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海ほたると南房総 (拡大地図を表示)

 さて、今回は「海ほたると南房総」へのくるま旅。
きっかけは、海ほたるの東京湾アクアラインの料金割引社会実験が、2011年3月31日で終了してしまうこと。(その後、料金割引社会実験は3年間延長された。)東京湾アクアラインが安いうちに、海ほたるへ。そしてその先、春の南房総へとなった。南房総には多くの道の駅がある。その道の駅を巡りながら、各所を観光することにした。

 このくるま旅の主な目的地は訪問順に、横浜、海ほたる、鋸山日本寺、ローズマリー公園、おおつの里・花倶楽部です。
 

□2011.02.27(日)□   【雨の日は耳栓をして】

 19時07分、早めに夕食と風呂も済ませての出発。明日は昼までに、横浜に住む長女の家に着けば良い。今夜の出発は、ETC休日特別割引の有効利用するため。行けるところまで行って車中泊だ。東海ICから伊勢湾岸道路に入り、豊田JCTから東名高速道路へ。その豊田JCTの手前から渋滞が始まった。JCTが見えているのに進まない。少しは予想していたが、ここまで混むとは思わなかった。

 渋滞に遭遇してから、東名高速道路に入るまでに22分を要した。普通なら1分くらいの距離なのに。その後は順調に走行。途中で雨が降り出した。20時40分に三方原PAで1回の休憩をはさんで、22時28分に足柄SAに到着した。今日はここまで。ここで車中泊にしよう。早速にベッド等の寝支度を整える。雨の音がうるさい。耳栓をして、23時30分に就寝。
 

□2011.02.28(月)□   【海ほたるは散々な天候】
 7時に起床。雨は続いている。持参したおにぎりと惣菜(コロッケ、野菜サラダ等)、それにインスタントの味噌汁で車中朝食。長女宅をナビに設定して9時05分に出発。9時40分に海老名SAに到着。長女夫妻への手土産にメロンパンを購入。海老名SAのメロンパンは下り線が有名。でも、私たちは上り線のメロンパンの方がお気に入りです。

 東名高速道路を横浜町田ICで下りて、保土ヶ谷バイパスへ。ETC休日特別割引で1250円。新桜ヶ丘ICから一般道へ下りる。実はこれより先に進むと有料になると思っていた。ヤフーの地図表示などを見ると、新桜ヶ丘ICより先は有料道路を示す緑色になっていたからだ。でも実際は狩場ICまでは無料だった。後日に、ヤフーの知恵袋を見ていて知った。今度からは狩場ICまで行くことにしよう。国道16号を行く。保土ヶ谷区役所近くのGSでガソリン給油。39リットルも入った。燃費は8.5キロメートル。まーまーだな。

 10時50分に長女宅に到着した。手土産のメロンパンと、妻が用意して来た荷物を家に入れる。荷物の中身は何だろう。たぶん調味料類ではないかと思うが。ひょっとしたら、いただき物の大切な清酒も入っていたかも。

 長女の提案で、昼食にJR桜木町駅に向かう。歩いて5分だ。雨は降り続いている。みなとみらいのコレットマーレへ。このビルは駅前広場に面しているので利用しやすい。7階のベーカリーレストラン・サンマルクへ。店内は女性で一杯だ。男性は私一人。ちょっと気まずい。パンは店内で焼かれていて、食べ放題。焼き上がったパンをスタッフが持って、テーブルを回ってくれる。大きさは拳くらいなので、何個も食べられ、色々な味を楽しむことができる。食事を終えて外に出ると、雨はさらに強くなっていた。家に戻り少し休憩。
 東京湾アクアラインの浮島ICをナビに設定して、14時30分に出発。一般道を走行。15時36分に浮島ICから東京湾アクアラインに入った。海ほたるPAまでは海底トンネルだ。9分で海ほたるPAに到着。外は雪混じりの強い雨。風も強くかなり寒い。散々な天候だ。
帰りにも東京湾アクアラインを利用する予定なので、海ほたるPAの観光は先延ばしにして早々に出発することにした。

 今日の車中泊予定の道の駅・きょなんをナビに設定して16時10分に出発。海ほたるPAから先は橋梁だ。背の高いアズサは風が苦手。横風を受けて揺れるゆれる。ハンドルをしっかり握っていないと持って行かれそうになる。1年前の「しまなみ海道・尾道」のくるま旅でも、来島海峡大橋を渡るときに同様の経験をしている。でもこの経験は慣れることが無いようだ。8分掛かって木更津金田ICに到着。東京湾アクアラインを下りる。ETC社会実験割引で800円。

 ナビの案内で国道127号へ。1時間ほど走行。周りには何もない海岸沿いに、大きな駐車場と建屋。天然温泉・海辺の湯だ。この先の東京湾フェリー乗り場近くにも、鋸山金谷温泉・金泉館があるらしい。どちらの温泉も日本RV協会が販売している道の駅・旅案内全国地図に載っていた。このどちらかで入浴する予定をしていた。温泉の様子を見にアズサを降りる。海からの風を遮るものも無く、直接に受ける。立っていられないくらいだった。
海ほたる・展望デッキより
海ほたる
展望デッキより
海ほたる・(誰もいない)うみのうえグルメタウン
うみのうえ
グルメタウン
(誰もいない)
(悪天候の)東京湾アクアライン
悪天候の
東京湾アクアライン
 1階が土産物店で、浴場は2階。温泉も営業しているようだ。でもあまりに風が強い。風呂を上がってから駐車場のアズサまで戻ることを思ったら、入浴する気が失せてしまった。金泉館に向かうことにした。7分で到着。和風旅館の浴室を日帰り温泉として開放しているようだ。でも何故かこの日は営業していなかった。海辺の湯へ戻る気もしない。今日の入浴はあきらめて、道の駅・きょなんへ向かうことにした。途中のセブンイレブン・鋸南元名店に寄り夕食の惣菜(焼きそば、サラダ)を購入。
スーパーセンター・おどや・鋸南店
スーパーセンター
おどや・鋸南店
 17時50分に道の駅・きょなんに到着した。道の駅の隣には大きな食品スーパー(おどや・鋸南店)があった。惣菜は種類も多く値打ちなので、ここで調達すれば良かった。19時20分に車中夕食。当然にアルコールもいただく。
就寝22時20分。
 
□2011.03.01(火)□   【アクシデント】
 7時に起床。曇り。炊飯をして車中朝食。そして、おにぎりも用意する。周辺を散策。駐車場奥に町立中央公民館がある。その裏手へ回り込むと、そこは堤防になっている。東京湾の入口、浦賀水道だ。平日でも多くの釣り人が竿を振っていた。朝早くから周辺で、何か物音がしていた。釣り人たちが、クルマから降りて準備している音だったのだ。

 水産物直売所が店開きの仕度をしている。9時だ。隣の農産物直売所はすでに開店していた。菜の花を買った。
道の駅・きょなん
道の駅・きょなん
鋸山日本寺・案内図
鋸山日本寺・案内図
 鋸山日本寺の駐車場をナビに設定して9時33分に出発。鋸山日本寺の案内図によると、入口が5ケ所ある。その内の西口と東口の管理所の2ケ所には駐車場が用意されている。大仏口管理所にも駐車場のマークが書かれているがはっきりしない。

 西口管理所は鋸山登山自動車道を行くが有料。鋸山ロープウェイを利用する場合もここが入口だ。東口管理所は無料の鋸山観光自動車道を行く。私たちは当然に無料で行ける東口管理所から入ることにしている。

 9分で駐車場に到着した。無料の駐車場でもよく整備されている。昼食のおにぎりとお茶の入ったペットボトル、それにおやつのお菓子をデイバッグに詰め込んで出発。管理所で拝観料を支払う。引き換えに鋸山日本寺案内図をもらう。境内は広い。管理所の方に、境内をどのように回ったら良いか教えていただいた。案内図にフェルトペンで、行きのコースを赤で、帰りを黒に色分けして、分かりやすく書き込んでくれた。

 最初に大仏広場へ。日本一の大きさを誇る大仏様を拝観。御丈21・3m、総高31mと書かれていた。ここでアクシデント。妻が足を挫いてしまった。大仏様の前の賽銭箱と香炉の置かれているところは、石畳で少し高くなっていた。 脇見をしていて、そのことに気付かず足を踏み外して転んでしまったのだ。

 この後、百尺観音や山頂展望台の地獄のぞき、千五百羅漢などを、徒歩で2〜3時間かけて観光する予定だった。妻は行けると言うが、長い時間歩くことはとても無理。駐車場に戻ることにした。

 管理所から出るときに、少し心苦しい気がした。せっかく参拝コースを教えてもらったのに、すぐに帰って来るなんて。 

 短歌 by EMI
  日本一 大きな石仏 前にして 見とれて歩き 我ねんざする
鋸山日本寺・東口管理所の駐車場
鋸山日本寺
東口管理所の駐車場
鋸山日本寺・大仏広場
大仏広場
鋸山日本寺・大仏様にて
大仏様にて
鋸山日本寺・お願い地蔵尊
お願い地蔵尊
 アズサに戻ってから、念のため足首を包帯で固定することに。でも、伸びる包帯しか持ち合わせが無い。固定しないよりは良いかと思い、その包帯で固定した。

 道の駅・富楽里(ふらり)とみやまをナビに設定して10時50分に出発。22分で到着した。この道の駅は、館山自動車道のハイウェイオアシス富楽里に併設されている。

 転んでから少し時間が経って、足が痛みだしてきたようだ。整形外科か接骨院で、きちんと足首を固定した方が良いかもしれない。道の駅の案内所で場所を聞いてみよう。施設の1階は店舗。2階に上がる。ハイウエイバスのチケット売り場がインフォメーションコーナーになっていた。ここで接骨院を教えてもらう。路地に入ったところにあり、場所が分かりにくいようだ。ナビの電話番号検索で行くことにして、電話番号を調べてもらった。うまくヒットした。
道の駅・富楽里とみやま(ハイウェイオアシス富楽里)
富楽里とみやま
ハイウェイオアシス
富楽里
道の駅・富楽里とみやま・駐車場
道の駅
富楽里とみやま
駐車場
 早速に向かう。国道127号から細い道に入る。接骨院は左の案内看板。左へ行く道はさらに狭い。心配しながら入って行くと、広くはないが駐車場があった。11時50分に到着した。患者さんは誰もいなくて、午前の診療は終了しているようだ。事情を話して、診てもらうことが出来た。軽い捻挫とのこと。でも、固定に先ほどの伸びる包帯をそのまま使用した。えっ。いいのかな。少し、シンパイ。

 12時03分に道の駅・富楽里とみやまに戻った。足首の固定が気になる。いつもお世話になっている、自宅近くの接骨院の先生に妻が電話を入れた。やはり伸びる包帯は駄目。伸びない包帯か、テープを使って、しっかり固定しなさいとのことだった。後で薬局を探してみよう。まず2階のインフォメーションコーナーへ。お礼を言ってから1階の売店へ。痛みはあるけれど、歩くことはできそう。夕食用に玉子巻ご飯を購入。アズサに戻り車中昼食。その後に昼寝30分。
道の駅・とみうら枇杷倶楽部
とみうら枇杷倶楽部
 道の駅・とみうら枇杷倶楽部をナビに設定して13時46分に出発。国道127号に入り少し行くとドラッグストアーがあった。包帯の売り場へ。伸びる包帯ばかり。店員に確認する。伸びない包帯は置いていなかった。その後もドラッグストアーがあると寄ってみたが、伸びる包帯ばかりだった。

 道の駅・とみうら枇杷倶楽部には18分で到着した。ここは「道の駅グランプリ2000」で最優秀賞を獲得している。今までに最優秀賞を獲得したのは、この道の駅だけ。2000年に初めて道の駅グランプリが開催され、それ以降の開催が無いから。いつまでも、唯一無二の道の駅なのだ。

 駅舎は八角形の大屋根が特徴的。その大屋根の上に、さらに八角形の展望室の様な建物が乗っている。でもそこに上がる階段にはチェンが掛けられていた。上れない。残念。駅舎の周りには花壇が配置され、裏手には川が流れ、その向こうには菜の花畑が広がっていた。駅舎の隣には店舗が並んでいる。とみうらマート、北乃浜、お魚市場など。一番奥がお百姓市場。妻もなんとか歩けるようで良かった。お百姓市場で特産の枇杷を使ったスイーツをお土産に購入した。  
道の駅・とみうら枇杷倶楽部
とみうら枇杷倶楽部
道の駅・とみうら枇杷倶楽部より
とみうら枇杷倶楽部
より
 しおさい温泉・くろしおの湯をナビに設定して14時55分に出発。5分で到着。でも休みだった。昨日は風呂に入っていない。今日は何としても入りたい。

 今日の車中泊予定は道の駅・南房パラダイス。その先に安房自然村・不老山薬師温泉がある。不老と薬師の名前が良い。ここに行くことにした。ナビに設定して15時5分に出発。
 千葉県道302号を南下する。15時30分おどや・船形店に寄る。南房総のいたる所に、おどやが店舗展開しているので、食品調達に不自由をしなかった。夕食の惣菜を購入した。

 出発して少し行くと左手に大鳥居が見える。信号待ちで丁度その前に停止した。写真をパチリ。鶴谷八幡宮だ。奥にも大鳥居が見えたが、お社は確認できなかった。
鶴谷八幡宮・大鳥居
鶴谷八幡宮・大鳥居
 道は国道410号に移った。Y字路におどや・大神宮店。そのY字路に道の駅・南房パラダイスの標識。車中泊できそうか確認することになり右折した。Y字路からは3分くらい。16時8分に到着した。ここは動植物園に併設しているので駐車場が広い。肝心のトイレは? 駐車場奥にトイレハウスがあった。これなら車中泊できる。

 安心して温泉へ向かう。10分足らずで到着した。ホテル正翠荘の前の駐車場に停める。雨が降り出した。温泉の入口が分からない。差し当たりホテルのフロントへ。このフロントが受付だった。入浴料金を支払って、ホテルを出る。ホテルの前の道を行くこと約3分。
 洞窟の入口がある。洞窟の途中で靴を脱いで、さらに進む。風呂は洞窟の中にあるのかな。と思う頃に洞窟を抜けて温泉の入口になった。露天風呂もあるが、雨が降っているので断念した。薬師の名にふさわしい肌あたりの良いお湯だった。

 17時30分に南房パラダイスに戻る。雨はさらに強まった。夕食の準備。道の駅・きょなんで買った菜の花をお浸しにする。18時50分にアルコールをいただきながら車中夕食。雨の音がうるさい。耳栓をして就寝22時。真夜中に雨が上がったようだ。
 
道の駅・南房パラダイスにて
道の駅
南房パラダイスにて
□2011.03.02(水)□   【あ然として・・】
道の駅・南房パラダイス・動植物園
南房パラダイス
動植物園
 7時に起床。晴。風が強い。炊飯をして車中朝食。そして、おにぎりも用意する。妻の足の状態は、痛みと腫れが少しある程度で治まっている。足への負担の少ない、道の駅巡り観光だけにしよう。周辺をゆっくりと散策。

 動植物園は当然に有料だけれど、手前の土産物店などは、出入り自由だ。お土産のお菓子と植物売店で多肉植物を買った。外に出ると多くの園児が集まっていた。動植物園へ遠足に来たのだろうか。小さい子は行動が予測し辛いので、引率の先生も大変だろうな。 
道の駅・南房パラダイス・マーライオン
マーライオン
 道の駅・白浜野島崎をナビに設定して10時40分に出発。20分で到着。規模の小さな道の駅だ。周りは菜の花畑。収穫は8割くらい終わっている。今も農家の人が収穫作業をしていた。駅舎の中では、その菜の花や生花を販売していた。 道の駅・白浜野島崎
道の駅・白浜野島崎
野島埼灯台
野島埼灯台
 道の駅・ちくら潮風王国をナビに設定して11時20分に出発。国道410号を行く。5分で野島埼灯台に出た。寄ろうかとも思ったが、妻の足では歩いて登るのが大変。車窓から眺めるだけにしてそのまま通過した。
 道は房総フラワーラインと合流する。10分くらいで道の駅の看板があった。白間津花のパーキング・第3駐車場と書いてある。でも道の駅・旅案内全国地図には載っていない。後日に調べたら、ここは道の駅・ちくら潮風王国の一部で、花の時期の1月〜4月だけ開設しているらしい。

 道路の南側に花畑が広がって、多くの店が花摘みを営業していた。ここに来て初めて花摘みと言うレジャーがあることを知った。花を摘んでも、帰るまでに萎れてしまう。飾られないで萎れたら可哀そう。眺めるだけにしましょう。

 11時50分に出発。10分で道の駅・ちくら潮風王国に到着した。駐車場の前は広い芝生広場。その向こうは太平洋だ。
白間津花の花畑
白間津花の花畑
白間津花の花畑
道の駅・ちくら潮風王国
道の駅
ちくら潮風王国
 芝生広場の左にある商業施設に向かう。海産物の店や食堂などが入っている。隣に漁船のモニュメントが置かれていて、乗船することもできた。

 さらっと見て来ただけでアズサに戻った。車中昼食。昼寝を30分。周辺を今度はゆっくりと散策。強風は収まってやさしい風に変わっているので、曇空でも気持ちが良い。
 この近くに日帰り入浴ができる民宿がある。でも15時から。もう少し先の、日帰り入浴ができるホテル瀬戸浜を、ナビに設定して14時20分に出発。15分で到着した。でも何か変だ。アズサから降りて、窓越しにホテルの中を覗いてみた。人の気配がしない。長く休館している感じがする。ここでの入浴を諦めた。

 どこに行こうか、しばらく思案。道の駅近くの民宿に戻ることにした。来た道を戻るのは、どうも気分が良くないが仕方ない。温泉民宿・しあわせ荘に14時50分に到着。入浴できるか確認に行く。15時から利用できるとのこと。入浴の仕度をして15時に民宿へ。

 カウンターの男性に料金を払い、用意してあったスリッパに履き替た。すると、「それは宿泊のお客さんに用意したものだから、履かないで戻しておいて下さい」と言われてしまった。入浴だけの客にはスリッパを使わせないようだ。あ然として妻と顔を見合わせてしまった。もう少し言い方が有るだろうに。広くはない浴室でも、入浴を済ませばさっぱりはする。でも2度と来たくは無いね。

 道の駅・ローズマリー公園をナビに設定して15時50分に出発。10分くらい行くと、おどや・千倉店があった。夕食の惣菜を購入。道は千葉県道297号に移る。
 16時35分に道の駅・ローズマリー公園に到着した。県道から入ると、すぐ左にシンメトリックな配置が美しいローズマリーガーデン、右にトイレと駐車場がある。

 さらに奥へ進むと広い駐車場があった。横には店舗(ときめきプラザ)が並んでいる。道を隔てた反対側にトイレハウスがある。敷地が広いので全体が把握できない。公園の外周道路をアズサでゆっくりと走ってみた。駐車場は先ほどの2ケ所だけのようだ。奥の広い方の駐車場に停めて、横のときめきプラザへ向かう。農産物直売所でミニトマト、わさび菜、みかんなどを購入。駐車場で車中泊することを話すと、時々やんちゃな連中が、夜間に走りまわっていることが有ると教えてくれた。駐車場に戻って見ると、確かにタイヤ痕があった。まずいな。少し離れたトイレハウスの前の駐車場に移動した。

 しばらくしたら、車外がザワザワしている。見ると多くの人がトイレハウスに出入りしていた。こんな夕暮れ時に。外に出て確認すると、道路に観光バスが停車して、ぞろぞろと観光客が歩いていた。トイレのためだけに停車したようだった。
ローズマリーガーデン
ローズマリーガーデン
道の駅・ローズマリー公園
道の駅・ローズマリー公園・トイレハウス
ローズマリー公園
トイレハウス
 雨が降り始めた。今日は到着時間が早かったので、まだ18時。雨なので周辺散策はあきらめた。PCを開いて無線LANの接続を試みる。道の駅で初めて回線に接続できた。HPの雑記に、このくるま旅の記事を載せようと、早速に文章を書いた。でもエラーがでて更新できない。色々試したが駄目だった。残念。(この時の文章は帰宅した3月5日にアップした)

 19時に車中夕食。菜の花の天ぷらを肴にアルコールを少し。
22時に就寝。雨は上がっていた。
 
□2011.03.03(木)□   【花を楽しむ】

 短歌 by EMI
   道の駅 ローズマリーの みごとなり 花摘み見たよ 南房総
ローズマリーガーデン・ニューブレイス
ローズマリーガーデン
ニューブレイス
 7時に起床。晴。今日も風が強い。雨が上がると風が出るね。炊飯をして車中朝食。そして、おにぎりも用意する。9時に周辺をゆっくりと散策。ここにはシェイクスピアのテーマパーク(シェイクスピア・カントリー・パーク)が有ります。生家や晩年を過ごしたニューブレイスなどを再現しています。ニューブレイスの1階は英国雑貨などが置かれた土産物店。テーマパークへは、ここで入場料を払います。

 さほど興味の湧かない私たちは、ウインドショッピングだけで外に出ました。再現建物は外からも見えるしね。建物群を見ながら、ローズマリーガーデンへ向かう。この庭園の美しさは、チャペル風の建物(中は花屋さんです)から真っすぐに伸びた径を対象軸にした、シンメトリックな配置にあります。

 その径の先に、中世ヨーロッパの物見塔を模した展望所が用意されている。ここから眺める景色が最高でした。 
ローズマリーガーデン・風車
ローズマリーガーデン
風車
ローズマリーガーデンにて
ローズマリーガーデン
にて
ローズマリーガーデン・チャペル内の花屋にて
チャペル内の花屋にて
(展望所から見た)ローズマリーガーデン
ローズマリーガーデン
展望所より
ローズマリーガーデン・物見塔を模した展望所
物見塔を模した展望所
 道の駅・鴨川オーシャンパークをナビに設定して11時に出発。千葉県道297号から国道128号に入る。15分で到着した。一種変わった建物が目を引きます。コンクリートで出来た小山に、幾重もの水路が施されていて、水が流れ落ちていました。水が止まっていたら、トーチカ要塞の様です。

 中は3階建。1階が地場産品の販売所、2階はレストラン、3階は展望テラス。少し休憩してアズサに戻る。そうそう、ここには足湯も有りました。

 南房総の道の駅で、海岸沿いに有るのは、ここ鴨川オーシャンパークまで。後は、内陸に有る2ケ所を残すのみです。 
道の駅・鴨川オーシャンパーク
鴨川オーシャンパーク
道の駅・鴨川オーシャンパーク・足湯
鴨川オーシャンパーク
足湯
 まず、道の駅・三芳村 鄙の里(ひなのさと)をナビに設定して11時38分に出発。国道128号を戻る。千葉県道296号に入り、何故か最後は、千葉県道88号を南下して、12時11分に到着した。地図で見ると千葉県道88号を北上して到着するはずだった。反対方向から来たことになる。どうも途中から変だなーとは感じていた。あまり車が通らない、農道の様な道を案内されていた。でも到着できたので良しとしよう。

 昼時で、レストランがあるためか、多くの車が止まっていた。農産物直売所も盛況な様子。生椎茸、アイスプラント、かきあげ天ぷらを購入した。
道の駅・おおつの里・花倶楽部
道の駅
おおつの里・花倶楽部
 次は妻が行きたがっていた道の駅・おおつの里 花倶楽部。ナビに設定して12時40分に出発。17分で到着した。早速に車中昼食。そして昼寝30分。

 ここは国内最大級の全天候型の花摘み園を併設している。うれしいことに、入場無料。現在花摘みの出来る花は、金魚草、スターチス、カーネーション、ポピーと掲示してあった。

 妻はスケッチブックを開いて、花壇の脇に置いた折り畳み椅子に座り込んだ。私はカメラ片手に、温室内をあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。外にも足を延ばして周辺散策。充分に花を楽しんだ。 
道の駅・おおつの里・花倶楽部にて
花倶楽部にて
道の駅・おおつの里・花倶楽部にて
花倶楽部にて
道の駅・おおつの里・花倶楽部
おおつの里・花倶楽部
道の駅・おおつの里・花倶楽部・摘み取ったカーネーション
摘んだカーネーション
道の駅・おおつの里・花倶楽部・園内案内図
花倶楽部・園内案内図
 今日の車中泊予定の道の駅・きょなんをナビに設定して16時20分に出発。25分で道の駅・きょなんの隣のおどや・鋸南店に到着。弁当とタラの芽天ぷらなどを購入した。

 ばんやの湯へ向かう。道の駅から800mくらいしか離れてない。月曜日は風呂に入りそびれて、道の駅・きょなんに向かっていた時に、ばんやの湯の看板を見かけたけれど、何故かスルーしてしまった。その看板を、思い出したのだ。ばんやの湯は、高濃度の人工炭酸温泉だ。大浴場は人工炭酸温泉では、日本一の大きさとのこと。24時間営業している。ゆっくりと浸かっていると、細かい泡が体に付着する。確かにラムネの温泉だ。

 道の駅・きょなんに戻る前に、おどやに寄って、弁当を店の電子レンジで温めた。19時に車中夕食。南房総最終日の今日はちょっと豪華。かきあげとタラの芽天ぷら、サラダ(わさび菜、キャベツ、アイスプラント)に三色御飯(鮭、いくら、カニカマに玉子が散らしてある)だ。そして、やっぱりアルコール。就寝は22時。
 
□2011.03.04(金)□   【メロンパン】
 7時に起床。晴。今朝は炊飯をしない。残り物(予備食として持参した食品など)を片付けるため。車中朝食(レーズンパン、バナナ、春雨ヌードル、サラダ)。

 駐車場の隅に小さいドームテントが張られていた。横にバイクが置かれている。遅くに着いたのだろうか。全く気付かなかった。まだ起きて来ていない。

 海の方を見ると、富士山がくっきりと見えるではないか。南房総に入って最初に泊まった時には、曇っていて全く見えなかった。見えてと言うか、気付いてラッキーだった。

 木更津金田ICをナビに設定して9時14分に出発。国道127号を行く。ガソリンの残量が心配なので、東京湾フェリー乗り場近くのGSで15L給油した。
道の駅・きょなんに張られたドームテント
道の駅・きょなんに
張られたドームテント
道の駅・きょなんからの富士山
きょなんからの富士山
海ほたるPA
海ほたるPA
 木更津金田ICから東京湾アクアラインに入る。10時26分に海ほたるに到着。来る時は、雪混じりの強い雨に風の散々な天候で、早々に立ち去った。今日は良い天気なので、ゆっくりと観光だ。

 小腹がすいたのでメロンパンを食べた。この店は海老名SA・下り線の、メロンパンで有名なあの店の系列店だ。感想は、やっぱり上り線のメロンパンの方が私たちは好きだな。
海ほたる・展望デッキより
展望デッキより
海ほたる・幸せの鐘にて
幸せの鐘にて
海ほたる・(紙で出来た)海の上のお城
海の上のお城(紙)
海ほたる・展望デッキ
海ほたる・展望デッキ
 国道15号を行く。13時05分に新保土ヶ谷ICから保土ヶ谷バイパスに入る。横浜町田ICから東名高速道路へ。13時26分に海老名SAに到着した。スナックコーナーで昼食。お土産に、上り線のメロンパンが買いたい。サービスカウンターで、上り線側に歩いて行くことができるかを尋ねた。一般道に出て20分くらいとのこと。あきらめて、“ぽるとがる”のメロンパンを購入した。

 アズサに戻り、昼寝30分。ガソリン20Lを給油する。15時20分に出発。ETC休日特別割引の有効利用するため、刈谷PAで車中泊して、明日の土曜日に東海ICから出る予定だ。15時54分に足柄SAに到着。ここには無料で、名水が汲める蛇口が用意されている。30年以上前に富士山に降った雨や雪の伏流水らしい。その“足利の水”を空になったペットボトル5本に詰めた。

 16時15分に出発。17時30分に牧之原SAで休憩。道路情報電光掲示板が、岡崎ICの手前6キロからの渋滞情報を表示していた。刈谷PA到着が何時になるのか。予測が出来ない。到着後に炊飯する予定にしていた。到着後すぐに炊飯できる様に、ここで炊飯器に米と水を入れて、吸水させておくことにした。

 15分で出発。18時36分に新城PA。ここはファミリーマートが併設されている。惣菜を購入した。道路情報電光掲示板によると、渋滞は13キロに伸びていた。次の赤塚PAはまだ渋滞区間に入っていない。すぐに出発して、18時50分に赤塚PAに到着した。ここで渋滞解消を待つことに。人目に付き難い公園の隅で炊飯。車中夕食。今日は当然に休肝日。朝食用のおにぎりも用意する。車内でのんびり過ごし、渋滞の解消した20時55分に出発。燃料計がEを示した。30分で刈谷PAに到着した。さっそくガソリンを15L給油。就寝は23時。
 
□2011.03.05(土)□   【帰宅】
 7時に起床。晴。8時に車中朝食。9時5分に出発。9時15分に東海ICを下りる。ETC休日特別割引で1250円。この制度は本当に大助かりだ(った)。

 自宅到着9時23分。荷物を降ろし、今回のくるま旅を無事終了した。
観光出来なかった鋸山日本寺、いつかリベンジしたいな。
 
 
 
 
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