぱガーデンへ向かう。25分ほどで到着。広域農道を挟んで、東と西に分かれている。西エリアに地下150mから汲み上げた中央アルプスの伏流水の給水場がある。ここでの給水を予定していたので、積込む水は少なめで出発してきた。20リットルほど補給。健康パピリオンでは各種機器を使用して運動能力が測定できる。結果は年相応。ちょっと残念。野村陽子植物細密画館を観覧。何度見ても「よくぞここまで描けるものだ」と感心しきり。
12時にかんてんぱぱショップのある東エリアに移動。買い物前に車中昼食と昼寝。ショップではスープ寒天・ところ天・プリン・ババロア・水ようかん・炊込みご飯などの素、カルシウム・鉄分などのサプリメントを購入。ちょっと買い過ぎたかも。
14時20分、北川製菓駒ケ岳工場の直営店へ向かう。ドーナツなどのアウトレット品を安価で販売していることで有名。15分で到着。
ところがお休み。以前は水曜定休だったのに。火・水曜定休に変っていた。残念。 |

健康パピリオン |

測定中 |

植物細密画館 |

かんてんぱぱショップ |
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信州まつかわ温泉・清流苑(手形5か所目)に向かう。
途中、道の駅・花の里いいじまに立ち寄る。出迎えてくれるのはアリストロメリア。販売もしているがトイレにも飾られています。ブロッコリーを購入。電子レンジでチンすればすぐに食べられるので重宝する。
15時45分に清流苑に到着。ラジウムイオン鉱物泉や絹の湯など9種類の風呂があるが、何と言っても展望風呂や休憩室からの眺めの良さだ。手前に中央自動車道が走り、その奥に三千メートル級の山々を擁する南アルプス連峰が広がっている。ロビーにはお雛様の段飾りと天井いっぱいに吊るしびなが飾られてた。 |

道の駅花の里いいじま |

アリストロメリア |

清流苑
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南アルプス連峰 |

南アルプス説明パネル |

ロビーの雛飾り |

道の駅 南信州
とよおかマルシェ |
17時30分、道の駅・南信州とよおかマルシェへ向かう。10分程行くと少し離れたところにメガドンキホーテ・高森店が見える。とよおかマルシェには四季彩市場とスーパーのパルム豊丘を併設しているが時間的に閉店してるかも。寄り道して夕食の弁当を購入した。18時30分、とよおかマルシェに到着。四季彩市場は閉店していたがパルム豊丘は営業していた。わかめの天ぷらが珍しかったので購入した。ここで車中泊。
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□2023年3月8日(水)・走行距離:29km□ 【飛んでみよう】 |
豊丘村観光案内所へ。3年前に車中泊した時にお世話になった女性スタッフさんに会いに行ったけれど別のところに移っていた。男性スタッフさんが女性に電話して、そのあと妻に替わってくれて話すことが出来た。壁に楽し気な女性の写真。あるものに跨って飛んでいる。場所は福島てっぺん公園。男性スタッフさんが「近いので是非どうぞ」と、詳しい行き方を教えてくれた。 |

豊丘村観光案内所
スタッフさんと |

福島てっぺん公園 |
10時10分に出発。15分で到着した。標高805mの高台で360度見渡せて伊那谷の大パノラマを堪能できる。15台ほど停められる駐車場とトイレハウスもあり安心だ。この日は遠足なのか豊根村の村立中央保育園の園児が多数来ていた。私たちに臆せずに話しかけてくる園児もいてとても楽しかった。ここには魔女の宅急便でキキが乗っていた魔法のほうきが置いてある。そう、壁の写真の女性が跨っていたのはこの魔法のほうきだ。私もお借りして跨ってみたが飛べるわけもなし。自分で飛び上がったところを、絶妙なタイミングとアングルで撮影すれば飛んだように見えるはず。でも私の跳躍力と妻の撮影の腕前では駄目でした。 |

てっぺん公園にて |

伊那谷の風景 |

遠足?の園児達 |

魔法のほうき |
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11時、元善光寺へ向かう。25分程で到着。「一度詣れよ元善光寺 善光寺だけでは片詣り」と古来より言われている。何度か参拝しているが、一昨年に善光寺へ参拝して現在は片詣り状態。今回はその帳尻合わせ。駐車場から60段ほどの石段を上がると山門。さらに20段の石段をあがって御本堂に参拝。これで片詣り解消。 |

元善光寺 石段 |

元善光寺にて |

元善光寺 本堂 |

元善光寺 境内図 |

元善光寺数え歌 |
石段と大鳥居 |
12時5分、竹田扇之助記念国際糸操り人形館へ。麻績神社の近くにあり、遊歩道を通って徒歩でも行けるがアズサで移動。車は大回りして行かなければならないので4分程掛かった。駐車場で車中昼食と昼寝。まずは麻績神社を参拝。大きな鳥居をくぐり石段を上ると正面に拝殿がある。本殿はその後ろの覆屋の中にあるらしいが見ることは出来ない。左側に拝殿とつながるように鳥山三社の社殿がある。さらに少し離れて祠のような境内社が多数祀られている。順番に参拝してから人形館へ。
手前に旧座光寺麻績学校校舎。長野県下で最も古い学校建物で、県の宝に指定されている。1階が歌舞伎舞台、2階が学校。今では考えられない取り合わせ。通常、入口は閉まっているが作業のために開いていたので中を少し見ることが出来た。 |

麻績神社 拝殿 |

鳥山三社 |

麻績神社 境内社 |

旧座光寺麻績学校校舎 |

糸操り人形館 |
14時に人形館へ入場。有料施設。手形を見せて百円引になるが、この記事を書いていて気付いたのでは後の祭り。人形館は竹田人形座で使われていた糸操り人形や専用の舞台を展示している。竹田人形座は1960年代にNHKで放送された人形劇シリーズに出演していた。日本初のSF人形劇・宇宙船シリカ、手塚治虫原作・銀河少年隊、小松左京原作・空中都市008などは今でもNHKアーカイブスで見ることが出来る。人形館では糸操り人形の実演も鑑賞できた。スタッフさんも親切でお勧めの施設です。 |
15時30分、信州たかもり温泉・御大の館(手形6か所目)へ向かう。15分で到着。山の斜面の高台に位置していて内湯からガラス越しに南アルプス連峰を眺めることが出来る。アルカリ性の天然ラドン温泉にゆっくりと浸かって来ました。
17時35分、道の駅・とよおかマルシェへ向かう。今日もここで車中泊。20分で到着。夕食はスパ鍋。スパ鍋とは少なめの水でスパゲティを茹でる。茹であがる少し前のまだ水分があるうちに、キャベツなどの野菜を蓋がやっとできるくらい山盛りに入れる。野菜がしんなりしてきたら、塩コンブを入れて味を調えて出来上がり。 |

御大の館 |

駐車場脇の幟旗
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□2023年3月9日(木)・走行距離:61km□ 【まだまだ知られていないそらさんぽ】 |

天龍峡PA |
道の駅のベーカリーカフェきららから漂う焼き立てパンの匂いに誘われて入店。コーヒー牛乳パンを買ってしまった。
9時45分、そらさんぽ天龍峡へ向かう。途中、ユニクロ飯田店に寄り道。ヒートッテクの半袖が欲しかったが時期的に置いていなかった。そらさんぽ天龍峡へは10時40分に到着。そらさんぽ天龍峡への入口は、三遠南信自動車道の天龍峡インターチェンジに併設している天龍峡パーキングエリアにある。自動車専用の天龍峡大橋の下に設置された歩道橋で、利用時間内であれば自由に天竜川を歩いて渡ることが出来る。橋からは天竜川を渡るJR飯田線の列車や天竜ライン下りの観光船などを俯瞰することが出来る。中々の景色です。 |

そらさんぽ天龍峡
案内板 |

そらさんぽ天龍峡
にて |

天竜川を渡る
JR飯田線 |

天竜川とJR飯田線
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天龍峡大橋の下に
歩道橋 |
ここから道の駅・信濃路下條は7分ほど。11時50分に到着。お城の天守閣風の駅舎「そばの城」が特徴的だ。信州名物のおやきを購入。車中昼食と昼寝。併設のたかどやフーズでベーコンカツ、チーズハムカツといちごを購入。出口脇に「ご自由にお持ち下さい」と書かれた籐かご。中に木材の薄板を曲げて作った容器(通称・曲げわっぱ?)が多数置かれていたので2つ頂いて来ました。
13時40分、阿南温泉・かじかの湯(手形7か所目)へ向かう。15分で到着。清流の門原川の河畔にありキャンプ場とコテージを併設している。アルカリ性単純温泉でツルっとした感触。 |

道の駅・信濃路下條 |

道の駅・信濃路下條 |
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阿南温泉・かじかの湯 |

ご自由にお持ち下さい |

たかどやフーズ |

盛平山・龍淵寺
本堂 |
15時30分、遠山郷の盛平山・龍淵寺へ向かう。曹洞宗のお寺で和田城本丸跡にあり、この地を領有していた遠山氏一族の墓をまつる菩提寺です。40分ほどで到着。ここには観音霊水(日本一の鉱物物質含有量を誇るナチュラル・ミネラルウォーター・HPより)が湧き出ていて自由に汲むことができる。100リットルほど給水。水の汚れの指標・塩化物イオンが非常に少なく、常温で半年保存してもそのまま飲用できる。たくさん持ち帰っても安心だ。和尚さんとも楽しく話させてもらった。ユーチューブで「観音霊水永遠に」と検索すると歌(日本クラウン・CDシングル)とドローン映像が流れるので「見てみて」と勧められた。
1時間ほど滞在して17時15分に出発。2分でヨシマルヤストア。ちくわを購入。ここからさらに2分で道の駅・遠山郷。ここで車中泊。温泉施設・かぐらの湯があったが、源泉を汲み上げるポンプの落下事故があり現在は閉館中。夕食はおでん。セブンプレミアムのおだし染みるおでんパック2人前にちくわを増量。鍋に移してカセットコンロで温めるだけ。簡単便利で重宝している。それとベーコンカツにチーズハムカツ。カツを食べるのには訳がある。ラジオからはWBCの日本対中国戦が流れている。カツを食べた甲斐があり8対1で快勝した。
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観音霊水 給水場 |

道の駅・遠山郷
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□2023年3月10日(金)・走行距離:77km□ 【この時期やっぱりさくら饅頭】 |
夜に雨が降ったが朝までには上がっていた。今日はたっぷりと時間がある。まず周辺を散策。遠山川沿いの土手に遠山さくら(河津桜)の標準木がある。まだ数輪開花しただけ。道の駅に隣接してふじ姫まんじゅう店がある。以前は龍淵寺の坂の上にあり、お茶や漬物の接待があったが今はやっていないようだ。この時期だけのさくら2個とそば、よもぎの3種類の饅頭を購入。 |

雨上がりの遠山郷 |

ふじ姫まんじゅう店 |

さくら、そば、よもぎ |

標準木の桜花 |

遠山川沿いの土手 |

五穀豊穣の神・幸法 |
11時、道の駅・信州新野千石平へ向かう。50分程で到着。五穀豊穣を司る神様・幸法(さいほう)が出迎えてくれる。売店でいよかんと栗もちもなかを購入。時間に余裕があると何気に買い過ぎるようだ。車中昼食と昼寝。併設するそば蔵でハンバーグエビフライ弁当を購入。今日の予定では、この先にスーパーはもちろんコンビニも無いので夕食を確保した。
14時、天龍温泉・おきよめの湯(手形8か所目・最終)へ向かう。10分で到着。3年前にリニューアルしているのでとても綺麗。ここもアルカリ性単純温泉。こちらはヌルっとした感触だ。 |

おきよめの湯 |
15時50分、道の駅・アグリステーションなぐらへ向かう。ここで車中泊の予定。途中に芝桜で有名な茶臼山高原がある。茶臼山は標高1415mだけれど、愛知県では最高峰。この時期はスキー場を開設している。寄ってみたがもう誰も滑っていなかった。
16時45分にアグリステーションなぐらへ到着。駅舎は改装工事中で閉鎖していたがトイレハウスは使用できるのでよかった。周辺を掃除していた女性スタッフさんと話をしたら、道の駅の営業再開は来月初旬ごろとのこと。5月の茶臼山高原芝桜まつりには十分間に合うね。
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道の駅
アグリステーション
なぐら 改装工事中
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□2023年3月11日(土)・走行距離:84km□ 【持つべきはやはり友】 |

名倉川 |
帰宅の日。道の駅の西側には名倉川が流れている。今日も時間があるので川岸を散策。朝は清々しくて気持ちがいいね。
8時40分に出発。まずは初日に立ち寄った妻の親友宅に向かう。野菜を持たしてくれるとのことで、帰りにも寄ることにしていた。10時20分に到着。野菜を頂いてすぐに出発。11時30分に自宅に到着した。まずは昼食。昼寝をしてから荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。 |