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西国三十三所(2) (拡大地図を表示)
 このくるま旅の詳細は、西国三十三所の第5番札所からのものです。3泊4日の旅です。
 
□2009.10.20(火)□ 【あまりに世俗的なお寺さん】
 天候は曇り。雨でなくて良かった。8時35分に自宅を出発。今回は5番札所・葛井寺からの参拝になる。

 東海ICから伊勢湾岸道に入る。四日市JCから東名阪道へ。亀山ICから名阪国道に出る。10時10分に伊賀SA、11時に道の駅・針テラスで休憩。天理ICから西名阪道に入る。
針テラス・忍者号だそうです
針テラス・忍者号
 11時50分に藤井寺ICを出る。右折して大阪府道12号へ。左側にある藤井寺市役所手前のコスモGSの信号を左折。10分位行くと右手にNTTのビルがある。その向こう隣が有料駐車場である。ひょっとしたら、お寺さんの脇にも駐車場が有るかもしれないと思い、NTTの手前を右折して山門に向かった。

 100メートルくらい行くと、道幅が極端に狭くなる。行けるのかな。左側に大きな月極め駐車場が有った。無断で一旦そこに車を入れさせてもらう。急ぎ足で道の様子を見に行く。道は山門に抜けているようだ。一方通行なので、対向車と鉢合わせにはならない。行けると判断して、アズサを乗りいれる。道は軽く右にカーブしている。そこを抜けると道は広くなり、右手に山門が有った。

 でも駐車場は無い。結局NTTの隣の駐車場へ入れることにしたが、戻るのに苦労した。ナビ表示では、NTTの前の道に出られそうなので、左折して10メートルも行ったら、また道幅が極端に狭くなり、Uターンで戻ったりした。
 12時20分、第5番札所・紫雲山葛井寺に到着。駐車料金は時間制。1時間ですよと係の男性に念を押された。山門までは300メートルくらいか。先ほどアズサで抜けた道を行く。山門をくぐって境内に入る。入山料は不要。石畳のつづく先の正面に本堂が見える。

 参拝を済ませて駐車場に戻り、持参したおにぎりと野菜サラダで車中昼食。すると駐車場の男性がやって来た。こちらが「1時間で出ますよ」と言うと、「これキャンピングカー?」と。少しアズサの話をして、離れ際に「空いているから(時間は)気にしなくていいよ」と言ってくれた。で、13時25分に出発。
葛井寺・南大門
葛井寺・南大門
葛井寺・境内
葛井寺・境内
葛井寺・本堂
葛井寺・本堂
 コースから行けば7番札所・岡寺を先に参拝する方が都合が良い。しかしマイルールで、札所順に巡ると決めているので、6番札所・壺阪寺に向かう。このことが後で、がっかりするような思いを感じることになった。

 国道166号を行く。14時5分に道の駅・近つ飛鳥の里太子で休憩。小房の交差点を斜めに右折して、国道169号に入る。ここから先は、考古学ファンにはたまらない地区になる。神武天皇など多くの天皇の御陵、橿原考古学研究所博物館、高松塚古墳のある飛鳥歴史公園等々。

 近鉄吉野線岡寺駅前の交差点を左折すれば、7番札所・岡寺へ行く。壺阪寺はそのまま直進する。5キロくらい行った清水谷の信号交差点を左折して、国道169号を離れる。登り坂を道なりに2キロくらい行く。
 14時50分、第6番札所・壺阪山南法華寺(壺阪寺)に到着した。駐車場は有料。入山料が必要。

 広い境内は山の斜面にあるので階段が多い。多くの伽藍、大観音像、大涅槃像、大釈迦如来像など見るところは多い。ただ大きな石像はすべて近代のものである。
壺阪寺・遠景
壺阪寺・遠景
壺阪寺・仁王門
壺阪寺・仁王門
壺阪寺・天竺渡来大釈迦如来石像
壺阪寺・天竺渡来
大釈迦如来石像
壺阪寺・天竺渡来大観音石像と大涅槃石像にて
天竺渡来大観音石像と
大涅槃石像にて
壺阪寺・駐車場
壺阪寺・駐車場
 ゆっくりと見て回っていたので出発が16時15分になってしまった。次に行く岡寺の納経終了時間は17時。道は分かっているので充分に間に合うとは思っていても、気は急いてしまう。
岡寺・境内
岡寺・境内
16時35分、第7番札所・東光山岡寺(龍蓋寺)に到着。駐車場に入ると前の土産店は戸締りを始めている。アズサを降りて急ぎ岡寺へ向かおうとしたら、戸締りをしていた人から駐車料金の支払いを求められた。有料駐車場だった。こんなことなら、すぐ横の空地へでも止めればよかった。急いでいたので、移動もままならず支払った。参道を5分くらい行くと山門に着く。入山料が必要。
 先に納経所に向かい御朱印をいただく。本堂前で参拝をしていると、仏具などを片付け始めた。「山門は閉めますが、横の通用口から出られます」とのこと。16時55分には山門は閉じられた。お寺の人達も通用口から帰り始める。通用口は掛け金が独りでに掛かる仕組みで、寺外に出たら入ることはできない。 岡寺・仁王門
岡寺・仁王門
 これではゆっくりと境内を拝観する気にはならない。自分たちもお寺を辞した。16時57分だった。何だかあまりに世俗的な感じがして、がっかりしてしまった。駐車場に戻ると、土産物店も当然に閉まっていた。
道の駅・吉野路大淀iセンターの入口案内板
道の駅
吉野路大淀iセンター
入口案内板
 17時5分に出発。近くの道の駅・吉野路大淀iセンターへ向かう。来た道を戻る。国道169号を壺阪寺方向へ。17時35分に、スパーマーケットの吉野ストア高取店で夕食を購入。清水谷の信号交差点を今度は直進する。

 18時に道の駅・吉野路大淀iセンターに到着した。ここで車中泊。売店やレストランは終了していたので夕食を確保しておいて良かった。
サラダ巻き、野菜サラダ、果物と少々のアルコールとおつまみで車中夕食。就寝22時。静かで快適だった。

□2009.10.21(水)□ 【大山崎ICはナビの鬼門か】
 雲一つない快晴。アズサの横で炊飯。ご飯、味噌汁、野菜サラダの朝食。昼食のおにぎりも用意する。野菜直売所が開店したのでじゃがいもとみょうがを購入。

 8時35分に出発。8番札所・長谷寺に向かう。国道169号を北上。
道の駅・吉野路大淀iセンター
吉野路大淀iセンター
道の駅・吉野路大淀iセンターの野菜直売所
野菜直売所
 清水谷の信号交差点を通過。何度この交差点を通ったことか。札所順に巡ると言うことは、コース的に無駄が多いですね。ナビの指示に従い飛鳥駅前交差点を右折。飛鳥歴史公園を抜ける。少し行くと道が極端に狭くなり、道路脇に工事柵が置いてある。でも工事の様子は無い。いずれ拡幅されるのかな。対向車があったら行けないよなと思いながら進む。20メートルくらいで広い道に出た。

 そのまま15分くらい行くと、国道165号の阿部の信号交差点に出た。右折して10分くらい。初瀬川の橋の手前を左斜めに入り国道165号から離れる。5分ほど道なりに進むと右に番外札所・法起院があった。向こう隣の角に有料駐車場がある。直進は駐車場の前で行き止まり。左に曲がっている。その先は両側に土産店が並び、道はとても狭い。長谷寺はその先の様だ。その道にアズサを乗り入れる気はしない。角の有料駐車場にアズサを入れた。
長谷寺・仁王門
長谷寺・仁王門
 9時40分に第8番札所・豊山長谷寺に到着。土産物店が並ぶ道を行く。どこの店でも試食を勧められる。200メートル程度行くと山門につづく石段に出る。

 右を見ると大きな駐車場が有る。こちらが長谷寺の有料駐車場かな。でもどの道で来るのかな。後になって調べて見たら、行き止まりの手前200メートルくらいを左に入る道が有ったようだ。法起院にも参拝することを考えれば、どちらの駐車場に止めても歩く距離は変わらない。

 石段を登り山門を抜ける。入山料が必要。山腹の本堂まではさらに399段の石段の登廊(のぼりろう)を行かなければならない。本堂の舞台から見た五重塔は、色づき始めた紅葉の中にあり美しい。寺内はそこかしこで清掃整備している人がいて手入れが行きとどいている。御影堂では多くの僧侶を見かけた。仏事の後の様で、片付けが始まっていた。
長谷寺・登廊
長谷寺・登廊
長谷寺・五重塔
長谷寺・五重塔
長谷寺・本堂と尾上の鐘
本堂と尾上の鐘
長谷寺・登廊にて
長谷寺・登廊にて
豊山法起院
豊山法起院
 土産物店に寄り道しながら、法起院へ向かう。草餅を買った。11時5分に番外札所・豊山法起院に到着。入山料は不要。こぢんまりとしたお寺さんです。
 11時20分出発。9番札所・南円堂に向かう。国道165号の阿部の信号交差点まで戻り、右折して国道169号に入る。12時10分に天理教教会本部前を通過。国道169号を行けばそのまま奈良公園に入る。興福寺は道路の左側にあり南円堂はその奥にある。

 平城遷都1300年祭を翌年に控えたイベントのためか、興福寺駐車場が満車で入れない。駐車場を探しながら、奈良公園の周りを回ることに。すると、昔懐かしい小学校の修学旅行で来た猿沢の池に出た。記憶ではもっと大きな池だったような気がしていた。でも池には亀がいて、公園には鹿がいるのは昔と変わりない。
 懐かしさに魅かれて池の周囲の道へ入った。半周した辺りに駐車場の看板があった。看板の矢印に従い裏道の様なところを行くと、広いコインパーキングが。穴場なのか結構空いていた。

 12時40分に第9番札所・興福寺南円堂に到着。駐車料金は時間制だが、これは安い。まずは駐車場にて、おにぎり、吸い物、みかんで車中昼食。
奈良公園近くの駐車場(えんパーク・五重塔第3)
奈良公園近くの駐車場
えんパーク
五重塔第3
興福寺・南円堂
興福寺・南円堂
興福寺・五重塔
興福寺・五重塔
 南円堂までは徒歩10分くらい。入山料は不要。途中右手に興福寺五重の塔がある。塔の前を左に曲がると正面が南円堂。

 その道の左側で興福寺南大門跡の発掘調査が行われていた。参拝を済ませてアズサに戻る。
 昨日は入浴してないので、まず入浴することにした。ここで失敗をしてしまった。マップルの「日帰り温泉・関西版」で、近くにゆららの湯・奈良店が有ることが分かった。ナビで検索して13時55分に出発。14時30分に到着。でも何か変だ。思ったより遠かった。何とゆららの湯・押熊店ではないか。

 電話番号で検索したのだから間違えようがない。ナビデータが違っているのか。この馬鹿ナビが。とその時は思った。後で調べたら、お馬鹿は自分だった。奈良店と押熊店の電話番号が、局番の30と40の一文字違いだけで、他は同一だったのです。つまり入力を間違えたようだ。

 第3水曜日で入浴料金が150円割引になった。これはラッキーだった。入浴を済ませさっぱりした。
 次の札所は三室戸寺。ここから1時間程度か。昨日みたいに、また納経終了時間ぎりぎりになってしまう。車中泊場所に行くことにした。三室戸寺方向で適当な道の駅は無さそう。大都市近郊はどこも道の駅が少ない。悩んだ末に、高速道路の桂川PAに行くことにした。大山崎ICから入り、桂川PAで車中泊して、翌日に京都南ICから出て三室戸寺へ向かう。と計画して、まずは目的地:桂川PA、経由地:大山崎ICとナビ入力。

 すると、京都南ICまで行って、高速に入り、大山崎ICまで戻り、一旦一般道に出てから、ぐるっと周って来て、大山崎ICに入り、桂川PAに行くコースが表示された。経由地を色々と変えて入力しても、同じ結果になる。目的地を大山崎ICにして、高速道路を不使用にしても、京都南ICから高速に入り、大山崎ICに至るコースが表示される。大山崎ICはこのナビの鬼門か。

 あれやこれやで時間をどんどん費やしってしまった。先ほどのゆららの湯の件もあり(まだこの時は、自分の入力の間違えだったことに気付いていない)よけいに腹立たしい。しかたないので、地図とナビの現在位置表示を頼りにして、大山崎ICに向かうことにした。
 ゆららの湯の出発が15時55分になってしまった。道を何度か間違えて、17時40分に大山崎ICに到着した。ICを目の前にしてもう一度、桂川PAを検索してみた。すると一般道で京都南ICへ行き、高速に入り、桂川PAに至るコースを表示した。やっぱり馬鹿ナビだ。
 大山崎ICから名神高速に入り17時55分に桂川PAに到着した。
食堂で夕食を食べた。桂川丼そばセットだ。この旅で唯一の食堂利用だった。

 このPAは大型車と小型車の駐車位置が隣接している。トラック側は満車状態で50台くらい横一列に並んでいる。これだけ並ぶと壮観だ。小型車用の駐車場にも、トラックが入り込んで来ている。まるでトラックターミナルの様相で、エンジン音と排気臭がある。駐車位置を風上側に移動して、排気臭を改善。音も耳栓をしたら気にならなくなった。
22時に就寝。
 
桂川丼そばセット
桂川丼そばセット
□2009.10.22(木)□ 【必要以上の負担を強いる駐車場】
 今日も雲一つない快晴。PA内の奥の緑地のベンチ横の目立たない所で炊飯した。ご飯、味噌汁、野菜サラダの朝食。昼食のおにぎりも用意する。
 8時45分出発。京都南IC・第2出口から出て国道1号に入る。国道24号を経てナビの案内で狭い道を抜け三室戸寺の駐車場に入った。

 9時20分に第10番札所・明星山三室戸寺に到着した。駐車場は有料。山門までは5分くらい。途中に受付が有る。入山料が必要。山門をくぐり杉木立の参道を行く。その先に石段があり、登りきると本堂が有る。参拝を済ませてから、枯山水の庭や池泉の庭などを楽しみ駐車場へ戻る。
三室戸寺・駐車場
三室戸寺・駐車場
三室戸寺・山門にて
三室戸寺・山門にて
三室戸寺・本堂にて
三室戸寺・本堂にて
三室戸寺・三重塔
三室戸寺・三重塔
三室戸寺・枯山水の庭
三室戸寺・枯山水の庭
 ナビの電話番号入力で、醍醐寺を検索して10時20分に出発。ここでも失敗してしまった。山道を行く。途中から道は細くなり、かなり傷んだ簡易舗装?になった。対向車とのすれ違いが難しいところが多くなる。本当に行けるのだろうかと不安になる。

 ナビの表示では、同じ道の先に京都国際カントリ倶楽部が有るらしい。それにしてもこのゴルフ場は、こんなにすごい道をゴルファーに来させるのかな。右にカーブした道を、道なりに真っすぐ行くと京都国際CC、左に下れば醍醐寺らしい。しかしその道から醍醐寺へは行けないと看板があった。どうも車では行くことができない、上醍醐に案内されたようだ。後で知ったのですが、ここから上醍醐寺までは、徒歩で20〜30分くらいで行けるらしい。

 馬鹿ナビの案内で、とんでもないところへ来てしまった。と思いながらも、気を取り直して、今度は名称を入力して検索。下醍醐寺駐車場がヒットした。瀬田川まで来た道を戻り、京都府道242号を抜けて無事に下醍醐寺の有料駐車場に着いた。駐車場では観光バスと同じ料金を支払う破目になった。(事情は後で記載)
下醍醐・五重塔
下醍醐・五重塔
 11時50分に第11番札所・深雪山上醍醐・准胝堂に到着した。入山料が必要。

 実は、納経は下醍醐の女人堂で行っていたので、上醍醐・准胝堂へ行くのは断念してしまった。つまり行ってはいない。なので到着したとは言えないが間違えて車で上醍醐の上まで行っているので良しとしよう。金堂、弁天堂、五重塔などを拝観。
下醍醐・仁王門へ至る参道
下醍醐・仁王門へ至る
下醍醐・金堂にて
下醍醐・金堂にて
下醍醐・女人堂
下醍醐・女人堂
下醍醐・弁天堂
下醍醐・弁天堂
 駐車場に戻り、おにぎりとお吸い物で車中昼食。ナビの電話番号入力で次の札所の岩間寺を検索。表示したコースは、上醍醐からの戻りのコースを一部含んでいる。先ほどのことも有るので検索結果が信用できない。同じ駐車場に止まっていた9人乗りワゴンタイプの京阪タクシーの運転手さんに、お勧めのコースを聞いてみた。お客さんが参拝中で、手持無沙汰も有り丁寧に教えてくれた。

 岩間寺までのコースは3つくらい有るそうで、宇治川沿いに天ケ瀬ダムを経由するのが、景色もよく走りやすいとのこと。何と馬鹿ナビの検索コースと同じではないか。まんざら馬鹿じゃないのかも。

 早速に出発しようとしたが、ここで、またまたトラブル。この下醍醐寺駐車場は、料金を自動機で徴収している。その自動機は、観光バスと同じ大型車料金を表示している。アズサは普通車で観光バスじゃない。普通車料金のはずだ。支払いをためらっていると、駐車場を出る車が後ろに1台並んだ。まずいな。並んだ車に一旦後退してもらって、アズサを移動させて先に出てもらった。

 自動機の横に電話があった。受話器を取って事情を話す。料金は車高で判断しているとの回答だった。2.1メートル未満なら、普通車料金とのこと。アズサはアウトだ。「車検証は普通車です」とさらに食い下がってみた。案内看板に、車高で書いてあると言われてしまった。あきらめて3倍以上も高い、大型車料金を支払った。案内看板を探してみたが、自分には見つけられなかった。

 料金は駐車場の専有面積、あるいは車長で決めるべきで、車高で決めることには、今でも納得がいかない。車高測定が一番簡単と言う、自動機側の都合だけで、利用者に必要以上の負担を強いるのは、望ましくないと思う。大型観光バスと同じ料金とは、あー、腹が立つ。
 14時05分に出発。ナビの指示に従い順調に走行。天ケ瀬ダムを左に見る。京滋バイパス南郷ICの信号交差点を直進。左折すると南郷ICだ。このあたりは午前中に通ったところだ。500メートルくらい先を左折。道なりに進む。2.5キロくらい行ったところで、石山寺は左折の道路標識。ナビは直進を指示。困った。アズサを左に寄せて停車。少し悩んで、ナビよりは道路標識の方が信頼できると考え左折した。しばらくいくとナビが再検索して、案内を開始した。京滋バイパスの下を抜けると山道になる。10分くらい登る。
 15時10分に第12番札所・岩間山正法寺(岩間寺)に到着した。駐車場は無料。入山料が必要。駐車場からの参道はアスファルト舗装されているので歩きやすい。本堂までは300メートルくらいか。境内はお経の録音が常時流れていた。参拝を済ませ駐車場に戻る。 岩間寺・本堂
岩間寺・本堂
石山寺・東大門
石山寺・東大門
 石山寺を検索して16時に出発。16時12分に第13番札所・石光山石山寺に到着。

 公営有料駐車場に入れる。でも無料に?。(事情は後で記載)納経時間16時30分にぎりぎり間に合った。入山料が必要。
石山寺・硅灰石
石山寺・硅灰石
 本堂前の硅灰石(天然記念物)を見ると、寺名の由来が納得できる。ここは紫式部が源氏物語を構想したことでも有名だ。境内を散策していると、寺院の方にもうすぐ閉門しますと言われた。自分たちが最後のようで、山門を出て数分で閉門になった。16時47分だった。閉まりかけている土産物店をのぞきながらアズサに戻る。
 昨日と同じで、この近くに道の駅はない。次に行く三井寺に近い高速道路の大津SAに行くことにした。瀬田西ICから入り、大津SAで車中泊して、翌日に、その大津SA内のICから出て、三井寺に向かう。今回はナビも上手く検索してくれたようだ。

 17時20分に出発。あれ、駐車料金はどこで支払うのかな。駐車場の出入口のところに小屋はあるが、中には誰も居ない。駐車料金表が掲げられているので、確かに有料のはず。駐車場に入る時も支払っていない。(納経)時間外は無料になるのかな? 結局はそのまま出てしまった。醍醐寺で不情理に支払わされたので御仏が可哀そうに思ってくれたのかなと、勝手に解釈。
石山寺・境内
石山寺・境内
石山寺・公営駐車場料金表
公営駐車場料金表
 17時50分に大津SAに到着した。このSAの売店、食堂は24時間営業している。でも、くつろぎながらアルコールも頂きたかったので、売店でお寿司を購入。車内で湯を沸かして、お寿司と春雨ヌードルと少々のアルコールとおつまみで車中夕食。

 トラックと乗用車の駐車場が離れているので、桂川PAよりは車中泊条件が良い。それでもトラックのエンジン音は気になるので耳栓を使用した。
就寝22時。
 
□2009.10.23(金)□ 【人の情けはありがたい】
 今日も快晴。アズサの後ろの歩道の端で炊飯した。ご飯、味噌汁、おつまみの残りで朝食。昼食のおにぎりも用意する。8時20分出発。大津ICから出て3.5キロ。
三井寺・仁王門
三井寺・仁王門
 8時35分に第14番札所・長等山園城寺(三井寺)に到着した。駐車場は有料。入山料が必要。

 境内はとても広い。案内書に参拝順路が載っている。国宝の金堂に無料で入ることができる。多くの仏像が祀られているのを拝観できた。重文建築物も多く歴史を感じさせた。この寺院には良い印象が残った。アズサに戻る。
三井寺・金堂
三井寺・金堂
三井寺・三重塔
三井寺・三重塔
三井寺・観音堂
三井寺・観音堂
三井寺より琵琶湖を望む
三井寺・琵琶湖を望む
 次は番外札所・元慶寺。ナビで検索してもヒットしない。三井寺の駐車場の人にコースを聞いた。尋ねる人が多いようで、案内図が用意してあった。でも最近になって一方通行か何かで、この案内図のままでは、行けなくなっているらしいとのこと。親切に鉛筆で案内図を修正してくれた。
 11時出発。案内図を貰ったのに、それでも道を間違えた。元慶寺に到着するまでに2度も道を尋ねた。2度目は元慶寺に入る道の手前の、京都府道116号沿いの花屋さん。

 この先に右に入る道が有り、以前はそこに案内の看板が出ていた。先の台風で壊れたとのこと。道が狭いので、店の前の道路に路駐して行った方が良いと勧められた。丁度そこは空地の前で、路肩が少し広くなっている。助言に従って、そこにアズサを止めた。

 12時に番外札所・華頂山元慶寺に到着。元慶寺に入る道は確かに狭かった。でもアズサで行けないことは無いようだ。その道に入って20メートルくらい行った右側奥に、無料駐車場があるが数台しか止められそうもない。山門まではそこから50メートルくらいか。小さなお寺さんです。

 入山料は不要。参拝を済ませ路駐なので、急ぎアズサに戻った。花屋さんありがとうございました。西国三十三ヵ所は人情にも頼らなければ成就しない旅だ。
元慶寺側より見た狭い道路
寺側より見た狭い道路
元慶寺・竜宮作りの山門
元慶寺山門・竜宮作り
元慶寺・本堂
元慶寺・本堂
 次の目的地の今熊野観音寺までは6キロくらい。明るいうちに自宅にも着きたい。帰宅前に行けない距離ではないが、次回の京都中心部の巡拝を観音寺から始めることにして帰宅することにした。しかし今熊野観音寺は、今回のくるま旅で参拝しておいた方が良かったと思える事態が次回のくるま旅で起きた。(理由は次回のくるま旅の詳細に記載)

 高速利用の帰宅をナビに入力。今回は新名神を通るコースを表示した。前回はナビのデータが古くて、新名神が入っていなかった。データを更新しているのだから当たり前なのだけれど、うれしい。

 12時25分出発。12時40分に京都東ICから名神高速に入る。京都東IC→草津JC→亀山JC→東海ICのコースで帰路に付く。13時30分に草津SA、13時55分に甲南PA、14時15分に土山SAで休憩して、15時15分に自宅に到着した。
荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。
 このくるま旅もナビに大変悩まされました。このナビは大山崎ICが苦手の様で困りました。大山崎ICは複雑な構成になっています。だからこそナビゲートして欲しいのですが、駄目でした。

 電話番号検索にもハマリました。局番が1字違いで、同じ名称の日帰り温泉が有るとは、思いもよりませんでした。醍醐寺の検索では、ガイドブック記載の電話番号が、上醍醐だったことも意外でした。

 本来なら検索結果を「オンスクロール機能」で確認すればよいのですが、このナビは、最高3倍速までの「お試し走行機能」しかありません。つまり所要時間30分のコースを、3倍速のお試し走行で確認すると、10分掛かることになります。これでは使い物になりません。現在は地図を縮小表示させて、手送りでコース確認するようにしています。とても面倒です。

 
 
 
 
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