西国三十三所(1) |
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このくるま旅の詳細は、西国三十三所の第1番札所からのものです。3泊4日で何番の札所まで行けるのかな・・・との思いで出発した。
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□2009.09.30(水)□ 【雨の国道で軽トラにも先に行ってもらいました】 |
朝から雨。天気予報は大あたり。雨の日にアズサに乗るのは初めて。天候の回復を期待しつつ9時50分に自宅を出発。国道23号から国道42号に抜けて1番札所・那智山青岸渡寺へ向かう。国道23号三重川越の四日市競輪場付近で2キロの渋滞。この旅で唯一の渋滞遭遇だった。
11時50分、AtoZさんの鈴鹿展示場に到着。コーヒーを頂いた。ここで弁当をと思ったが、商売の邪魔になるといけないので、20分位休憩して出発。12時45分、ニトリ・津店の大きな駐車場の隅っこに車を入れて、持参したおにぎりで昼食。雨は小康状態。
13時5分出発。松坂から国道42号に入る。雨が突然激しくなる。国道42号はカーブが多い。まだまだ運転不慣れなアズサ。先行車について行けずに、どんどんと離れてしまう。後方の遠くに見えていた軽トラにも追いつかれてしまう。路側の広いところで左に寄り先を譲る。ホンダ・アクティー4WDが、クラクションを1回鳴らし、かっ飛びで走り抜けて行く。同じ4WDでもえらい違い。通行車両が少なく、自分が先頭の大名行列にならないので気持ちが軽い。
14時30分、道の駅・奥伊勢おおだいに寄る。この先で時間が遅くなると、食堂が開いていない可能性がある。安心のため、椎茸寿司(名物?)を購入して夕食を確保した。
依然として雨が強い。雨の日のアズサへの乗降がいかに大変か経験した。アズサは室内を高くするために、天井を切り開きFRPで架装している。架装はルーフの雨どいを利用して、シリコンで固めてシールしている。そのため雨どいが埋まってしまっているので、乗降のために車の端に乗ると車がそちらに傾き、ルーフに溜まった雨水が一気にドドッと流れてくる。下手をすると濡れ鼠だ。傘の差し出し方に、コツが要るようだ。コツを習得するまでは、結構濡れました。
15時30分、道の駅・紀伊長島マンボウで休憩。16時30分、道の駅・海山で休憩。少しお腹が空いたのでコロッケを食べた。思い出した。「初めての車中泊(鳳来寺山)」の帰りにもコロッケを食べた。高かったな。それと比べれば、ここのは安い。半値以下だ。 |
屋根付通路の横に駐車 |
16時50分に尾鷲、17時10分に熊野を通過。18時、道の駅・紀宝町ウミガメ公園に到着。ここで車中泊することにした。物産館で野菜たっぷりのサンドイッチとみかんを購入。
椎茸寿司とサンドイッチで車中夕食。そして車中泊。雨が降っていて網戸が開けられないのでサーキュレータが活躍した。夜中は結構涼しくなったので良く眠れた。 |
□2009.10.01(木)□ 【日帰り温泉を貸し切っちゃった】 |
雨は上がっていた。アズサの横で炊飯をして車中で朝食。昼食のおにぎりも用意する。道路を隔てた反対側にアカウミガメが産卵で上陸する井田海岸がある。産卵時期は5月〜7月らしい。辺りを散策。 |
テーブルを出して炊飯 |
紀宝町ウミガメ公園 |
井田海岸 |
井田海岸 |
8時20分出発。国道42号を南下。熊野川の橋を渡ったところで、世界遺産・熊野速玉大社の看板があった。世界遺産の文字に魅かれて右折する。少し行くと正面に社の杜がある。8時50分に到着。駐車場は無料。
御社殿は白壁と朱色の梁のコントラストがあざやかである。拝殿で無病息災をお祈りした。授与所で御朱印帳を購入して、御朱印を頂いた。境内には天然記念物の「梛(なぎ)の大樹」がある。その葉は魔よけになると聞いたので、落ち葉を二つティッシュに包み鞄に仕舞った。 |
熊野速玉大社・御社殿
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熊野速玉大社・境内 |
梛の大樹 |
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9時10分出発。国道42号をさらに南下する。那智駅前の信号を右折。つづら折りの道を15分ほど登る。9時45分、第1番札所・那智山青岸渡寺に到着した。
自宅から丸一日かかった。土産物店の呼び込みが多い。まだまだ運転が不慣れなので、駐車しやすい店を選んで駐車。何も買わなくても駐車は無料と言ってくれるが、そんな訳にもいかないと思うのが人情か。そう思わせるのも商売かな。
西国三十三所の御朱印帳を購入した。妻用なので朱色にした。昨年、アズサを購入する前のこと。札所の中で、自宅から一番近い第33番札所・谷汲山華厳寺へ行った。そのときに納経所で紺色の御朱印帳を購入した。その御朱印帳と同じ絵柄で、偶然にもお揃いになった。購入する時には全く気付かなかった。
10時に駐車場を出発。入山料は不要。450段の石段を登る。熊野那智大社、青岸渡寺の順で参拝。石段と坂道を下り、那智大滝へ。飛龍神社を参拝。
坂道を上がり、11時30分に土産物店の駐車場へ戻る。店の奥さんが「お疲れ様でした」と言ってお茶とお菓子を勧めてくれる。ゆっくりと休憩できた。これがお接待なのかな。今日は平日で参拝客も少なく、お店の人とも色々と話が出来た。
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那智大社・一の鳥居 |
那智大社・御本殿 |
那智山参道案内看板 |
青岸渡寺・本堂 |
三重の塔と那智の滝 |
12時に出発。少し下ったところに、蒲鉾センター(ドライブイン)と日帰り温泉・蓬莱乃湯がある。1階が蒲鉾センターで2階が温泉。
駐車場には多くの車が止まっている。混んでいるのかなと思って入ったら、脱衣所も浴室も何と貸し切り状態でした。広い湯船に一人でゆったりと浸かって、贅沢なことです。女風呂も同じだったとのこと。駐車場の車は、センターと併設している蒲鉾製造工場の従業員の方々のものだったのです。
お店で蒲鉾を購入。アズサに戻りおにぎりと蒲鉾で車中昼食です。
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天然記念物・橋杭岩 |
13時35分に出発。国道42号に出て、さらに南下する。14時50分、国の名勝と天然記念物に指定されている橋杭岩に到着。駐車台数も少なく、橋杭岩とアズサの写真をゆっくりと撮ることが出来た。その内の一枚が、このサイトのトップページの最初の写真になりました。(トップページの写真は随時に変更して行く予定です) |
ここまで来たので、本州最南端の潮岬を回ることにした。潮岬西入口から入り、岬を一周して潮岬東入口から国道42号に戻った。後で知ったことですが、潮岬東入口から入る方が景色が良いそうです。
潮岬灯台や潮岬観光タワーがあります。大昔に来たことが有りますが、その時の方が、遥かに賑わっていました。昔を知っているので、何だか寂しい気持ちになります。
潮岬東入口の手前のAコープくしもとで、サンマ寿司と昆布寿司を購入して夕食を確保した。 |
潮岬と灯台
(灯台は中央右端) |
国王夫妻と記念撮影 |
16時20分、道の駅・イノブータンランド・すさみで休憩。国王夫妻の前で記念写真を撮る。
17時に白浜を通過。 |
18時30分、田辺バイパス沿いにAコープクッキングガーデンを中核とした商店街があり、駐車場が広かったので休憩で立ち寄った。
夕食は既に確保していたが、ここで夕食を済ませることにして、食堂に入った。私が鉄火丼、妻はシラス丼を食べた。小さな店だったが、味はとても良かった。この旅で唯一の食堂利用だった。 |
鉄火丼定食 |
シラス丼定食 |
みなべうめ振興館 |
19時50分、道の駅・みなべうめ振興館に到着。ここで車中泊。他に車中泊らしい車はいない。
駐車場の後ろには、小学校の体育館がある。この駐車場は2階建てになっていて、アズサを止めている2階部分が道路に面している。駐車場の横の坂を下ると、駐車場の1階部分と体育館に行ける。着いて暫くすると雨が降り出す。雨はしだいに激しくなってきた。1階部分に移動したいが、天井が低いのでアズサは入ることが出来ない。
雨の音に混じって音楽が聞こえてくる。体育館で地元の女性たちがダンス(よさこいソーラン?)を練習しているようだ。いつしか音楽も聞こえなくなり、私たちも眠りについた。 |
二階駐車場と体育館 |
□2009.10.02(金)□ 【ナビで案内された国道480号の鍋谷峠は凄い道】 |
雨が降っている。朝食は昨日購入したサンマ寿司と昆布寿司として、昼食と夕食のおにぎり用に炊飯したい。しかし換気扇の無いアズサの車内での炊飯は難しい。体育館の側壁に大きな庇が出ているのを、昨夜確認している。そこなら雨を凌いで炊飯できる。
駐車場の横の坂を下りて、体育館(小学校)の駐車場へ。車ごと移動して炊飯する。学校の児童が登校してくる前に炊き上がらないと、ちょっとまずい。5時30分の起床が功を奏して、登校時間前に元の駐車場に戻ることが出来た。サンマ寿司と昆布寿司で朝食。
昨日は遅い到着だったので、うめ振興館は閉館していて、記念スタンプを押せなかった。朝は9時に開場するが、それまでは待っていられない。建物の中には職員さんがいたので、頼んでスタンプを押させてもらった。 |
駐車場にて |
小泉首相
御来場記念碑 |
8時25分出発。引き続き国道42号を行く。8時50分に印南町を通過。道路左の印南港の埠頭では、テント屋台や山車が出て祭りが始まっていた。
9時40分に湯浅町を通過。醤油の名産地なので、さすが醤油の看板が多い。有田川を渡って有田市に入る。今度はみかんの名産地らしく、みかんの直売所が目立って多くなる。和歌山市に入ると10分位で、紀三井寺に到着できる。 |
境内入口の階段 |
10時40分、第2番札所・紀三井山金剛宝寺護国院(紀三井寺)に到着した。JR・紀勢本線の踏切手前の右側に有料駐車場が有る。ここから山門までは100メートルくらいか。入山料(新仏殿拝観料を含む)が必要。
山門を抜けると231段の石段がある。雨が降っているのでとても滑りやすい。注意深く上って境内へ入る。本堂、大師堂、六角堂などを参拝。最後に新仏殿を拝観。平成20年5月開眼した、高さ12メートルの日本最大の寄せ木立像・千手十一面観音立像が安置されている。 |
伽藍 |
新仏殿からの眺望 |
新仏殿の上から和歌山市内が一望できたが雨で曇っていたのが残念だった。
12時20分に駐車場に戻る。駐車場でおにぎりと蒲鉾で車中昼食。 |
12時50分出発。国道42号は和歌山県庁前から国道24号に変わる。粉河の信号を左折して少し行くと、正面に粉河寺の大門が見える。
14時10分、第3番札所・風猛山粉河寺に到着した。道路は大門で行き止まりの様に見えるが、実は大門の右側を抜けることができて、その先に有料駐車場がある。入山料は不要。
小雨に濡れる石畳の参道を行くと、左手に不動堂、念仏堂、太子堂などが並んでいる。中門を抜けると参道は左に折れる。歩き始めて10分くらいで、西国札所最大の本堂に着く。本堂前には、国の名所指定を受けた枯山水の庭園がある。本堂での参拝を済ませてから庭園を楽しみ、各御堂を巡りながら駐車場に戻る。 |
粉河寺・大門 |
粉河寺・駐車場 |
粉河寺・中門 |
粉河寺・中門の仁王像 |
粉河寺・本堂遠景 |
粉河寺・本堂 |
次の目的地の施福寺をナビで検索して15時に出発。このナビ検索が、過酷な運転試練の始まりとなった。ナビの指示に従い、国道24号の穴伏の交差点を左折して国道480号に入る。(運転に集中していて、この道の写真が取れなかったことが、これを編集していて悔まれた。)
すぐに分岐路があり、国道480号は左へ行く。川を右手にして北上する。分岐路までの道幅は広いが、そこから狭くなる。対向車とやっとすれ違えられる程度か。地元の軽トラ以外の車にはほとんど会わなかったので、不慣れな運転でも支障なく走れた。
国道480号に入って5キロくらい来たところで、川の向こう側に立派な道路が見え隠れする。この道路のバイパスでも有るのだろうか。向こうの道路の方が走りやすいだろうなと思いながらもナビの案内に沿って走行する。4キロくらい行くと、向こうの道は工事中で途切れて、こちらの国道に合流していた。
この辺りから、いよいよ峠越えの道に入ったのか、カーブが多くなってきた。しばらく行くと道はさらに狭くなった。すれ違い困難な所が連続している。雨は降り続いているので、路面は滑りやすい。急カーブも多い。山側は切り立っていて、舗装した道路上にこぶし大の石が転がっている。落石の跡だ。谷側のガードレールの向こうは急斜面。
アズサはキャブオーバー車なので、普通の乗用車とは、また違った運転感覚が必要。生憎とまだ経験不足で、その感覚に慣れていない。対向車が来ないことを祈りながら慎重に、慎重に進めて行く。たまに道幅が広くなり喜んでも束の間で、すぐに狭くなってしまう。辺りは薄暗くなって来ている。いつこの道を抜けられるのか不安がよぎる。鍋谷峠の看板を右に見て少し行くと、道は下りに入る。上りよりも、下りの方が運転しにくい。さらに慎重な運転で下って行く。
道は突然に製材所の前に出る。民家も多くなる。やっと峠越えの道を抜けたようだ。この1時間ほどの峠越えの走行中に、一台の対向車にも会わなかったことは幸いだった。またアズサの4WDの機構も、雨の中の運転を助けてくれていたと思う。
後になり、満願寺教化部発行のガイドブック「西国三十三ヵ所・ドライブ観音巡礼」を第15番札所・新那智山観音寺で購入した。それによると、「昔の巡礼は鍋谷峠を越えたが、橋本、高知長野(国道371号)を経由するのが道路もよく、安全で時間的にもさほど変わらない」と出ていた。
それを読んだ時、「そうだよな」と充分に納得できた。札所を順番通りに巡る私たちにとって、このガイドブックはとても役に立った。でもこの時は、ナビとマックスマップルの全日本道路地図だけを頼りにしていた。
(注記:2017年4月1日に鍋谷峠道路が開通し、この難所を鍋谷トンネルで回避できるようになりました。「根来寺と道の駅巡り」のくるま旅で2018年2月16日に鍋谷峠道路を実走しました。本当に今は昔のことになりましたね。)
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施福寺・夕方の駐車場 |
逢野トンネルを抜け、1キロくらいの所を右折して国道170号に入る。ナビの指示に従い右折して、国道を離れ狭い道路に入る。
10分位で施福寺の駐車場に到着した。駐車場は無料。駐車場に一台だけ停まっていた車が、私たちと入れ違いに出ていた。納経時間終了の17時まで、後45分に迫っている。 |
雨のため、もうかなり暗い。傘を差して急な坂を、体を前に倒しながら登る。10分程度行くと、建物の屋根が見えてきた。もう少しだ。やっとの思いで到着。しかしそこは山門だった。立て札があり、本堂までここより30分と書かれている。がっかり。ここじゃなかった。
このまま登れば何とか間に合いそうであるが、下山時は真っ暗。雨で足元も滑りやすい。危険と判断して、今日は止めることにして、駐車場に戻った。後で知ったが、ここ施福寺は西国霊場屈指の難所とのこと。止めて大正解だった。
近くの道の駅・いずみ山愛の里をナビで検索。検索できない。地図には載っているのに。地図は1:20万で、詳細まで分からない。道の駅のガイドブックを見るとNEWと書かれている。新しいので、データがナビに入っていないようだ。後で調べたら2008年7月20日オープンだった。
ガイドブックには電話番号が載っていたので電話番号検索してみた。何かヒットしたので、そこを目的地に設定して出発。15分くらい行くとナビが「目的地周辺です」と案内。しかし民家が立て込んでいて、道の駅は有りそうもない。 |
いずみ山愛の里 |
しばらく行くとY字路の合流手前にローソンが有った。ここで道を聞いてみようと駐車場へ。隣の車をひょいっと見ると、クロネコの軽ワゴン車。中に女性ドライバーが乗っていた。これ幸いと彼女に尋ねたら、雨の中をわざわざ車から降りて来てくれて丁寧に教えてくれた。
「この道(Y字路の私たちが来た道ではない方の道・国道480号)を行くとトンネルが有り、抜けた後の信号交差点を右折し、次の信号交差点も右折すると、道路の左側にあります」とのこと。
17時10分、道の駅・いずみ山愛の里に到着した。クロネコの親切なお姉さんありがとうございました。道の駅は営業時間を過ぎていたので、何も買えなかった。今朝作ったおにぎりと那智で買った最後の蒲鉾とジャガリコで質素な夕食。 |
一番奥の駐車場 |
外は激しい雨と風。外でガラガラと何かを引きずるような音がする。窓のカーテンを開けて覗いてみると、プラ製の進入禁止のポストが、風で倒れて引きずられ、もう少しでアズサに当たるところだった。建屋の脇にそのポストを移動して、飛ばないように固定した。
雨音と風の音が大きいので、耳栓をすることに。オレンジ色のスポンジを潰して耳に入れると、音がスーッと消えいく。百均で購入した耳栓だけれど、効果絶大で良く眠れた。その後の車中泊で、何度もこの耳栓のお世話になった。これは車中泊の必需品です。 |
□2009.10.03(土)□ 【新名神高速道路が無い】 |
昨夜の雨が続いている。小雨なのでバックドアを開いて車内で初めて炊飯をすることにした。バックドアの横から雨が降り込むので、傘を差して防いだ。炊きたてご飯と味噌汁、いか揚げで朝食。出発前に、道の駅の野菜コーナーが開店していたので、わさび菜などを購入した。 |
8時40分の出発時には雨は上がっていた。8時55分に、施福寺の昨日と同じ駐車場(無料)に入った。
納経帳や線香などの荷物をもって駐車場を出発。雨は上がっても坂道は濡れているので注意して登る。昨日引き返した山門まで来て、お茶を忘れたことに気付く。取りに戻る気にもなれないので、そのまま行くことにした。 |
施福寺・昼間の駐車場 |
施福寺・山門 |
山門を抜けると坂は石段に変わった。休みやすみゆっくりと登る。昨日は止めて本当に良かったと思う。きつい道だ。
9時40分、第4番札所・槇尾山施福寺にやっと到着した。本堂は改修工事のためか、ビニールシートで一部が覆われていた。
昨年から、西国三十三所の全札所が順次にご本尊の特別開帳を行っている。この季節には開帳しない後堂の馬頭観音像を拝観できた。入山料も拝観料も不要だった。
参拝を済ませて戻る頃になると石段も乾いて歩きやすくなっていた。途中の参道脇で湧水を頂いた。お茶を忘れて喉が渇いていたので、美味しさも格別だった。10時35分に駐車場戻った。 |
施福寺・本堂 |
昨日は風呂に入っていなかったので、まず風呂に入ることにした。マップルの「日帰り温泉・関西版」で、近くに天然温泉風の湯・河内長野店が有ることが分かった。ナビで検索して10時45分に出発。11時15分に着いた。
広い駐車場に車が1台も無い。今日も貸し切りかと思いつつ入口に回ると、そちらにも駐車場が有り、沢山の車が止まっていた。お客も結構入っていた。
駐車場にもどると車は3台に増えていた。車も少ないので、迷惑にならないと勝手に判断して、アズサの外にコンロを出して湯を沸かして、春雨ヌードルと今朝焚いたご飯で昼食にした。 |
天然温泉風の湯
駐車場 |
次の目的地の葛井寺までは30キロくらい。行けない距離ではない。昨日の運転と今日の山登りで結構疲れていたし、明るいうちに自宅にも着きたい。と理由を付けて、ここから帰宅することにした。
高速利用の帰宅を、ナビ検索するも思い通りのコースができない。経由地を色々と入力してみるが、新名神を選択してくれない。地図表示を移動して確認すると、なんと新名神のデータが入っていない。後で調べてみると、新名神は2008年2月23日に開通している。2008年以降のデータは全く入っていないようだ。
仕方がないので最短のインターまでを検索して、あとは案内表示板を頼りで帰ることにした。12時50分に出発。羽曳野IC→松原JC→吹田JC→草津JC→亀山JC→東海ICのコースで帰路に付く。14時45分に桂川PA、15時40分に甲南PA、16時30分に湾岸長島PAで休憩。
17時10分に自宅に到着した。荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。高速料金はETC休日特別割引利用で1850円だった。 |
このくるま旅ではナビに大変悩まされました。別のメーカーのナビに、買い替えたくなりました。しかしそれは、資金的に容易ではありません。自分がこの機種に不慣れなためも有るのかなと、無理やり納得させて、データだけを、最新版に更新しました。今度は、いずみ山愛の里も新名神も入っていますよ。でも、この後もこのナビには色々と悩まされました。
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