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昇仙峡・野辺山・安曇野 (拡大地図を表示)

 さて、今回は「昇仙峡と野辺山・安曇野」へのくるま旅。
きっかけは所用で山梨市へ向かうことになったから。ついでにどこかを観光しよう。いつものように妻がガイドブックを調べてくれる。

 野辺山に世界最大45mの電波望遠鏡とJR鉄道最高地点があるよ。私の気を引くような観光箇所をリストアップしてくれる。これで決定。ついでに諏訪大社・上社(前宮、本宮)に寄ることにした。「野麦峠と絶景富士山」のくるま旅で諏訪大社・下社(春宮、秋宮)の御柱を見ただけで参拝はしていない。今回はきちんと参拝しよう。

 このくるま旅の主な目的地は、野辺山(国立天文台、JR鉄道最高地点)、諏訪大社、安曇野(大王わさび農場、アルプスあずみの公園、美味しいお蕎麦屋)です。出発の時点で、昇仙峡は目的地に入っていなかった。
 

□2010.11.23(火・祝)□   【夜景が見える露天風呂】

 天候は晴れ。朝から出発準備を始めた。勝沼ICをナビに設定して14時45分に出発。東海ICから伊勢湾岸自動車道に入る。東海環状自動車道から中央自動車道へ。16時18分に神坂PAで最初の休憩。17時02分に駒ケ岳SAでおやつ休憩だ。おやつはお茶と持参したロールケーキ。17時20分に出発。17時53分に諏訪SA。スタンプ休憩。18時40分に双葉SAに着いた。ここでナビの設定を日帰り温泉・天空の湯に変更。スタンプをもらい18時53分に出発。勝沼ICを19時16分に出た。ETC休日特別割引で1000円。

 天空の湯に19時26分に着いた。天空の湯は勝沼町ぶどうの丘公園の中に有る。高台にありここからの展望は素晴らしい。夜景も見事だ。その夜景は露天風呂からも見ることが出来る。

 今日の車中泊予定の道の駅・甲斐大和をナビに設定して20時25分に出発。17分で到着した。トイレに近い一番奥のエリアに止めた。道の駅は国道20号沿いで東京方面に向かって登り坂になっている。トラックはエンジンを吹かして登って行くのでエンジン音が大きくなる。心配したがアズサを止めた道の駅の奥の方は、国道より低くなっていて意外と影響は少なかった。 道の駅・甲斐大和・駐車場
道の駅・甲斐大和
 車中夕食。鯛雑炊、野菜サラダ、バナナ、葡萄ロールパン等と少々のアルコール。鯛雑炊は「ディズニーシーと高遠城址公園」のくるま旅の詳細に記載しています。鯛雑炊に入れた冷ご飯を含めて、家に有った傷みそうなものを持って来て片付けた感じ。さすが主婦。
22時30分に就寝。
 
□2010.11.24(水)□   【大失態】
 6時10分に起床。良い天気だ。炊飯して車中朝食。昼食のおにぎりも用意する。今日はゆっくりの出発で良い。周辺を散策した。
道の駅・甲斐大和・広河原公園の吾妻屋とテント
吾妻屋
テントと自転車
 アズサを止めたさらに奥は石垣になっている。そこに石段があり広河原公園と書いてある。上るとそこには吾妻屋があった。吾妻屋の中に1人用のテントが張られていた。その横に自転車。チャリダーだ。サイクリストかもしれないが。(違いはウィキペディアを参照下さい。)私もチャリダー思考で自転車に乗っていた。

 このチャリダーはきっと女性だ。サドルが厚めの幅広で自転車が少し小振りだから。妻が「こんなひと気のないところに一人で凄いね」と感心と心配していた。

 吾妻屋の横を抜けると小川に掛かった橋がある。橋を渡ったところに林道棚小屋線の標柱。林道は山の中へ延びている。クルマが1台やっと通れるくらい。その先はさらに細くなっているようなのでクルマは無理そう。この林道は山の中を抜ける送電線の鉄塔の巡視路らしい。
道の駅・甲斐大和・林道棚小屋線の標柱
林道棚小屋線の標柱
 林道入口の右側には大和農産物加工体験施設の建屋が有る。道の駅の関連施設だろうか。小川は道の駅の裏手を道の駅に沿うように流れている。小川の道を下って行くと橋が有り、道の駅へ戻ることが出来る。
 道の駅の入口側の隣は石材置き場になっていた。ここは甲州鞍馬石の産地だ。酸化鉄を含む茶褐色の石。和庭園の灯篭や飛石などに使われる。

 鞍馬石そのものは京都の鞍馬で産出したものを言うが産量が減少している。今は丹波地方で産出される丹波鞍馬石と、ここの甲州鞍馬石がほとんどを占めるらしい。そう言えば道の駅の入口にも「甲斐大和」の名前が刻まれた立派な甲州鞍馬石が置かれていた。
道の駅・甲斐大和・入口の甲州鞍馬石
入口の甲州鞍馬石
 アズサに戻り所用先をナビに設定して9時に出発。国道20号を勝沼IC方向へ戻る。所用先には9時30分に到着。30分で所用を済ませアズサに戻った。予定では「ディズニーシーと高遠城址公園」のくるま旅と同じで、道の駅・はくしゅうで夕食を確保して道の駅・信州蔦木宿で風呂に入って車中泊するつもりだった。でも所用は思ったより随分早く済んだ。今から道の駅・はくしゅうへ向かうと昼前に着いてしまう。どうしようかな。迷ったが差し当たり道の駅・はくしゅうをナビに設定して出発した。
 国道20号で甲斐市の街中を走行中だった。昇仙峡の案内看板。「昇仙峡って昔から有名だよね」と私。妻はあまり知らなさそう。しばらく行くと昇仙峡右折の道路標識があった。行って見よう。信号直前で右折車線へ進路変更。後ろの車は少し驚いたかもしれない。ごめんなさい。右折して昇仙峡に向かう。
昇仙峡・グリーンライン・道路標識
昇仙峡
グリーンライン
 10時55分に長潭橋(ながとろばし)横の市営駐車場(無料)に到着。アズサから下りて辺りの様子を見ていると、タクシーの勧誘を受けた。運転手の説明によると、ハイキングコースは片道6キロで1時間半くらい。タクシーで上まで行き、下りながら散策するのが楽でお勧めらしい。タクシー料金は○円。高いと言うと2組(4人)相乗りで、半額(1組)でも良いよと言ってくれた。しかし他の1組が簡単には見つからない。

 話を良く聞いてみると、平日は渓谷道路(ハイキングコースの4キロ分位)を車で行けるとのこと。アズサを渓谷道路に乗り入れた。道は一方通行。しばらく行くと前をトテ馬車がのんびりと進んで行く。昇仙峡観光協会発行のコースガイドに「名物トテ馬車」と書いてあった。トテ馬車とは何だろう。調べてみたが良く分からない。乗合馬車を表すのではないかと思うが定かではない。

 追い抜くほどの道幅も無いので車間を大きく開けてついて行く。運転者の私も景色が良く見えて都合が良い。カーブのところで道幅が広くなっていて、ここで道を譲ってくれた。仕方なく、本当に仕方なくトテ馬車の横をすり抜けて前へ出た。

 渓谷道路終点手前の右に上がったところに県営駐車場(無料)があった。でも満車だ。最初に止めた市営駐車場の前の道を上がって来ても遠回りではあるがこの駐車場に至る。この道路をグリーンラインと言う。グリーンラインをさらに上がると影絵の森美術館と、ここにも市営駐車場がある。グリーンラインのことは後で知った。県営駐車場のところのグリーンラインは路肩が広い。数台のクルマが駐車していた。アズサも路肩に駐車した。
昇仙峡・案内看板
昇仙峡・案内看板
昇仙峡・渓谷道路
昇仙峡・渓谷道路
昇仙峡・県営駐車場横のグリーンライン
県営駐車場横の路駐
 駐車場の案内板を見ているとまたタクシーの勧誘を受ける。ここから上に2キロが昇仙峡の見所とのこと。ここでも下りながら散策するのが楽でお勧めらしい。グリーラインを上がって行く途中に、覚円峰(かくえんぽう)が一番よい方向で見えるところがある。そこでタクシーを止めるからと説明された。
 覚円峰は巨岩が切り立った昇仙峡の主峰。料金は○円。実際には○円を超えてしまうが、そこでタクシーメータを止めると言っていた。タクシーに乗ることにした。グリーラインは片側1車線。例の場所でタクシーは止まった。路肩が全くないところ。片側1車線の車線上に堂々と停車している。さすがに地元タクシーだ。覚円峰の谷間のV字をしっかりと見ることが出来る。時間にして1分くらいの停車だった。 昇仙峡・覚円峰
昇仙峡・覚円峰
 影絵の森美術館駐車場に到着。タクシーの運転手が「絵に関心があるなら、影絵の森美術館にぜひ寄って行って下さい。わざわざここだけに来られる方も沢山いますよ」と言っていた。大いに関心が有るので見学することにした。入館料が必要。コーヒーとビスケット付だ。そしてタクシーの利用者は1割引になった。帰宅後に調べてみたら、入館料が100円引き、お土産が10%引きになる割引券がインターネットから印刷できた。もっともその時は予定外で寄ったので知る由もない。結論から言うと入館して大正解だった。
 影絵は影が主題かと思っていた。違っていた。光、中でも透過してくる光が主題だ。パンフレットには「光とファンタジーを求めて」と書かれていた。その通りの作品が並ぶ。作者は藤城清治。現在87歳。現役である。

 その他に山下清や竹久夢二、まんが日本昔ばなしの前田康成の作品も展示している。漫才の内海桂子のどどいつ絵画展もやっていた。
昇仙峡・影絵の森美術館・カタログと入場券
影絵の森美術館
カタログと入場券
 見終わってから影絵サロンでコーヒーとビスケットを頂いた。ビスケットの小袋に影絵の作品が使われている。お土産に丁度良いので購入した。作品の感動が覚める前に見せられると、つい買っちゃうよね。商売も上手だ。
 さて昇仙峡の散策だ。美術館横の橋を渡って対岸の遊歩道へ向かう。荒川沿いの紅葉がとても美しい。仙娥滝、昇仙橋、石門を抜け13時30分に駐車場へ戻る。おにぎりとスープで車中昼食。ここで大失態。私の不注意でスープの入ったお椀を倒してしまった。「境港・出雲大社」のくるま旅。お湯を注ぐ前の春雨ヌードルのカップを風で飛ばされて、辺り一面に粉末スープを飛び散らかしたことがあった。でも液体は初めてだ。

 スープはテーブルから妻のスラックスとアズサのシートへ。火傷にならなくて良かった。スラックスは替えればよいが、シートの後始末は大変だった。雑巾で拭き取る。水を浸してティッシュで吸い取る。色が付かなくなるまで数回繰り返す。スープを水で薄めて吸い取る算段だ。始末が終ってもシートは中々乾いてくれなかった。座ったり寝たりするときはレジ袋を敷いて対応した。暫くは食事中の器を置く位置が気になって仕方なかった。

 やっと昼食が終わり、昼寝を30分。道の駅・はくしゅうをナビに設定して、15時15分に出発。グリーラインで戻る。最初に止めた市営駐車場の前に出た。長潭橋を渡り昇仙峡を後にした。
昇仙峡・仙娥滝
昇仙峡・仙娥滝
昇仙峡・遊歩道
昇仙峡・遊歩道
昇仙峡・石門
昇仙峡・石門
昇仙峡・覚円峰と紅葉
覚円峰と紅葉
 途中でガソリンを補給。16時18分に道の駅・はくしゅうに到着した。昇仙峡を観光できたので丁度良い時間になった。農産物直売所へ。「売り切れみたい。」と妻。確かにいつも弁当類が置いてある棚に商品が無い。棚の近くまで行って見ると、まだ数個の弁当が置いてあった。棚の側板の背が高く、離れたところからだと商品が隠れて見えないのだ。食品スーパーでは考えられない商品展示だ。炊き込みおこわを購入した。隣の食品スーパー・エブリにも寄った。天ぷら詰合、ポテトサラダ、納豆、そば等を購入。

 16時35分に出発。今日の車中泊予定の道の駅・信州蔦木宿に向かう。ここには日帰り温泉がある。15分で到着。駐車場はガラ空き。それもそのはず、休館だ。火曜定休のはずなのに。ガイドブックをよく見れば書いてあった。祝日の場合は翌日と。

 どうしようか。トイレは使うことが出来るので車中泊は可能だ。ガイドブックを確認すると近くに道の駅・こぶちざわがあった。日帰り温泉と足湯がある。ここに移動だ。ナビに道の駅・こぶちざわを設定して出発。道の駅・はくしゅうの方向に少し戻った下蔦木の信号交差点から八ヶ岳高原ラインに入る。中央自動車道の小淵沢ICを過ぎてすぐだ。時間にして12分くらいか。本当に近い。17時10分に到着した。
道の駅・こぶちざわ・駐車場の朝
道の駅・こぶちざわ
駐車場の朝
 トイレに一番近いエリアにアズサを止めた。初めての道の駅なのでスタンプ帳をもってアズサを降りる。スタンプは駅ではなくお店の方に置いてあることが多い。お店らしき建屋に入った。片付けをしていたスタッフが不思議そうな顔をしてこちらを見ている。ん・・何故かな。ここはスパティオ体験工房だった。スタッフもこんな時間に旅行者が入って来たので驚いたのだろうか。それとも鍵を掛けたつもりでいたのだろうか。等々と取り留めの無いことを思いながらスタンプの位置を聞いた。スタンプは駅の方に有ると笑顔で教えてくれた。

 駅舎へ。入って直ぐのところに情報コーナー。スタンプはそこに有った。その奥にお店が拡がっていた。駅舎の入口の脇に案内看板がある。日帰り温泉を探すとこの広いエリアの一番奥に延命の湯があった。駐車場も有るようなのでアズサで行くことにした。

 そこはスパティオ小淵沢と言うリゾートホテルだった。延命の湯はその中の施設。19時以降なら200円引きになる。今は17時30分。まだ1時間半もある。そのまま入浴した。サウナや露天の岩風呂などが有る。休憩室で少しくつろいでから18時20分にアズサに戻った。アズサを元の駐車エリアに移動。道の駅・はくしゅうで買った弁当や惣菜と少しのアルコールで車中夕食。眠くなり19時40分に就寝。早過ぎないかな。昇仙峡をちょこっと歩いただけなのに。
 
道の駅・こぶちざわ
道の駅・こぶちざわ
道の駅・こぶちざわ・スパティオ小淵沢・延命の湯
スパティオ小淵沢
延命の湯
□2010.11.25(木)□   【鉄道最高地点神社の御利益】
 6時に起床。炊飯して車中朝食。昼食のおにぎりも用意する。良い天気だ。今日も道の駅の周辺を散策。昨日入浴した延命の湯へ向かう。歩くと結構な距離が有る。一番奥の駐車エリアから延命の湯の裏の林の道を駅舎の方へ歩く。1本の木の幹に花が添えられていた。・・・。林から抜け、そば打ち体験所・延命そばの横に出た。通路の造成工事?をやっていた。アズサに戻りタオルを持って足湯へ。 道の駅・こぶちざわ・足湯
こぶちざわ・足湯
八ヶ岳高原ライン・カーブの連続
八ヶ岳高原ライン
カーブの連続
 国立天文台・野辺山をナビに設定して9時20分に出発。八ヶ岳高原ラインを行く。一部にカーブが連続するところも有るが、樹林の中を走る清々しい道路だ。右にカーブしてすぐに左カーブへ入る右側に県立まきば公園の入口があった。まきば公園のことを何も知らなかった。カーブで運転に集中していたので、何だろうと思いながらも通り過ぎてしまった。

 しばらく行くと右側に大きな駐車場。ここにも大きな駐車場が有ると言うことは有名な観光施設かな。Uターンして行って見ることにした。9時40分に着いた。駐車場には数台の車。案内看板に「自然と遊ぶまきば公園」と書かれている。動物ふれあい広場とかポニー広場、羊広場がある。動物と遊ぶ公園かな。敷地はとても広い。開園は11月10日までで、今は閉園している。

 そのことは別にして、ここは実に景色が良い。北に八ヶ岳の主峰・赤岳(2899m)や権現岳。南の遠くに富士山が見える。公園内の風景ものどかで好ましい。残念なことが一つ。トイレハウスは鍵が掛っていて使用できなかった。 
八ヶ岳高原ライン
八ヶ岳高原ライン
県立まきば公園・案内看板
県立まきば公園・案内
県立まきば公園・レストハウス
県立まきば公園
レストハウス
県立まきば公園の景色
県立まきば公園の景色
県立まきば公園からの景色・富士山
県立まきば公園から
富士山
県立まきば公園にて・権現岳と赤岳
県立まきば公園にて
権現岳と赤岳
 10時16分に出発。清里ライン(国道141号)を少し走り脇道に入る。10時30分に国立天文台・野辺山に到着した。
 入口の守衛所で代表者名と人数、居住する県名をノートに記入する。私たちは2組目。1組目もたまたま愛知県で6人のグループだった。ここでの見どころは何と言っても世界最大の45m電波望遠鏡だ。見学コースをまっすぐ行った奥に有る。

 コース脇には電波望遠鏡で電波を捉える仕組みなどを説明したパネルが設置されている。時々ウィーンと音を立ててパラボラが僅かずつ上下に動いている。今も観測しているのだ。近くで見るとさすがにデカイ。あんなに大きなお皿を中心の一点でよく支えられるものだ。

 45m電波望遠鏡の観測棟がその奥にある。ここには展示室が併設されている。パネル展示やパラボラの構造模型、各種パンフレットが置かれている。展示室とガラスで仕切られた向こう側は観測室?で研究者の観測の様子を見ることが出来る。

 国立天文台・野辺山には45m電波望遠鏡以外にも多くのパラボラアンテナが設置されている。直径10mの6台のパラボラアンテナの下にはレールが敷き込まれている。そのレールと専用台車で最適観測位置へ移動出来る様になっている。頭でっかちなので、動かしたら引っくり返ってしまうのではと心配になった。6台の同時観測で直径600m程の電波望遠鏡の解像力を得ると説明されていた。(ミリ波干渉計)

 見ていて何となく「けなげな」感じを受けたパラボラアンテナが有った。直径80cm。84台がT字型に配置されている。見学コースから見ると小っこいパラボラが一列に並んで見える。それが全て太陽の方を向いている。ひまわりのように。その首を少し上げた姿勢が何となく「けなげ」。電波ヘリオグラフと言って太陽専門の電波望遠鏡。直径500m程の電波望遠鏡の解像力を得ると説明されていた。11時30分にアズサに戻る。
国立天文台・野辺山・案内看板
国立天文台・野辺山
案内看板
国立天文台・野辺山・世界最大45m電波望遠鏡
世界最大45m
電波望遠鏡
国立天文台・野辺山・10mパラボラ・ミリ波干渉計
10mパラボラ
ミリ波干渉計
国立天文台・野辺山・電波ヘリオグラフ
電波ヘリオグラフ
南牧村農村文化情報交流館・ベジタボールwith
農村文化情報交流館
ベジタボール
with
 道の向こう側にレンガ色した円形の建物が有る。正門に回らなくても駐車場の横からそのまま隣のエリアに移動できる。そこは南牧村農村文化情報交流館・ベジタボールwith。食堂と物産販売、ドーム型シアターなどがある。

 来訪者は私たちだけだった。ドーム型シアターで星座や銀河を旅する3D映像が楽しめる。第2回の上映時間を過ぎていた。スタッフが「観られるなら今から上映しますよ」と言ってくれた。観賞は有料。2人でシアターを貸し切って観賞した。

 野菜のキャラクターが旅を演出して行く。大人が見ても楽しめるが、内容は子供向けだ。12時20分にアズサに戻った。

 アズサを木陰で風通しの良い駐車スペースに移動。おにぎりとお吸い物で車中昼食。続いて昼寝30分。 
ベジタボールwith・入口のベジタ君とアズサ
ベジタボール
with入口
ベジタ君とアズサ
 さあ、JR鉄道最高地点を見に行くぞ。と思っても地理不案内。ナビに頼るしかない。JR鉄道最高地点で検索してもヒットする訳ないし。ガイドブックの地図を見ると近くに八ヶ岳グレイスホテルがある。ここをナビに設定して、13時30分に出発した。来たときとは反対方向へ向かう。少し行ったところで右折。農道の様な細い道に入る。心配したが10分でホテルに到着した。

 道が狭いのでホテルの駐車場にアズサを入れて、ナビの画面をじっくり確認。この道の先に有る踏切がJR鉄道最高地点ではないかと見当をつける。ふっとホテルに目をやるとホテルのスタッフ?が窓越しにこちらを見ている。クルマから誰も降りてこないので不審にでも思っているのだろうか。早々に移動。
 果たしてそこがJR鉄道最高地点だった。標高1375mの小海線・249番・第3甲州街道踏切だ。すぐそばのレストランの駐車場にアズサを止めた。その名は何と「レストラン最高地点」。そのまんまだ。外壁?の工事中で営業していないようだった。

 踏切の近くには記念碑や石碑(周辺を含め工事中)と鉄道最高地点神社があった。神社は小さな祠と鳥居。ご神体は蒸気機関車・C56の先頭車輪とレールと言う凝りようだ。これを説明した石板には1375mにちなんだ語呂合わせがあった。ひとみなこうふく(人みな幸福)、ひとみなごうかく(人みな合格)。「と云う縁起の良さ」と結ばれています。ふーん・・。気を取り直して。

 丁度そのとき野辺山駅方向から列車が向って来た。キハ110系の2両編成。ワンマン運行の小淵沢行だ。1時間に1本(上下合わせれば2本)しか走っていないのに。何とか写真に収めることが出来てラッキーだった。これは鉄道最高地点神社の御利益かな。

 ところで本当の最高地点は記念碑や石碑の位置では無い。線路わきに建てられた勾配標の位置が最高地点。勾配標とは勾配を千分率で表した標識のこと。踏切の遮断機の横に設置してある「3」と書かれた白い杭と腕木だ。(写真を参照下さい)

 腕木が下がっているのは整備不良では無く、下り勾配を示している。「3」は1000m行くと3m下ることを表している。私たちが見た列車はその勾配を上って来たのだ。実は腕木はもう1本ある。「3」の腕木の裏側だ。(写真をじっくり見ていただければ分かるかも)「22」と書かれていた。1000m行くと22m下る急勾配だ。

 あの列車は勾配標を過ぎるとその急勾配を下る。つまり勾配標のところが一番高いと言うことになる。だからそこが1375mのJR鉄道最高地点なのだ。

 ガイドブックによると近くに幸せの鐘が有るはず。母子会売店の近くなのだけれど。その母子会売店もない。周辺をあちこち回ったけれど見つからない。最高地点の石碑周辺が整備工事中だったので撤去されていたのかもしれないな。と思いながも良く見たら石碑の後ろにそれは有った。工事柵で中に入ることが出来ない。鐘をならせなかったことが残念だった。 
野辺山・JR鉄道最高地点・記念碑にて
JR鉄道最高地点
記念碑にて
野辺山・鉄道最高地点神社にて
鉄道最高地点神社にて
野辺山・JR鉄道最高地点に向かう列車
JR鉄道最高地点に
向かう列車
野辺山・JR鉄道最高地点の勾配標
JR鉄道最高地点
勾配標
野辺山・JR鉄道最高地点・石碑と幸せの鐘
JR鉄道最高地点
石碑と幸せの鐘
 道の駅・信州蔦木宿をナビに設定して14時09分に出発。道の駅・信州蔦木宿は昨日を含め4回も行っている。でも未だにスタンプが押せていない。「ディズニーシーと高遠城址公園」のくるま旅では風呂にも入って車中泊したのに。14時45分に到着。今回やっとスタンプを押すことが出来た。

 諏訪大社・上社前宮をナビに設定して14時56分に出発。国道20号を北上する。15時40分にデリシア・宮川メリーパーク店に寄る。ちらし寿司、赤飯、マカロニサラダ、ポテトサラダ、おから、カット野菜などを購入。
諏訪大社・上社前宮・御柱
諏訪大社・上社前宮
御柱
 16時に諏訪大社・上社前宮に到着。正面の道路からそのまま入った大鳥居の前の駐車場。大鳥居の下は石段になっている。石段に積った落ち葉をエンジンブロアーで清掃している。奉仕の方だろうか。

 大鳥居を抜けて石段を上がった所にも駐車場があった。さらに社殿前にも駐車場があった。社殿の左右の端に御柱(おんばしら)が立っている。御柱は社殿の四隅にある。これは一之御柱と二之御柱だ。御柱の先端に取り付けた大麻(おおぬさ)が半年の時の流れを表していた。

 拝殿から参拝。アズサに戻る。上社前宮で合った人は、奉仕の方だけだった。少し寂しい。 
諏訪大社・上社前宮・拝殿にて
上社前宮・拝殿にて
 諏訪大社・上社本宮をナビに設定して16時15分に出発。5分で到着。駐車場は東参道側。小さな橋を渡って境内に入ると正面に入口門が有る。その先は渡り廊下だ。この廊下を布橋と言う。昔は神職最高位の大祝(おおほうり)だけが渡ることができた。その時に布を敷いたのでこの名が付いたとあった。今は誰でも渡ることが出来る。その布橋を渡り参拝所に向かう。

 正門と言うべき塀重門は柵がしてあり通ることが出来ない。その先の入口門から入る。幣拝殿から参拝。帰路は塀重門の前の石段を下りる。一之御柱がある。その向かいには江戸幕末期の名力士・雷電為右衛門の像があった。

 その先には神楽殿。中に新旧2つの大太鼓が置かれている。古い方の太鼓の傷みはかなりのものだ。太鼓の胴には竜が描かれているがかすれてしまっていた。神楽殿は屋根こそあるが四方は吹きっさらし。傷まない訳がない。

 新しいほうの太鼓の胴にも竜が描かれている。でも何かが変。左右の竜の絵の部分だけに色が塗られている。他は地の木肌のままだ。古い方は胴全体に塗られていたように見えるが。絵が半完成なのだろうか・・・。二之御柱を回って布橋の入口門に出る。東参道に出てアズサに戻った。
諏訪大社・上社本宮・布橋入口門
上社本宮・布橋入口門
諏訪大社・上社本宮・幣拝殿
上社本宮・幣拝殿
諏訪大社・上社本宮・神楽殿の大太鼓
神楽殿の大太鼓
諏訪大社・上社本宮・参拝所
上社本宮・参拝所
諏訪大社・上社本宮・一之御柱にて
一之御柱にて
諏訪大社・上社本宮・雷電為右衛門の像
雷電為右衛門の像
 今日の車中泊予定の道の駅・小坂田公園をナビに設定して16時45分に出発した。諏訪湖を右に見ながら県道16号を行く。国道20号で塩尻峠を越えて、諏訪盆地から松本盆地に入る。諏訪側は急勾配を上る。松本側は緩勾配で下る。速度が出過ぎてしまうので要注意だ。

 峠を下る途中の右カーブの先に道の駅・小坂田公園があった。右カーブの手前に案内標識が有ったので余裕を持って左折して公園内に入ることが出来た。ここには「野麦峠と絶景富士山」のくるま旅で寄ったことが有る。でもその時と全く感じが違う。正面に大きな円形の建物が有ったはず。暗くて良く見えないが駐車場しかない。あの時は諏訪方面に向かっていた。同じように左折で入った。あっそうか。反対車線側にメインの施設が有るのだ。

 多くの道の駅は道路に面して片側にある。ここは施設の真中を国道20号が走っているのだ。道路の向こう側へ行く道を探さなくては。ナビ画面を拡大して確認。突き当りを右へ、その先の突き当りを右へ、その先のT字路を右へ行けばトンネルがある。実は最初の突き当りを左に行けば簡単に行けた。その道はナビに載ってはいなかった(と思う)。標識も有ったかもしれないが暗くて見落としていた。右へ、右へと2度曲がって行くと道が狭くなった。とても行けそうにもないとUターン。その時にアズサのテールバンパーを土手にぶつけてしまった。

 帰宅後に調べたらバンパーに傷が付いて支持金具も曲がっていた。何とか自分で支持金具は修復できたが傷はそのままになった。

 道を戻って今度は左の方へ、つまり真っすぐに行きトンネルを抜けると見覚えのある建物が有った。17時33分にやっと到着した。19時にちらし寿司、サラダ、カット野菜と少しのアルコールで車中夕食。22時に就寝。
 
□2010.11.26(金)□   【イルミネーション】
道の駅・小坂田公園の朝
小坂田公園の朝
 6時に起床。良い天気だ。今日は炊飯しない。昨日デリシアで買った赤飯とカット野菜それに春雨雑炊と味噌汁で車中朝食。8時から小坂田公園内を散策。まず昨夜の道へ向かう。クルマは通れそう。でもどこに通じているのやら。戻ってもう少し公園の奥へ向かう。展望台と書いた標識があった。行こうと思ったが坂がきつそうなので止めた。
 少し行くとマレットゴルフ場があった。マレットゴルフとはゲートボールの道具でパターゴルフする感じかな。ここでは小高い山の中にコースが出来ている。最初のコースは坂の上に向かって打ち上げて行く。アップダウンが多そうなので運動量は結構有りそうだ。

 管理棟を覘くと「誰でも出来ますよ。どうですか」と誘われた。「時間がないので」とお断りした。「紅葉がきれいですね」などと管理の方と話をしていたら、デジカメを持って来られて画面を見せてくれた。美しい景色が写っている。地方新聞に季節の写真と記事を投稿しているとのこと。新聞のスクラップブックもみせてもらった。
道の駅・小坂田公園
道の駅・小坂田公園
 管理棟を後にして池の畔に出た。国道20号の下のトンネルを抜けてメイン施設側に戻った。昨夜アズサのナビで確認したトンネルだ。この歩行者用トンネルは抜けられないよね。

 メイン施設側も散策。サッカー1面分の多目的運動場、16ホールのパターゴルフ場、ゴーカート場がある。ゴーカート場は競技用ではなく子供用だ。曲がりくねったコースを1列で走行する。
 駐車場の方へ戻る。そこに塩尻市立自然博物館がある。昆虫、中でも蝶を主に展示しているらしい。公園の南側は小高い丘のようになっている。何があるのかな。階段を上ってみた。そこにはプールがあった。塩尻市民プールだった。アズサに戻る。
 安曇野へ向かうぞ。今日の昼食は美味しいお蕎麦だ。まずは大王わさび農場をナビに設定して9時に出発。目的は「上高地・乗鞍・安曇野」のくるま旅でも書いている。焼きねぎ味噌を買うため。国道20号から国道19号。国道147号で安曇野に入る。

 10時に大王わさび農場に到着。ここはいつ来ても清々しい。清らかな川の流れが有る。吹く風が心地よい。幸いの橋を渡って、いわな茶屋へ。こんにゃく田楽とわさびコロッケをいただいた。広いわさび田を眺めながら食べるといっそう美味しく感じる。

 いつものようにわさび田を散策。この時期のわさび田は寒冷紗が掛っていない。緑のわさび田を見ることが出来る。でも春と違って、わさびの苗が少ないような気がする。わさび田の上流側の散策路をぐるっと回る。幸いの橋のたもとの売店へ。目的の芳醇仕立・焼きねぎ味噌は、ここにしか置いていない。(後日、甲州市勝沼の天空の湯の売店でも見つけた)遠くから来ているので度々は来られない。出来るだけ多く買って帰りたい。でも後の方で食べる物は賞味期限が気に掛かる。

 お店の人に相談してみた。店頭の商品の一番長い賞味期限を確認して奥へ入って行った。戻って来て、陳列前の商品も同じ賞味期限だったと説明してくれた。親切な対応が嬉しかった。

 10個購入することにした。その内の5個を一番長い賞味期限のものにしてもらった。わさび豆をおまけしてくれた。焼きねぎ味噌が10個入った袋をぶら下げてアズサに戻った。重たかった。 
安曇野・大王わさび農場にて
大王わさび農場にて
安曇野・大王わさび農場
大王わさび農場
安曇野・大王わさび農場にて
大王わさび農場にて
安曇野・大王わさび農場
大王わさび農場
 昨日は風呂に入っていない。昼風呂だ。ほりでーゆー四季の郷をナビに設定。11時15分に出発。20分弱で到着。ここは「上高地・乗鞍・安曇野」のくるま旅でも寄っている。ゆーくりと入浴してアズサに戻ったら13時になっていた。
 昼食は美味しいお蕎麦だ。ガイドブックに載っていた「おそば・ふじもり」へ向かう。ガイドブックには「安曇野のおいしいそば処」のコーナーがあった。きっと有名どころが載っているのだろう。でもそう云ったところには行かない。
安曇野・おそば・ふじもり
安曇野
おそば・ふじもり
 蕎麦とは関係の無い「安曇野サイクリング」のページ。JR穂高駅前のレンタサイクルを併設したお店・ひつじ屋のオーナーがおすすめとして紹介していたのが「おそば・ふじもり」だ。

 ナビに設定して出発。県道25号を行く。ナビが県道を外れ右斜めの道を行けと指示。まっすぐの様な気がしたが指示通りに進む。しばらく行くと左折の指示。そして右折の指示。元の県道25号に戻った。馬鹿ナビだ。少し行くと「目的地周辺です。音声案内を終了します。」になってしまった。全くそれらしいお店は無い。どうも通り過ぎてしまったようだ。Uターンする。「お店無いね」、「あっ。看板」と妻。通り過ぎてしまったのでまたUターン。

 小さな看板。右折して細い道に入る。行き止まり?の手前を右折。お店は雑木林の中にあった。お蕎麦屋らしいたたずまいだ。駐車場はお店の横を入る。13時20分に到着した。入口は正面と駐車場側の両方にある。入口で靴を脱いでスリッパに履き替えて板の間に上がる。なかなかの雰囲気。座卓に座布団の席と、中央がいろりになった大きなテーブルの椅子席がある。椅子席に座った。

 ここは店の厨房で打った本当の手打ちそば。売り切れ次第終了だ。そばは玄挽きそばと丸抜きそばの2種類がある。
安曇野・おそば・ふじもり・店内
おそば・ふじもり
店内
安曇野・おそば・ふじもり・駐車場側入口
駐車場側入口
 玄挽きそばは十割そばで殻付きのまま粗挽きしたもの。丸抜きそばは殻を取って甘皮を適度に残して挽いたもの。どちらを食べようか。迷ったので両方取って半分ずつ食べることにした。と言っても当然に私の方が多めだが。どちらも大盛りにした。突き出しと後で蕎麦粉の寒天が出てくる。

 玄挽きそばも細めだが丸抜きそばはさらに細めの仕上がり。他とは触感が変わっている。癖になりそうな味だ。簡単には来られないのが残念だ。

 食事を終え外に出る。周りの木々から枯れ葉が舞い落ちている。見る分には風情が有って良い。しかし風が少し有った。アズサの上にも落ち葉が積もっていた。すき間に入り込んだ落ち葉。帰宅後の清掃が大変だった。 
安曇野・おそば・ふじもり・玄挽きそば
玄挽きそば
安曇野・おそば・ふじもり・丸抜きそば
丸抜きそば
 14時に出発。アルプスあずみの公園に向かう。ここには「上高地・乗鞍・安曇野」のくるま旅で寄った。その時に親しくなった女性スタッフMさんに会いに行くためだ。20分で到着。早速に駐車場で昼寝を30分。ガイドセンターに向かう。Mさんも私たちとの再会にとても喜んでくれた。アルプスあずみの公園では冬のこの時期に毎晩イルミネーションをしていることを教えてくれた。見に来ることを約束して夕食の買い出しに向かう。

 15時27分出発。今日の車中泊予定は道の駅・安曇野ほりがねの里。ここでは2泊したことがある。手前のベイシア・あずみの堀金店で白身魚フライ、うずらフライ、サラダ、りんご、ロールケーキなどを購入。16時に道の駅・安曇野ほりがねの里に着いた。葡萄ロールパンとコーヒーでおやつ。
 アルプスあずみの公園のイルミネーションは16時30分から始まる。でもこの時間だと日の光が残っている。イルミネーションはもう少し遅い時間の方がきれいだ。16時36分に出発。14分で到着。Mさんは勤務が終わり帰宅していた。
アルプスあずみの公園・駐車場
アルプスあずみの
公園駐車場
 イルミネーションにはタイトルが付いている。「森と光の物語」。サブタイトルが「水と光と音のファンタジー」。入場料が必要。

 私の家の近郊では三重県のなばなの里のイルミネーションが有名だ。わざわざ出かける人も多い。私たちも今年の初めに行って来た。そこの入場料は、半額が園内だけで使用できる金券で戻って来るが、それを差し引いた金額と比べても、ここは随分と安い。

 イルミネーションの規模では、なばなの里の方が勝るが、内容はアルプスあずみの公園の方が好きだ。ガイドセンターから入場すると草太(そうた)と木子(もっこ)が出迎えてくれた。子供たちに大人気だ。

 山下達郎のクリスマスイブが流れていた。曲は展望テラスの方から聞こえてくる。「流れる光のトンネル」を抜けて曲のする方へ向かう。展望テラスの前の池がイルミネーションでコーディネートされていた。曲はマライヤキャリーのメリークリスマスに変わっていた。曲に合わせてイルミネーションの光が変化する。ここには「音と光のシンクロファンタジー」のサブタイトル。タイトル通り、曲と光が上手く同期していて中々の見ごたえだ。この様なイルミネーションを見たのは初めてだ。曲を聞きながら池の周りを散策。

 展望テラスからあずみの学校の方に移動。周りの木々はイルミネーションでコーディネートされている。トナカイを型どったイルミネーションもあった。トナカイは尻尾を振っている。十分に満足して18時50分にアルプスあずみの公園を後にした。
アルプスあずみの公園・草太と木子
草太と木子
アルプスあずみの公園・流れる光のトンネル
流れる光のトンネル
アルプスあずみの公園・イルミネーション(動画を表示・YouTube)
イルミネーション
(動画・YouTube)
アルプスあずみの公園・テントの中のクリスマスツリー
テントの中の
クリスマスツリー
アルプスあずみの公園・イルミネーションセンターコート
イルミネーション
センターコート
アルプスあずみの公園・トナカイ
トナカイ
アルプスあずみの公園・ちひろ
ちひろ
 道の駅・安曇野ほりがねの里に向かう途中でガソリンを補給した。明日は高速道路のETC休日特別割引を利用して帰宅する予定だ。

 19時10分に道の駅・安曇野ほりがねの里に到着。ベイシアで夕食のおかずは購入したが御飯が無い。まず炊飯だ。19時40分に炊き立てのご飯と白身魚フライ、うずらフライ、サラダと少々のアルコールで車中夕食。
22時に就寝。
 
□2010.11.27(土)□   【リンゴ狩りの渋滞】

 7時10分に起床。良い天気。今日も炊飯しない。冷ご飯には得意の鯛雑炊と言うことで車中朝食。道の駅に併設した物産センターへ。今日は帰宅するので何の心配も無くなったと、妻は野菜を買い込んでいる。新鮮で安いとのこと。

 自宅をナビに設定して9時15分に出発。15分で豊科ICから長野自動車道に入る。10時20分に中央自動車道の駒ケ岳SAで休憩。外のワゴンで乾燥しじみを売っていた。試食したら美味しかった。以前に別のところで買ったことが有る。使い勝手が良いので購入した。

 10時35分に出発。5分で松川IC。ここを先頭にして反対車線が3キロくらい渋滞していた。事故が有った様子は無かったが。帰宅後に調べたらリンゴ狩りのクルマによる自然渋滞だった。11時31分に屏風山PAで休憩。

 12時08分に東海環状道の鞍ヶ池PA・ハイウエーオアシスに到着した。駐車場は混んでいた。さすが土曜日。施設から離れた方にしか止められなかった。初めてここを利用した。帰宅時には高速をあまり利用しないから。

 展望台に上る。下の方のかなり遠くに鞍ヶ池が見える。その手前に白い大きな屋根。その他の施設は樹木の陰になり見ることはできない。あそこまで行く人は遠いので大変だな。と思っていたらパークトレインなる乗り物の停留所があった。これで納得できた。アズサに戻る。春雨ヌードルと葡萄ロールパンで車中昼食。

 13時に出発。もう一息だ。13時26分に伊勢湾岸道路の東海ICを下りる。自宅到着13時35分。荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。
 
鞍ヶ池PA・ハイウエーオアシス・駐車場
鞍ヶ池PA
ハイウエーオアシス
鞍ヶ池PA・ハイウエーオアシスの景色
ハイウエーオアシス
の景色
 
 
 
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